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音楽のジャンルを
みなさんどのように定義していますか? また次のような発言 「今回の新曲B'zぽくない。」とか「沖縄民謡みたい。」と発言できる根拠はどこにあるのでしょうか? できればこのような「工学と音楽」を絡めた研究をされているかたのサイトがあれば教えてください。 お願いします。
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論点があちこちに飛んでて、何がしたいのかだんだん分からなくなってる気がするのですが。 "音楽のジャンルを確率分布により分類できるか?" ということでしょうか? ■質問について みなさんはどのように定義してますか? となっていますので、一般大衆が対象と考えられると思います。一般大衆がどう捕らえるかということであれば、パターンの認識という意味では脳の認知に行き着くと思います。 学術的にどう分類するかというのはまた違った観点だと思います。また何を分類するかということもあると思います。形式を分類するのか(ソナタ形式とか)、時代的なもの(バロック、ロマン派とか)または作曲者らしさから作曲者を特定するのかなど。 JAZZならJAZZのジャンル分けがあります。 http://www.nao-studio.com/whatsjazz/page03.htm 最近の音楽では、ユーロビート、アシッド、HIP-HOP、ジャングル‥ http://www2.ocn.ne.jp/~r-wave/genres/genre_all.htm 音楽のジャンルってけっこうあいまいなものだと思っているのですがいかがでしょう?ロックだけどJAZZっぽいとか、JAZZだけどラテンぽいとか 歌謡曲のジャンルは歌謡曲ですか?POPSとジャンル分けする人もいますよ。中森明菜はPOPSや歌謡曲ですが、松岡直也が作曲した曲はラテンですよ。 ■#1のコメントについて #3で書いてますが、"~ぽい"は必ずしも専門家が判断していないということです。各人が勝手に分類しても良いと思います。 では各人がどの様に分類してるかということで、認知の分野が適切ではないか、と書いたまでです。 "音の羅列である"というのは、そのように思います。 >それもその音の羅列がある規則(音の協力)にマッチしたときに「いい曲」、「(通常人類が定義している)音楽」になるのではないかなぁと思います。 何を"いい曲"とみなすかは人によって違うと思います。 そのあと、なぜ"音の協力"の話になるのかが分からないのですが、クラッシクで不協和音として敬遠されるパターンがJAZZに使われる点や、音痴が歌った歌も音楽であることを考えると"音の協力"はよく分からないのですが? サンラオーケストラというバンドがあります。昔Mt.FUJIでの演奏だと思いますが、どう見てもみんなが好き勝手に不協和音を鳴らしているとしか思えない演奏がありました。最後のキメはありますが、途中は特に明確なリズムも無かったように思えます。でもこれも音楽だと思います。 ジャンルはフリージャズになるのでしょうか。 ■ピアノの調律 今のピアノは普通は平均率で合わせます。 http://www5a.biglobe.ne.jp/~chivita/profile.htm 昔は色々あったみたいですが。 ■#5のコメント 売れ線の研究は、たまにテレビでやってます。 最近見たのは、1/F揺らぎがあるとか。 秋元康がなぜヒットメーカーなのかはよくコラムなどが載ってるかと思います。(音楽というより歌詞ですが)
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- musikayo
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現在、音響学と音楽心理学を研究しています。 >「今回の新曲B'zぽくない。」とか「沖縄民謡みた >い。」と発言できる根拠はどこにあるのでしょう >か? 機械的に振り分ける根拠というものはありません。 ポピュラー音楽論の専門家が分析すれば、今回の新曲はB'zっぽくないという根拠としては、前回まではバラードだったのが、新曲がポップ調であれば違う印象になる。それまではB'z=バラード曲でイメージが固まっていたものがそれに当てはまらない。つまり、今回の新曲B'zっぽくないになるのでは?まあ、定義しているのが人間ですから、無意識のうちに固定されたイメージというのが付属します。 沖縄民謡みたいという根拠は、沖縄音階(これは定義されて教科書にも載っている)に当てはまる音階が多かったから、しかし、古来からある土着の沖縄の民謡ではないし、所々沖縄音階にはない音階も入っているから、純粋な「沖縄民謡」とは言えない。