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ピアノ講師です。コロナでレッスンを休んでいましたが
こちらの地域は感染者ゼロが続いており 休業要請も緩和されたので、連休明けに レッスンを再開するつもりでした。 しかし、ある保護者から「将来、音楽の道に進むとか、コンクールに出る様な生徒さんだけ レッスンを再開すれば良いのでは? 趣味でやる生徒さんには、早すぎるのでは? 他に再開した教室が有るのですか?」・・・結構、強く言われました。 私は、生徒さんによって 再開時期を変えるのは、生徒さんを差別する事になるし、 趣味で弾けるようになりたいというのも、大切な目標だと思います。 皆様は どう思われますか?
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手塚治虫の晩年の名作と呼ばれる「アドルフに告ぐ」の、戦時中の日本でのこんな場面が出てきます。 ドイツ料理を出すレストランを経営する登場人物の元に国民服を着た地域の代表と婦人会の代表がやってきます。彼ら曰く、かような国家の非常事態に国民全員が耐乏生活をしているのに、料理店などという贅沢品を提供するとは何事か、といってくるのです。それに協力しないと非国民扱いです。 この話は創作ではありますが、手塚先生は戦争を経験している世代ですから、どこかで似たような話は見聞きしていたのでしょう。この話は創作でもあり、事実でもありますよね。 今回の自粛警察や質問者さんのエピソードを聞くにつれ、日本人というのはこういうときにそういう行動に出てしまう民族なのだな、と改めて思いますね。 「みんなが我慢しているのだから、お前も我慢しろ」といわれると逆らいづらいですよね。 コンクールに出るような生徒だけ、というのは今学校の再開が「まず受験生である3年生から」と論議されているからであまり深い考えはないと思います。だってさ、ちょっと考えれば、受験はCOVID19が流行ろうが流行るまいが中止するわけにはいかないから、受験生は授業はどこかでやらないといけないけれど、コンクールは今のところどこであれ再開の見込みは一切立っていないのだから、コンクールを目指す人が優先する意味はないですよね。 そうだなあ、私ならこういうかな。私は、レッスンを提供するのが仕事です。その仕事が再開できる準備をしています。でもレッスンを受けるか受けないかは、皆さんが決める権利があります。あなたはコンクールを目指しているから来てもいいけれど、あなたはコンクールを目指していないから来るな、というのは私はおかしいと思います。コンクールを目指していてもご不安なら無理に来ていただく必要はありませんし、コンクールを目指していなくてもレッスンを受けたいという方がいれば私はそれに応えたいと思っています。って。
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- GoGoTigers
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今さっきまで、合唱のレッスンをオンラインで受けていました。 声楽家の先生に習っているのですが、コロナ以降は合唱の場合、器楽などと違ってエアロゾル感染の可能性が高くなりますので、先生は二つの選択肢を提示されました。 1.個人レッスンを実地で受ける 2.オンラインでレッスンを受ける(こちらは個人でも集団でも) 結局、自分の所属する合唱団では2.を選択して、オンラインではアンサンブルは通信遅延の問題で難しいので、毎週パート練習をやっています。 ピアノの場合は、先生がお手本を弾いて生徒がそれを聴く、生徒が弾くのを先生が指導するというかたちなので、通信遅延は合唱の場合ほど問題にならないと思いますので、Zoomなどを用いたオンライン練習の選択肢も用意されてはいかがでしょうか。 実地でのレッスンを希望する生徒さんには、消毒・換気・マスク着用等感染対策に配慮することで、実地でのレッスンを再開されるようにして、まだ、実地でのレッスン再開を躊躇される生徒さんにはオンライン練習もできるようにしておかれると、どの生徒さんにも同じタイミングでレッスン再開の機会を提供することができます。 実地のレッスンはこわい、オンラインもいやという生徒さんはご自身がそういう選択をされるわけですから、放っておくしかないですね。ピアノを弾く目的が何であっても差別することなく、レッスンの機会を提供するだけ、と割り切って対応すればいいのではないでしょうか。 趣味で弾きたいだけでも、早くレッスンを再開してほしいと願っている人はいるでしょう。ピアニストを目指していてもコロナがこわいから、しばらくはレッスンに行きたくない人もいるでしょう。その保護者の方の言い分は論理的でないと思います。「コロナを心配されるなら、お越しにならなくていいですよ、オンラインでの練習もご用意できますので、いかがですか。」と言ってあげればいいでしょう。
お礼
詳しいご回答、とても勉強になりました。 感謝いたします!
