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「空気を読む」は英語に訳せる?

高校の国語の先生が「空気を読む」は日本独特の概念で英語に訳せないと言っていました。英語の先生は「空気を読む」は「read the atmosphere」だと言っていました。どちらの主張が正しいですか。

みんなの回答

  • Nebusoku3
  • ベストアンサー率38% (1465/3824)
回答No.9

空気を読むは read between the lines 行間(つまり空気)を読むにあたるようです。atmosphereやair は空気そのもので、使われないことも無いとは思いますが、一般的では無いのかもしれません。 参考:忖度から導いたものです。末尾の方に「空気を読む」の例もあります。 https://press.share-wis.com/sontaku-in-english

回答No.8

英語ネイティブレベルの者です。 米国に20年住んでいました。 また、米国で働いていました。 今は外資系企業で中間管理職をしています。 その経験からすると、「空気を読む」は訳すのは難しい。 「空気を読む」の定義は「その場の雰囲気を察すること、 暗黙のうちに要求されていることを把握して履行すること」 です。 しいていうと、ビジネスであれば、全て明記されているわけでは ないので、 You need to understand unspoken (unwritten) rules っていいますかね。。。 あるいは自分の上司の、「暗黙のうちに要求されているだろう項目」を 予め予測するために、 You should understand your boss's habits and mind. っていいますね。 これは、会社で地位が上がれば上がるほど重要なスキルになります。 いちいち、口頭で指示をしなくてもわかるだろ?ってことですね。 もちろん「会社の廊下でクソをするな」とか、 「会社の窓から飛び降りるな」とかは、会社の規定には 書いてありません。したがって、 その程度は「空気を読む」ようにも見えますが、 実際には「大人なんだから、そのくらいわかるだろ」 (unwritten rules)ってことです。 じゃあ、「空気を読む」の訳がなぜ難しいのか? なぜ空気を読まないのか?ってことですが。。。 単純にアメリカと日本の比較ですが、 アメリカはlow-context cultures 日本は、high-context culturesと言われています。 前者の場合は、なるべくはっきりと明白に口頭でコミュニケーションします。 また、直接的な表現を使わないと、コミュニケーションが成立しません。 後者の場合は、暗示的表現を使い間接的な表現をします。 コミュニケーション上で言いたいことは、 どういう内容を話しているかに依存します。 また、人間関係をとても重要視するのもこのculturesの特徴ですね。 まあだから、日本では人間関係で疲れて、 うつ病になる人が多いのかもしれません。 アメリカで働いた時も、アメリカ人、インド、中国、フランス、 イタリア、カナダ、その他の人たちと仕事をしていましたが、 例えば会議をする場合には、ともかく意見を出し合うしかない。 相手の感情がどうだとか、そういうことではなく、 自分が正しいと思うことを言うことになっている。 同じくアメリカで、会社でもし仮にダメなものがあるなら、 それを説明しなくてはいけない。 特に管理職なら、部下の質問にたいしてもきちんと説明する 責任がある。 日本語でいうと、「それを言っちゃあおしまいよ」というのは 全くない。 つまり、そもそも文化的に「空気を読む」というのがないので、 それを訳す適当な言葉がない。 今の外資系企業でも同じです。なぜダメなのかを 質問する文化も徹底しているし、相手の感情がどうだではなく、 「それをするのが正しいのかどうか」で議論される。 だから、「空気を読む」というのがそもそもないですね。。。 それでも、確かEQ(emotional quotient)だったと思いますが、 要は「口からでる表現だけではなく、相手の感情にもっと気づいて あげて、コミュニケーションをはかる」 というのもあります。あるいは、Empathyですね。 このへんのアプローチは、口から出た言葉とかではなくて もっと心の内面を見ることになります。

  • SPS700
  • ベストアンサー率46% (15297/33016)
回答No.7

 場面とか前や後ろの文脈なしに「空気を読む」だけちょん切って言えば、どちらの先生も同じ程度に外れ、同じ程度に合っています。  話の流れで「お前ちったあ空気読めよ」なら Why can't you take a hint? とか、Do I have to spell it out? 「お前いちいち言われなきゃ分かんねえのか」とも、  似たような、何らかの理由で口には出さないが、暗黙の了解がある場合は、英語の世界でも、国語の先生がお考えよりは、多いと思います。