だから沖縄民謡「みたい」と発言するのでは? ちなみに、民族音楽のジャンル分けについては、民族分布、民族の歴史的背景、使用されている楽器(そのルーツがどこにあるが)、宗教的背景、音階など各方面から分析し、フィールドワークを行いジャンル分けします。その中には選択肢の中に当てはまらないものもあります。(一時的なもの(迫害など)もありますし、まあ動物でいう突然変異的なものもあります) 10の項目があり、8から9当てはまれば、その民族音楽と定義されます。しかし、その線引きについては、専門家の間でも諸説あります。 >音楽をされている方には >音楽を聴いてなぜ人は楽しんだりできるのかとか、 >ほとんどの人が名曲という曲はなぜそう言えるの >か、 >人によって音楽の好き嫌いがあるのはなぜなのか? >を解明できていないのでしょうか? きっぱり言います。解明できていません。(現在解明中ともいいましょうか) ほとんどの人が名曲という曲はなぜそういえるのか?とのことに関しても、歴史的背景のある曲が、その歴史の中をくぐり抜けてくれば名曲になるのかもしれません。その時代の有名人が気に入ったから名曲で、それが紙に書かれて残っているから名曲と呼ばれるものもしばしばあるでしょう。 人によって音楽の好き嫌いがあるのはなぜなのか? 人といっても、宗教や民族、年代が違えば嗜好が違います。 この辺りの解明を厳格にするには医学や心理学との結びつきが必要です。けれど、結びついたところで一気に進展するわけではありません。 人の頭を開頭して、片っ端から実験するわけにはいかないので… 現在の音響学、音楽心理学の実験(例えば絶対音感の解明についても)では、被験者に対し、刺激を与え、どう反応するかを被験者の回答からしか判断することしか出来ません。 データの確率が高い方を取るだけで、身体的にどのような反応が出ているかは、最高で、体温変化や脳波などでしか見ることはできません。(脳波を取っているときに、被験者が別のことを考えていても、そのデータが間違っているかどうかは判断できないのです) 名曲の判断、民族音楽の分布については、美学的(理想的、哲学的)判断が多かったと言えるでしょう。 音楽の世界では、まだまだ、臨床は入ってきていないし、臨床VS美学の対立は激しいです。 まあ、音楽自体が、感情の産物であるので、仕方がないのかもしれませんが…
補足
音楽は「感情の産物」ではなく「感情に結びつくモノ」でしかないのではないでしょうか?以前はなした「励起する」作用しかないような気がします。それが心落ち着かせたり、かなしんだり、元気になるような気にさせるのです。「アロマテラピー」と類似の作用があるのかもしれません。 またあらわに「音」には「感情」がないと思われます。これは「音楽心理学」の分野ではないのでしょうか? 確かな話ではないでしょうが、「人間の感情」は「ある程度の変化を心地よく思う」らしいです。一番にいい例だと、「バラエティー番組」と「放送受信信号画面(よく夜中に流れているカラフルだけど単一な画面)」をどちらがいいかはわかることだと思います。 こういうことを音楽心理学でやっているのでしょうか? 最後の臨床のデータは問題ないと思います。すべての人がそのようにしない限り信頼のできる値に収束する事が統計の範囲(大数の法則)で保証されています。
- palmmy
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f040231mさんの研究テーマと研究結果に興味があるのでまた書かせていただきます。 論点があちこちに飛んでて、と書きましたが下記の問題提起があると思います。 ●人は音楽ジャンルをどの様に定義しているか 音楽ジャンルはどの様に出来たか 人は音楽をどのようなメカニズムで音楽ジャンルに当てはめるか ●人はどの様に、"~ぽい音楽"と認識するのか 人はどの様に過去に聴いた音楽と比較するのか ●音楽とは何か いい音楽とは何か 不協和音は音楽か(音痴の歌は音楽か) ●音楽を聴いてなぜ人は楽しんだりできるのか ほとんどの人が名曲という曲はなぜそう言えるのか 人によって音楽の好き嫌いがあるのはなぜか ●売れ線の曲調とはなにか 音楽ジャンルに関してですが、個人的にはどうでもいいと思っています。"○○のXXっていい曲だよね"で良いと思います。そもそもジャンル分けって、"人間は未知のものがあると不安で、何らかの既存の枠にはめたがる"性質からきているのでは?と思っています。 各個人の音楽ジャンル分けをプログラムのSelect Case文やIf文に例えたらどうでしょう。 AさんはCaseの項目が10個かもしれません。Bさんは100個かもしれません。もちろん判定条件も人によって違うでしょう。 Aさんは"○Xっぽくない?" Bさんは"いやこれは△◇の方が近いよ" ということがあると思います。 Ifで判定するCさんは"○Xの影響を受けた△◇だよ"といかもしれません。 私の場合、嫌いではないのですがよく分からない分野があります。"ヘビメタ"、"ハードロック"、"スラッシュメタル"などです。 http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=100274 http://homepage1.nifty.com/koseki2SA/heavyword_HRHM.html そもそもジャンル分けって、誰かが勝手に分類して名前をつけたもの、という側面もあると思います。ということは、その分類を確率分布であらわすことに意味があるのかな?とも思います。 といいつつ、f040231mさんの研究結果により、midiファイルを読み込んで、ジャンル判定するプログラムが出来たら面白いなとも思います。 またmidiファイルを読んで、JAZZとかバッハとかのパラメータを与え、アレンジが変えれるプログラムとか。
