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障がい者枠で働く人、又はご存じの方に伺いたいのです
- 障がい者枠で働く人、又はご存じの方に伺いたいです。自分は強迫障害で、以前は普通枠の事務職で働いていましたが、リーマンショックで失業し、障害枠のパートで小売業に就職しました。
- しかし、この職場では障害者に対する先入観があり、中学生扱いされたり、侮辱されることもあります。相談窓口はありますが、こじれることを恐れて我慢しています。
- 留学経験もあり大学も卒業しているので、現状にカルチャーショックを受けています。他の障がい者枠で働く人の情報も知りたいです。
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2度目のコメントになってしまいますが、申し訳ありません。 やや長文となりますが、お読みいただけますと幸いです。 障害者雇用での「働く現場での悩みと解決のヒント」に関しては、以下のサイトをごらんになっていただくと良いかもしれません。 NHKのハートネットという、福祉情報総合番組のサイトです。 ・ https://www.nhk.or.jp/heart-net/article/226/ ・ https://www.nhk.or.jp/heart-net/article/#23 今回のことも含めて何らかの働きにくさが生じているときには、あなたの障害の特性などから来る制約と、職場の環境や同僚の人たちの性格・年齢層などとの間に、ミスマッチがあるのが原因になっている場合が多々あります。 要は、その職場であなたを受け入れる態勢が取られていないわけですね。 障害者雇用は、そのミスマッチを最小限にとどめることを前提とした雇用です。 ですから、就業態勢の整備のためにお互いが十分に話し合い、偏見や差別のない環境が用意されることが大事です。 そういった意味では、上司や相談窓口(職場にコンプライアンス部門・法務部門などがあれば、そういう部門への相談でも可)へ相談してみるべきです。 ただ、現実には、上司や同僚が障害者のサポートだけに特化した仕事をしていることはきわめて稀で、日々の業務に忙殺されるがあまり、対応が後手後手に回ることが決して少なくありません。 極端な場合には、雇われた障害者が完全に「お客様扱い」となり、まともな業務さえ与えられないことすらあります(いわゆる「ヒマでヒマでしかたがない、といった状態」)。 障害者雇用促進法そのものは、法定障害者雇用率をクリアさせることが主な目的ですから、実際に雇用した障害者に対する実践的なサポートは後回しになりがちです。 なぜなら、極端に言えば、企業としては、法定雇用率がクリアできてさえいれば問題ないのですから。 クリアできていないときには、ある種のペナルティに当たる納付金を国に納める必要が生じるのですが、クリアさえできていれば問題なく、それどころか、各種の調整金や助成金を企業が受け取ることもできるんですよ。 その他、障害者差別解消法というものがあり、企業は、差別の解消と合理的配慮の促進を図らなければならないことになっています。就業の場でももちろんそうです。 ただし、国や地方公共団体(都道府県や市区町村のこと)とは異なり、企業に関しては、あくまでも「努力義務」です。 ですから、職場で差別的なことがあったとしても、現実には、「その差別の解消が図れるような合理的配慮などが採られることが望ましい」といった程度でしかないのが現実です。 以上のように、障害者雇用での働きやすさは、その職場がいかに真摯に取り組む姿勢を見せているか、ということによって大きく左右されます。 ですから、今回の件については、その職場特有の実態だと考えたほうが良いかもしれません。 また、あなたには合っていない、という職場なのかもしれませんね。 障害者雇用に関しては、障害者向けの人材紹介に特化した人材紹介会社等のほうが、ハローワーク等の公的機関よりもよりノウハウを持っていたり、トラブル等についても熟知している、ということが少なくありません。 以下のような会社等が定評があります。 また、「障害者雇用 人材紹介会社」というキーワードで Google 検索 してみても、たくさん見つかるはずです(その会社によって、得意・不得意な分野があります。)。 ◯ ゼネラルパートナーズ(アットジーピー) https://www.atgp.jp/ ◯ サーナ https://www.agent-sana.com/ ・ https://www.web-sana.com/ 「せっかく入社したのだから」「人間関係をこじらせたくない」というお気持ちはよくわかります。 相談してみたところで変わらない、といったケースが少なくはないのが現実ですから、なおさら躊躇してしまう面もあるでしょう。 ただ、前回申し上げたように、障害者雇用の現場のすべてがそのような劣悪な環境だ、ということは決してあり得ず、十分なマッチング(双方が納得した上で、充実した就業環境が築かれること)がなされれば、精神面でも身体面でも、充実した長期就業が可能です。 ですから、ほかの方も言及なさっていますが、あえて「再転職」といった方法を選んでみることも良いかと思います。 さらに、もし可能であれば、障害者雇用に特化した、一般企業の「特例子会社」(社員の大半が障害者である一般企業)への就職も視野に入れてみて下さい。
