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日本語の前と後ろの意味がなぜ逆になるのか?
この前 過去 後悔 過去 後ろをみるな前を見て進め 前は未来の事 英文法等でも、述語動詞の時制よりも前の時制 過去の事 前だったり後ろだったり、日本語の前後の意味と過去と未来の意味がなぜ こんなに真逆になるのが多いのでしょうかどういう仕組なのでしょうか?
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- daredeshoo
- ベストアンサー率50% (89/176)
これは、(すべて、とは主張しませんが)多くの言語にある現象で、英語でも、before を考えてみればお分かりになると思います。 基本的には、 ・ 時間系列 ・ 空間関係 は別ですね。 一般的には、 空間で「目の前」にあるのが、時間で「後(あと)」、 空間で「後(うしろ)」にあるのが、時間で「前(まえ)」「先(さき)」 です。 ですから、「ご飯を食べた後(あと)」と言えば、 「ご飯を食べた」ことが「先(さき)」に起こります。
- kaitara1
- ベストアンサー率12% (1154/9143)
本当に面白いことだと思います。先の太政大臣藤原の何某などは過去を意味していますね。しかし先行きなどは未来でしょうし。同じように前などと言う言葉も過去も意味すれば未来も意味することがありますね。手前などと言う言葉は自分に近い方だから過去に対応するか、しかし前方注意は未来に相当するかなどと考えていると本当にわからなくなります。
お礼
ありがとうございます。
- kaitara1
- ベストアンサー率12% (1154/9143)
先というのも前と後ろの意味がありますね。先にやるというのはそのあとに前があるような感じがします。さっきなどと言う言葉は完全に過去のことですね。
お礼
さっきは先なんですか? ありがとうございます
- OK1723TRD
- ベストアンサー率38% (18/47)
話者の視線がどちらを向くかで決まるためです。■
お礼
ありがとうございます
- Nakay702
- ベストアンサー率79% (10007/12518)
以下のとおりお答えします。 >前だったり後ろだったり、日本語の前後の意味と過去と未来の意味がなぜ >こんなに真逆になるのが多いのでしょうかどういう仕組なのでしょうか? ⇒なるほど、面白いことに着眼なさいましたね。 2つの、相反するような基準があります。 ☆1つの出来事を基点として、それより早い時点を前、遅い時点を後と呼ぶ(A基準)。 =「この前」、「述語動詞の時制よりも前の時制」。 ほかにも、例えば、「前もってお礼申しあげます」、「それは後の祭りだ」など。 ☆時系列の中で未来方向を向いて立つ人の視点から見て、その人のいる時点にとって過去を後、未来を前と呼ぶ(B基準)。 =「後悔(先に立たず)」、「後ろをみるな前を見て進め」。 ほかにも、例えば、「前途洋々」、「後塵を拝する」など。 というわけで、おっしゃるように、「前後」という語の使い方が真逆になる二重基準 (double standard) があって、ある時はA基準に即して発話したり、またある時はB基準に即して話したり、さらには、時にそれをごっちゃにしたりすることから来る混乱、ということだと考えます。
お礼
ありがとうございます 困りました
- g27anato
- ベストアンサー率29% (1166/3945)
良いところに気が付きましたね。 「前」を「さき」と読むことがあります。 「前」と「先」は同じ意味で使われる場合も多いです。
お礼
ありがとうございます たしかに
- g27anato
- ベストアンサー率29% (1166/3945)
英語については知識が少なく難しいので、 日本語だけ解説します。 日本語には、 ・時間の流れを「順序」として俯瞰する客観表現と、 ・時間軸を主体の「進行方向」に喩える主観表現とがあります。 客観表現では ・先に起きた事柄が(順序として)「前」になります。 ・これから起こる事柄が(順序として)「後」になります。 …過去⇒順序として先に起きた事柄を指すので、「この前」「以前」等となります。 主観表現では ・未来を(主体が)これから進む方向つまり「前」方に喩え、 ・過去は(主体が)通り過ぎた「後」方に喩えます。 …過去⇒過ぎてしまった事柄を指すので、「後悔」「後の祭」等となります。 物事の流れ、時間軸の捉え方によって、 矛盾した相反する表現となります。
お礼
ありがとうございます 先に起きたという、先という言葉も この先と言えば未来、先に生まれたと言えば過去ですね。先行詞は後ろの事
お礼
ありがとうございます。