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走れメロスのシーンについて
メロスがセリヌンティウスを助けるために 城に向かう途中に山賊が現れるんですが その山賊は王様が仕向けた刺客なのでしょうか? それとも偶然だったのでしょうか?
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- marukajiri
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もしも山賊が王様が差し向けたものなら、確実にメロスの息の根を止められるだけの王様の配下のそれなりに腕の立つ者たちを向かわせるはずです。それに、メロスの命を奪うのなら、棍棒などよりも短剣などの殺傷能力の高い武器を使用するのではないでしょうか? 文章を読む限り、この山賊たちはあまりにも弱く、簡単にやられすぎているのです。王様が差し向けたと考えるには無理があり過ぎると思います。そもそもこの山賊たちは、刺客になるだけの力を持っていないのですから、こんなヘボ野郎たちが王様と繋がっていたという考えは滑稽でしかありません。よって、この山賊たちは自分たち独自の考えでメロスを襲って返り討ちにあったのだと思います。 「走れメロス」は、さまざまな苦難や心中の葛藤を乗り越えて、最終的に友人との約束を果たすことがテーマになっています。山賊もその試練の一つに過ぎないのです。
- tzd78886
- ベストアンサー率15% (2590/17104)
作中に何も触れられていませんので何とでも解釈が可能ですが、41年前の中学の国語の授業では教師から疑心暗鬼になったメロスの思い込みだと教えられました。
お礼
ありがとうございます
https://www.aozora.gr.jp/cards/000035/files/1567_14913.html > 「私にはいのちの他には何も無い。その、たった一つの命も、これから王にくれてやるのだ。」 > 「その、いのちが欲しいのだ。」 > 「さては、王の命令で、ここで私を待ち伏せしていたのだな。」 > 山賊たちは、ものも言わず一斉に棍棒こんぼうを振り挙げた。 山賊なら命ではなく金品を求めるはずだと作中で明らかにされているのですから、王が自説を宣伝するために仕向けた刺客だったことになります。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B5%B0%E3%82%8C%E3%83%A1%E3%83%AD%E3%82%B9#%E5%89%B5%E4%BD%9C%E3%81%AE%E7%99%BA%E7%AB%AF
お礼
ありがとうございました
- ponyo7
- ベストアンサー率18% (134/724)
王はあれだけ人間の心を疑っていたのですから、刺客を派遣するということは、もしかしたら戻ってくるかもしれないと、逆に人の心を信じることになるので刺客はないのではないでしょうか?後の王の改心度からみても山賊の出現は偶然だったと思います。
お礼
ありがとうございます
- 31192525
- ベストアンサー率19% (705/3542)
azuki-7さん、こんにちは。 伏線もなく登場し、のちに語られもしませんので、たぶん 『偶然』 というのが自然かも。 でもね、いろんな読み方ができるのも映像を伴わない小説の良さ。 >王様が仕向けた刺客 これも面白いかも。
お礼
ありがとうございました
お礼
的確な考察だと思います