>でも、意訳は大学入試とか、いわば受験英語としては使えるものなのでしょうか?
>たとえばpixisさんの回答の文でいいますと、
>Could you adjust the temprature ob my room?を
>日本語訳しなさいという問題で、「温度をあげてもらっていいですか?」
>という訳で正解となるのでしょうか?
追加質問を頂戴しましたのでお答えします。
確かに入試などで単文で出題された場合には
逆に直訳(少しは意訳もあり)のほうがいいでしょう。
というのは、
could you ~?の使い方、adjustやtemprature の単語の意味
を問われているわけです。
単文出題の場合は熟語や慣用句、単語力を問うているわけですから
できるだけ原文に即して訳したほうが良いに決まってます。
試験官の意図を汲んでの訳となります。
しかし、長文の中でこの一節がありそれを訳せと問われた場合
試験官は全体をどれだけ把握しているかを問うているわけですから
逆に意訳しないと点数は低くなります。
明らかに寒いということがわかる文があれば
直訳気味より思い切って意訳しても、いや、するほうが入試としては得点高いはずです。
なぜなら、その長文を理解したうえでなければその訳は出てこないからです。
例えば長文がこの文の前に
彼は背を丸め震えながら部屋から出てきた。
という文があった場合、
「部屋の温度を調節していただけませんか?」
と訳すのと
「寒いんですけど部屋の温度なんとかなりませんか?」
「部屋を暖かくしてもらえませんか?」
など、訳した場合では
後者のほうが長文を良く理解していると判断されるでしょう。
当然、「部屋の温度を調節していただけませんか?」
が完璧にわかっているから意訳ができるわけですから
英語のセンスとしては一枚上ですよね。
また英語独特の表現てあるでしょ?
サルは話せない。
The monkey is lacking in ability of speech.であって、
The Monkey can't speak.ではありません。
決して後者はネイティブは使いませんし使用方法としてもまちがいです。
入試でこう書いたらXです。
逆に上記の文が入試で出た場合
「猿は話す能力が欠けている。」
と訳すより
「猿は話せない。」
のほうが芯食ってるじゃないですか。
すべての単語がわかっているから訳せるわけです。
またネイティブも「猿は話せない」を言おうとしてるんです。
だって、「猿は話せない」を英訳しろ、といえば上の文でなければXなのですから。
このように、意訳直訳は試験の場合は使い分けることが必要です。
これは入試技術です。
貴殿のご質問は「うまく意訳できない、どうしたら良い?」というご質問でしたので
それなら内容さえ合っていれば単語をそのまま使うことはしなくても良く
かなり意訳しても問題ありませんよ。単語を使おうとするから
ギクシャクしてしまうんですよ。ということを言いたかったのです。
>あと、評論とか、ちょっと場面表現から少し離れた訳にはコツがありますか?
上記の質問の意味がちょっとわかりません。
もう少し噛み砕いて説明願えますか?
たとえばどういう状況なのか、例を出してもらうと助かります。
補足
ご回答ありがとうございます。 でも、意訳は大学入試とか、いわば受験英語としては使えるものなのでしょうか? たとえばpixisさんの回答の文でいいますと、 Could you adjust the temprature ob my room?を日本語訳しなさいという問題で、「温度をあげてもらっていいですか?」という訳で正解となるのでしょうか? あと、評論とか、ちょっと場面表現から少し離れた訳にはコツがありますか?