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次の文はなぜ非文なのか、格の観点から説明する

a、*コナンは元太がたこ焼きを無理やり食べさせた。 b、コナンは元太にたこ焼きを無理やり食べさせた。 ヒントとしては「食べさせる」=「食べ」+「させる」 言語学の問題です、よくわかりませんので、よろしくお願いします。

みんなの回答

  • SPS700
  • ベストアンサー率46% (15297/33016)
回答No.4

 #1でです。補足です。非文の定義をするのを忘れていました。御免なさい。  「ネイティブの言わない文」が僕の非文の定義です。  例えば副助詞「は」があれば格助詞「が」、と格助詞「を」は、「かならず」削除される、という決まりがあります。ですからこの決まりを適用していない  *元太がはたこ焼きを無理やり食べさせた。  *元太はたこ焼きをは無理やり食べさせた。  はいずれも非文です。  イナンとコナンの両方に? という質問に、ネイティブは  コナンには元太がたこ焼きを無理やり食べさせた。  コナンは元太がたこ焼きを無理やり食べさせた。  と言えるので、副助詞「は」は、格助詞と「が」、「を」と共存できない。という決まりは「が」、「を」以外の格助詞には、義務的に適用されないことがわかります。  言語学には生成文法、規範文法、記述文法など多種あり、人名を冠した山田文法、橋本文法、時枝文法など百花繚乱なので、お好きなのを選べばいいと思います。  

  • Nakay702
  • ベストアンサー率79% (10007/12518)
回答No.3

以下のとおりお答えします。 書き換え文の提示をもって「なぜ非文なのか」の説明に代えさせていただきます。 >a、*コナンは元太がたこ焼きを無理やり食べさせた。 ⇒「文意があいまい」という意味で非文(的)と言えるでしょうね。少なくとも、「非文的な印象」は免れない、と思います。次のいずれかに変えれば非文(的な印象)を改善できます。 a'、「コナンは元太にたこ焼きを無理やり食べさせた。」 「に」は、格助詞(帰着点)を表す。(b' の文と同じです。) a"、「コナンには元太がたこ焼きを無理やり食べさせた。」 「には」は、格助詞(使役)+係助詞を表す。助詞を2つ付けます。 「コナンには、…」と読点を入れるともっといいかもしれません。 a"'、「コナンは元太にたこ焼きを無理やり食べさせられた。」 「に」は、格助詞(受身)で、「させられ」は、助動詞「させる」(使役)の連用形+助動詞「られる」(受身)の連用形を表す。なお、「に」の代わりに、「から」を使うこともできますね。

回答No.2

コナンは [元太 たこ焼き 無理やり食べ]させる ガ格はTenseまたは時制が付与する。 しかし、連用形「食べ」には時制がない。 そのため、ガ格は付与できず、「元太」には格がないことになってしまう。 (ちなみに、ヲ格は他動詞が付与するものなので、連用形「食べ」でも付与できる。そのため、「たこ焼きを」が可能である) しかし、使役の(助)動詞は補文の主語に格を与えることができる。 「元太」が主節に移動すると考えてもよいし、その位置にいたまま、節の境界を越えて付与されると考えてもよい。 また「させる」はヲ格もニ格も付与できる。 コナンは [元太を 公園で 遊ば]せる コナンは [元太に 公園で 遊ば]せる 一般にニ格は許可を表し、ヲ格は強制を表す。 しかし、日本語には二重ヲ格制約があり、「XをYを」というように、ヲ格を連続して使うことができない。 そのため、 ×コナンは [元太を たこ焼きを 無理やり食べ]させる とは言えない。 そのため、ニ格を付与して、 コナンは [元太に たこ焼きを 無理やり食べ]させる という文ができあがる。

  • SPS700
  • ベストアンサー率46% (15297/33016)
回答No.1

1。 ヒントとしては「食べさせる」=「食べ」+「させる」言語学の問題です、よくわかりませんので、  「次の文はなぜ非文なのか、格の観点から説明する 」とありますが、非文ではありません。   2。「は」は下記のように、格助詞ではなく副助詞です。  https://prowriters.jp/grammar/postpositional_particle  http://www.nkc.u-tokyo.ac.jp/study_info/study_info01_04_j.html  従って、「に」などの格助詞と一緒に使えますから、    コナンには元太がたこ焼きを無理やり食べさせた。は可能な文で  コナンは元太がたこ焼きを無理やり食べさせた。はその略として見れば、非文ではありません。

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