回答No.6

英語の先生が正しく、普通にread the atmosphereは、耳にしますね。「空気を読め」の意味です。 ただ、日本ほど「言わなくても、察しろ!」(=言わなくても周りが分かってくれる/分かったフリして誤解する&誤解を解くのに苦労する)の文化ではなく、どちらかと言うとコミュニケーションをキチンととって理解しましょうという文化なので、日本語の「空気を読め」には100%該当はしません。 なので、国語の先生も、英語の先生も正しい事になりますね。

  • koncha108
  • ベストアンサー率49% (1313/2666)
回答No.5

"read the air"で調べると、結構英語のフォーラムでの議論にヒットします。全部日本語の「空気を読む」は英語ではどう訳されるかについて。たくさんあるので、いちいち上げませんが、それらを流し読みすると、 ・英語には、ぴったり当てはまる言葉は無い。 ・だけど、日本語の「空気を読む」の様な概念はある。 つまり、その時の状況に応じて違う言い方をするけれど、「空気を読む」の意味するところは理解できる。と言うことだと思います。そうすると、 > 高校の国語の先生が「空気を読む」は日本独特の概念で英語に訳せないと言っていました。 訳せない、と言うのは正しいけれど、日本独特の概念、とまで言って良いかは微妙。 > 英語の先生は「空気を読む」は「read the atmosphere」だと言っていました。 これが英語で一般に使われる言葉かと言うと間違いだけど、英語圏の人に日本には「空気を読む」と言う言葉があるんだよ、と言う説明の中で使うのだったらOK。ただそれだったらストレートに「read the air」の方が良いと思います。 つまりどちらの主張も、正しくもあるけれど正確ではない、と言うことかと。 でちょっと考えてみたのですが、まず readを使うのはおかしくないです。例えば、人の胸中を察する、心を読むことを、read one's mind と言います。 じゃあ空気なんですが、atmosphereも悪くないと思いますが、moodの方が近いかなと思います。sentiment of the people here なんて言うのも使える場合があると思います。subtext, contextなどが使える場合もあると思います。 ただ万能な訳はなさそうで、自分が日本人として話しているのであれば、"read the air" と言ってから、簡単にその説明をした方が良いのではないかと思います。関連の書き込みがたくさんヒットするのも、「空気を読む」と言うのが外国人にもある意味わかりやすく興味深い概念だからではないでしょうか。

  • Dr_Hyper
  • ベストアンサー率41% (2483/6032)
回答No.4

どっちもどっちかな。 外国人に空気読めよ。と言って意味は理解するけどなんで読むんだ。ってなるから,言葉で意志を正確に伝えることを重要視する国語の先生はそんな概念は無いと言ったのだと思う。少し前に話題になった忖度だって訳せないというけど,本当の意味で理解してもらう為には,そのためのバックグラウンドの説明が大変で記事にできないという意味。頭が良い外国人ならニュアンスは理解できるけど文面にするのは難しい。 実際,トランプを指示するようなアメリカ人に空気読めよ。と言っても通じないけど,英語が話せる他の国の人ならば,日本人の言いたいことは理解してくれることは多々ある。 それが本当の語学なのか?といわれると怪しいけど,コミュニケーションとしては本物で,英語の先生は英語を通じて多くの人と意思疎通をするということに重点を置いているので,行間を読むみたいな意味で空気を読むと言う表現をつくりだしたのだと思います。

  • Nebusoku3
  • ベストアンサー率38% (1465/3824)
回答No.3

少し違うかもしれませんが、 make sense 辺りが近いのでは。 make sense? といった場合、「言っていることが分かる?」 みたいな意味合いで、「空気を読む」とはかけ離れていますが、そのおかれた状態はよく似ています。  この場合 make sense は、声に出して言うので、その点では全く異なりますね。 会話でよく使われる言葉です。

  • mink6137
  • ベストアンサー率23% (595/2500)
回答No.2

空気を読む…の「読む」は感じ取るとか察知するという意味ですから 「feel the atmosphere」が適切ではないでしょうか。

回答No.1

  「空気を読む」は「read the atmosphere」 直訳したらこうなりますが、英語圏の人は意味を理解できない。 read the atmosphereと言われたら「大気を読む」つまり「気象分析」と思う出でしょう。  

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