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ワインの熟成と発酵は違うそうですが、瓶詰めワインの
ワインの熟成と発酵は違うそうですが、瓶詰めワインの熟成って中でなにか化学変化が本当に起こっているのですか?気分の問題ですか?
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小学校の時、「燃焼とは、全体が急激に酸化することである」「錆びるとは、表面的なゆったりした酸化のことである」「なので、酸化という点では燃焼も錆も同じ」というようなことを習った覚えがあります。 発酵と熟成も似たようなもので、 発酵とは、有酸素状況で、酵母や細菌などの微生物が有機物を敏速に分解してアルコールや炭酸ガスなどを発生する現象、ですね。 これに対して「熟成」は、無酸素状況かそれに近い状況下(瓶詰めワインなど)で、酵母や細菌などの微生物が有機物を(腐敗などせず)ゆったり分解して特有の香味を発する現象、と解釈しています。 合わせて、熟成すれば、その期間に物(ワインなど)の中にあったごくごく細かい粒子なども沈殿し、ワインを純化させる(濁りがなくなる)という働きをさせることもできます。 新潟には、雪室を作って日本酒を低温熟成させて、売り出すメーカーがあります。「熟成って何?」と私が思った理由です。ただ、私は完全な下戸なので、自分の舌で熟成した酒としていない酒の違いを試すことはできていません。
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ありがとう