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食事の適量と食べ過ぎ時の消費し切れない栄養
- 食べ過ぎると血糖値が上がり過ぎたり、上がらないようにインシュリンを多く出さなければいけなかったり、消費しきれない栄養は肝臓にため込むので脂肪肝になったり、いろいろ弊害があると思います。
- 炭水化物は脱水結合して脂質として肝臓にたまるので、脂肪分の食べ過ぎと同じことと思いいますが、それ以外の食べ過ぎも肝臓にたまって脂肪肝のような(脂肪肝とは別の)悪いことがあるのでしょうか?
- 一般に食事をすると小1時間で血糖値が上昇し、その後2時間くらいで下がります。それは消化され、血液中を流れ、肝臓に納まったことを意味します。つまりこの3時間で消費(代謝)する量しか食べなければ、肝臓に送り込むこともないし、脂肪肝にはならないという事になります。
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1 肝臓だけではなく、とりすぎた糖質や脂質、タンパク質は脂肪という形で貯められることとなります。ですからここでもたまに「特に運動していませんけどプロテインをとっています」って人がいるのですが、筋肉の増強に使われなかった(過剰分の)タンパク質は脂肪になるのです。 人類の歴史は400万年とか600万年とかいろいろいわれますが、つい100年くらい前までは、どこの地域でも「飢餓」こそが怖ろしくかつ身近な危険でした。今でも貧困国や貧困層では今そこにある危機ですよね。なので、ヒトの体は何はともあれちょいと多めに入ってきたカロリーはなんとか体に貯めこもうとするシステムがあるのです。 野菜類などに含まれるビタミンやミネラルですが、ビタミンは脂溶性と水溶性に分類されます。水溶性のビタミンは血液の中に取り込まれて、やがて使われなかった分は腎臓でろ過されてオシッコとして排出されます。ビタミンCを沢山とった後のオシッコの黄色味が強いのはそういうことです。 脂溶性のビタミンは水に溶けないので体に貯めこまれることになります。そうなると摂取過剰になったときに害が生じることがありますね。ただ一般的にはサプリメントのような形で摂取しない限りは健康を害するほどの過剰摂取になることはないです。 2 その人にとって必要以上のカロリー(&栄養素)をとった状態が「食べ過ぎ」でしょうね。一般的な成人女性の1日あたりの必要なカロリーは約1800キロカロリー程度といわれます。そうなると大盛カツ丼を食べた程度で一食あたりで食べ過ぎになってしまいますが、同じ女性でもアーティスティック(シンクロナイズド)スイミングの選手は1日あたり1万キロカロリーも食べるといいます。練習が厳しいので、それだけ食べないと痩せてしまうそうですよ。 3 腹もちがいいものを沢山食べたのでしょうね。胃で消化するのにそれだけ時間がかかったから、お昼を過ぎても空腹感を感じなかったのでしょう。脂や卵なんかは消化するのに時間がかかりますね。 もしお粥ばっかり食べていたら、満腹まで食べてもお昼になったらお腹がすいたと思いますよ。私もたまに旅行に行くときはちょっとテンションが上がって朝ご飯をガッツリ食べますね。
お礼
大変わかりやすいご回答ありがとうございます。先日の出張で朝ご飯をがっつり食べてしまったので、特に3番目を気にしていたのですが、つまり腹持ちの良いものが多かったという事ですね。 あまり脂っこいものばかりでも持たれるのでいいことないですが、当日はそんな事もなかったので、まあ良しとしましょう。消化の良い炭水化物ばかり食べ過ぎると血液中にぶどう糖の大量爆弾をぶち込むようなもので、それは健康によくなさそうです。