補足
●人は音楽ジャンルをどのように「判断(区別)」しているか 音楽ジャンルはどの様に出来たか 人は音楽をどのようなメカニズムで音楽ジャンルに当てはめるか ●人はどの様に、"~ぽい音楽"と認識するのか 人はどの様に過去に聴いた音楽と比較するのか ●音楽とは何か いい音楽とは何か 不協和音は音楽か(音痴の歌は音楽か) ●音楽を聴いてなぜ人は楽しんだりできるのか ほとんどの人が名曲という曲はなぜそう言えるのか 人によって音楽の好き嫌いがあるのはなぜか ●売れ線の曲調とはなにか この疑問に加えて、おもしろい現象を紹介します。 1,「カクテルパーティー問題」 騒がしいパーティー会場で「自分の名前を呼ばれると聞き取れる現象」 2,「体育館おしゃべり現象」 静かな体育館に全校生徒が集まっています。ひとり二人がしゃべっていると聞き取れるがある人数以上がしゃべり出すと、「ザワザワ」になってしまってなにをしゃべっているのかわからなくなる現象 3,「無個性合唱団現象」 声質の違うもの同士があつまって合唱をすると、どんな合唱団(ほかの合唱団)を聞いても「同じような声に聞こえる」のはなぜでしょう。 これらはまだまだ解明されていないことだと思われます。ただ「音楽」というよりも「音」や「耳」にまつわる現象ですけど、、、、、 また 近いうちには返答できないかもしれません。 シンポジウムや大学の合宿で忙しくなるので、、、 http://www.rmmfa2004.org/ (シンポジウム) 9月12日以降からまた返信させてもらいます。どうぞみなさまのご意見、お考えを教えてください。 では、
No.6のlutowinnですが、補足です。 >1は人間の聴覚と音声(音楽ではなくて)認識等の解説があるのですが、なぜ音楽なのかの説明が不十分です とありますがこの疑問の解決の鍵は、次になされた質問、 >音楽とは何なのでしょうか にあると思います。 音楽とは何か、という根本的な問題は、「音楽美学」のジャンルの研究です。 一般的な音楽学者の多くの見解は、「音楽とは音で構成される芸術」です。 有名な本で19世紀半ば頃に、ハンスリックという研究者が「音楽美学」という本を書きました。この本では、とりわけ第3章が有名で、その中でハンスリックは「音楽の内容は鳴り響きつつ動く形式である」と発言し、分かりやすく言えば、「音楽は音響によって構成されるものである」と言っている文章です。 「音楽の中に感情は存在せず、音は音」ということも言っています。 初めて勉強される方は、音楽の中に感情が存在しないなんてそんなはずはないとか、音楽が単なる音響の合成によるものだとは思えない、という感情を持ちます。しかし、実際に、音楽を深く追究してみると、「音楽は音」だということが次第に分かってきます。音楽は音であって、私たちが音楽に、明るいとか、悲しいとか、訴えかけるとか、そういう感情を感じるのは、そこで鳴り響いている音を、私たちが「悲しげ」「訴えかける」と感じるだけであって、音そのものは感情を含有しているのではなく、音は音です。 音楽は音響の合成によって構成される芸術です。その音響に何を感じるかは、聴衆の経験によって、変わってくるでしょう。ベートーヴェンの「運命」を激しい感情で溢れていると感じる人もいれば、激しいようでいてどこかに隠された優しさがある、と感じる人もいます。それは、音楽にあらかじめ感情があるのではなく、音楽が音響の合成だから、それをどう感じるかが人によって異なるためです。
補足
私も音楽は「音の合成」でしかなく「音には感情はない」と思います。 外で歌っていた時期に気づいたこととして、「声のブレス量を多くして歌うと全体的に柔らかく聞こえるようになる」ということです。いやな客や歌いたくないときにそう言う気持ちがあっても「ブレス量」でお客が勘違いしたところがあり、聞き手がどう受信するかによって「悲しんだり、うれしがったりする」と思います。 多くの歌唱力のある歌手は、その聞き手が「感情を励起させる」ことのできるテクニックを持っているのだと思います。 私たちはいい風に「だまされている」のです。 勝手な見解ですが、音楽は「人類が受信しやすいように振動数を合成した音の協力現象」だと思っています。 そこのところどうおもわれますか?