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- bambcoal
- ベストアンサー率60% (3/5)
あまりお役に立つ答えではないとは思いますが、職場によるということになってしまうと思います。 わたしが以前働いていた職場では、業務は単純作業が多かったものの、その方の適性で判断して業務をお願いしていました。(数字の分析業務や経理事務など) 障害者の方を対象とした転職サービスもあるようですので、今の職場がお辛いようなら、そういったサービスを使って転職を検討してみるのも手かもしれません。
補足
ご回答ありがとうございます。自分も何回か転職の経験はありますが、さすがに下着の事を聞かれるのはここが初めてで、カルチャーショックを受けました。この職場の「常識」では驚く内容でないのかも知れませんが・・。
- Kurikuri Maroon(@Kurikuri-Maroon)
- ベストアンサー率80% (304/377)
たいへん残念なことに、職種によっては、こういったことも少なくないのが事実だったりしますよ。 ただ単に「障害者」というだけで、人格を否定されてしまったのではないか、と感じるような場面も少なくはないと思います。 特に、単純作業の繰り返しが多い職種(小売業だと、品出しや商品陳列、レジ、あるいはピッキング[商品選別]などのバックヤード[主に倉庫内作業]など)に目立つ傾向があります。 これは、正直なところ、複雑な人間関係や技術・資格・知識などをあまり必要とはしない職種だからで、言い方はたいへん失礼にはなるのですが、障害者か否かに関係なく、人間的な質が低い方々がどうしても集まって来やすいのです。 言い方を変えれば、経理事務などの高等知識を必要とはしない仕事だから‥‥といったことでもあって、要するに、求められるレベルが低い分だけ、大した人も集まっては来ないわけですね。これが現実です。 ただ、勘違いはしていただきたくないのですが、障害者枠で働くような職場の全部がそのような所だ、ということは決してありません。 障害者枠というのは、そもそもが障害者雇用促進法上の特別な採用枠(各種障害者手帳の交付を受けている人を対象とした枠)に過ぎず、障害者であるがゆえの勤務時間・日数や待遇・賃金面での格差は大きいものの、社員として求められる役割は一般社員と何ら変わりはないはずのものです。 実際、IT系や事務代行系(社会保険手続や労務管理の代行業)の職場では、正社員に混じって、正社員と遜色ない業務をこなしている方が多々おられます。 ですから、結局は、職種と言いますか、業務内容に左右される面が大きいのではなかろうかと思います。就職した所次第なのだ、ということかもしれません。 たとえ障害者枠であっても、責任ある仕事を任せてもらえる会社は多々ありますので、ご自分の特性に合わせた所を探し直してみる、ということも1つの方法になろうかと思います。 障害者としての就労は、有期雇用など身分的にも不安定なことも多いのですが、長期に亘って継続的に就労できれば、労働契約法上、無期転換も十分可能です。雇い止めになることがなくなるのです。 そういったことも踏まえて、できるだけ、自分が働きやすい・居やすい・人間的におだやかな人が多い‥‥といった職場で働き続けられるのがベストだと思われます。 ハローワークなどを通じて、さまざまな角度から、広く情報収集なさってみると良いでしょう。
補足
分かりやすい解説をありがとうございます。
- nihonsumire
- ベストアンサー率26% (843/3157)
障がい枠で働くということは、あなたの苦手なこと、働きづらさのことに、会社もその従業員も十分な配慮をすることが前提の就労の仕方です。従って、会社の上司や相談口に相談すべきです。あなたも何が苦手で、どんなことが働きづらさになるのかをお話しするべきです。 会社の上司などに相談し、コミュニケーションも大事です。下記のNHKのURLも参考にしてください。
補足
詳しいご説明有難うございます、非常に参考になります。