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今、走れメロスを国語の授業で勉強しているんですが、
今、走れメロスを国語の授業で勉強しているんですが、 疑問に思ったことが二つあります。 ?なぜ王は人を信じられなくなったのか。 ?一番最後になぜ王はメロスとセリヌンティウスの仲間にしてくれと頼んだのか。 皆さんの考えを聞かせて欲しいです><よろしくお願いします。
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ご質問の答えは文章の中にははっきりと書かれていません。だからこその質問なのでしょうけれども。私もはっきりとした答えを持つものではありません。しかし、若干気がつくところもあります。 ディオニスは2年前までは善政をしいていた。 この2年間で多くの人を殺しているが、その始まりの人々は老爺の言葉の中に明らかです。 ならば、あの殺された人々の中にディオニスの心変わりの原因が読み取れるのではないか。ディオニスはなぜ、あの順で殺すにいたったのか。 ふと、日本の戦国時代、織田信長・伊達政宗が自国を統一するにあたり、弟を殺さなければならなかったことなども想像したものです。まあ、かなり状況はディオニスとは違っているとは思いますが。 だから、ディオニスの中にはメロスたちの仲間になるべき資質はあった。むしろそちらの方が強かったのではないでしょぅか。 メロスとの会話の中で、人を信じたいということも語っていたと記憶しています。 小説なのですから、読者個々が私にはこのようにも読める、という楽しみ方があってよいと思います。 読書の喜びの一つとして、文章を信頼するところから始めるという方法もあります。あくまで、一つの方法としてで、唯一の方法ではありませんが。
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- wanekoz
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太宰治の作風はグダグダズルズルの雰囲気ドラマです。 リアルに深く考えたら穴だらけであり、 そういう雰囲気が好きな読者が感動するというだけですよ。 人気作家のひとつのタイプです。 大衆がよろこべばなんでもいいんだから。 シェークスピアや手塚治虫や藤山寛美もこのタイプです。 走れメロスを深くつっこんだら、 馬に乗ってもよいし、格闘でメロスが複数の専門家より強いのはおかしいし、 理由も説明せずに結婚式を早めろといっても通用するわけないのです。