- toro71
- ベストアンサー率70% (50/71)
このような状況下でなければ、再開時期を変えることは生徒さんを 差別することにつながりますが、今回の場合は差別に値しないと 思います。むしろ、色々なケースに対応した方が親御さんとしても 安心する気がします。 将来、音楽の道に進む、コンクールに出るレベルでも「我が子は 完全に収束するまで休ませたい」という希望があるなら欠席扱い にする。趣味レベルでも「我が子を通わせたい」という希望が 出たなら衛生面(使用前後の鍵盤の除菌等)を徹底して出席に するので良いのではないかと思います。 また、遠隔なら行ってみたいというご家庭があれば、オンライン を活用してサポートするのも良いでしょう。 レッスン代は実際通われている子しか徴収しにくいと思いますが 休業要請の緩和も地域差があるように、レッスンを受ける受けない も差があって良いと思いますね。
お礼
「むしろ、色々なケースに対応した方が親御さんとしても安心する気がします。」 そうですね。今は、特別な時なので 柔軟に対応するべきですね。有難うございました!
- unnoun
- ベストアンサー率16% (409/2496)
差別的でどうも良いとは思いません。そんなことを言うご家庭のこどもは、延期にして他のこどもは手洗いとアルコール消毒でピアノを触る前にスプレーさせてマスクをしておけばいいと思いますが、学校が始まったら、こどもからこどもにうつるのが危険ですが、自粛勧告地域なら、レッスン後は30分換気してすぐには、入れずに時間をクフウサレタラいかがですか?。コンクールや音大に出た所で何なのと思いますが。
お礼
「レッスン後は30分換気してすぐには、入れずに時間をクフウサレタラいかがですか」 そうですね。参考になりました。有難うございました!
お手紙・・・という言葉に(強く)ひかれ・・・ 僕にも回答させてください、よろしくお願いします。 ひとしく、その能力に応ずる や 誠実にひたむきに なんて言葉をこのご質問を読んで思い出しました。 @生徒さんを差別する事になる いえ、僕はならないと思います。 ひとしく、その能力に応ずる なんだから 1日からくる生徒、10日からくる生徒、来月からくる生徒 いろいろですけど みんなにひとしく その能力に応ずる接し方があると思うのです。 すべての教え子さんに同一の・・・でなくて 個人差に応じるレッスン なんだから。差別にはならない、と思いました。
お礼
「能力に応ずる接し方」・・・そうですね。各生徒さんの能力に合わせた指導は、勿論 大切だと思うのですが、才能が それ程でなくても ピアノが好きで レッスンを受けたい生徒さんもみえます。又、才能も有り好きだけれども 今は コロナへの恐怖心の方が勝ってレッスンを受けたくない生徒さんもみえるかもしれません。 結局、生徒さん、保護者の方の「今の気持ち、希望」を優先したいと思います。 ご回答、有難うございました!
- maiko04
- ベストアンサー率17% (345/1956)
できるだけ「距離」を取らなければなりません。 生徒さんがピアノに座り、横にべったりついて指導するなら 「距離」は保てませんね。 39県についてもそれなりの手洗いや消毒、距離を保つなどは 継続されていますから、「前と同じ」では存続できません。
お礼
ご回答を有難うございます。 ピアノが2台、有るので 何とか工夫したいと思います。
- Dr_Hyper
- ベストアンサー率41% (2483/6032)
日本人の性格として、明確な基準を。というのが良いことだと思っている人が多いです。政府はいろいろな問題があるから、数字で示すのは危険だと思っても、知事たちが自分たちのことだけ考えて数字を出せば称賛され、そうでなければ無能だと言われている状況です。 そう考えれば、小学校が再開されましたので。といったものがあると良いかもしれませんし、あなたの生徒はあなたと直接コンタクトをとって、再開時期も適宜調節できるなら、希望者から再開を始めようと思います。と能力ではなく「希望」を優先するというので良いと思います。 このモンスターもどきの母親は自分は行かせたくないのに、こいと言われるのが嫌なだけでしょう?なので、希望者がいるか?とまずアンケートをとって、具体的な対策は希望者のみで相談すればいいこと。希望しない人には再開しました。と話せば良いことだと思います。 それでも、それを自粛を破って悪だと言う人もいるとは思いますので、そこは十分お気をつけください。 熱を測る、消毒をする、手洗いうがいの徹底や、できる範囲で距離を取るなど 意味がないことに見えてもジェスチャーをしておくことが、結果的にあなたを守ることになると思いますよ。
お礼
「能力ではなく「希望」を優先する」そうですね。これが一番ですね。 「母親は自分は行かせたくないのに」そうなんです。母親の仕事がコロナでお休みなので経済的な理由が大きい様な気がします。 コロナ禍 人間関係にも大小、色々な問題をもたらしているのでしょうね。 とにかく早く収束してほしいものです。 勉強になりました。詳しいご回答を有難うございました!
お礼
「私は、レッスンを提供するのが仕事です。その仕事が再開できる準備をしています。でもレッスンを受けるか受けないかは、皆さんが決める権利があります」・・・そうですね。私が仕事を続けるので有れば、生徒さんを ほったらかしにせず、レッスンする機会を設ける義務が有ると思います。でも レッスンを受けるかどうかは 生徒さんと保護者にお任せしたいと思います。 詳しいご回答、感謝いたします!