こんにちわ。lutowinnです。 私はこの分野の専門家ではありませんが、音楽を研究する者として、分かる範囲内で、ご質問にお答えしましょう。 「今回の新曲B'zぽくない」とか「沖縄民謡みたい」と発言されるその根拠ですが、これは音楽学の分野では美学に関する分野で、言い回しは違いますが、「日本的」だとか「モーツァルト的」だとか、いわゆる「~的」とはどういうことなのか、何を持って「~的」と判断するのか、また「~的」の「的」が持つあいまいさとは何であるか、という問題です。 「B'zぽくない」「沖縄民謡みたい」という言葉は、単に「今までのB'zとは何か少し違った感じがする」という意味です。自分が今まで聞いてきたB'z、言い換えれば、それは自分が今まで経験してきたB'zの音楽聴とは異なるもの同じB'zに感じたために、「B'zぽくない」と判断したのではないでしょうか。 「沖縄民謡みたい」の方ですが、これも単に「今まで自分が聞いたことがある沖縄民謡の節に何か少し似ている」と感じたために、「沖縄っぽいね」ということを言うのだと思います。一般の聴衆の判断には、そこに学問的な根拠があるわけではなく、ただ何となく知っている沖縄の民謡に雰囲気に似ていただけのことです。専門的には、沖縄の民謡には、沖縄にしか存在しない琉球音階があるかないか、沖縄に特徴的な音楽の語法が、分析した際に確認できるか否かで判断するため、「沖縄民謡らしい」というあいまいな判断は存在しません。しかし、私たちが聴衆として音楽を聴く際に、その判断基準となるものは、「それまでのその人の経験」が作用します。B'zの音楽を一度も聴いたことがなかった人が初めてB'zの音楽を聴いても、「B'zぽくない」と感じることはありません。今、聴いたものがB'zなのだと感じるでしょう。しかし、その人が次にB'zを聴いたときに、この前、聴いたB'zとは何か雰囲気が異なる音楽だった場合に、「B'zぽくないね」となるわけです。 私たちは音楽の良い悪い、好き嫌いを、それまでの自分の「経験」によって判断します。「経験」とは「慣れ」であり、「慣れ」は次第にその人の「好み」に変わっていきます。これは音楽を学ぶものにとっては、認識する必要がある大切なことです。これをただしく理解すれば、「私はモーツァルトしかいいとは思わない」とか、「ドビュッシーは嫌い」とかにはならず、「モーツァルトもドビュッシーもシェーンベルクも、みんなそれぞれ素晴らしい音楽だね」となっていきます。 モーツァルトの愛好家がいるとしましょう。そのモーツァルトの愛好家は、音楽の視野が狭く、普段、バッハ、ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンの4人だけを主に聴いていて、それがその人の「経験」となって「慣れ」となり、「好み」になったとします。 そんな人が、ある時、それらとは全く異なる雰囲気の音楽、例えばストラビンスキーを聴いたとしても、その人のストラヴィンスキーの判断基準は、「バッハ、ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンを聴いた耳での判断基準」です。そのため、ストラヴィンスキーのような音楽は、その人の今までの音楽経験になかったため、「こんなものはおもしろくない。私の好みではない」ということになります。 もし、その人が、それでもストラヴィンスキーを聴き続け、何度も繰り返し聴き、それがその人の「経験」となったときは、その「経験」は「慣れ」となり、「好み」となり、その人の音楽の世界が、さらに広がって深まっていきます。 音楽で「反復」の要素が大きく作用します。「反復」は聴くものに「安定感」を与え落ち着かせます。 難しい問題とする解答が多かったようですが、音楽を専門的に学んでいけば、誰もが疑問に思うことで、それは「音楽美学」のジャンルになります。 この「B'zぽくない」「沖縄民謡みたい」の根拠を考えることは、「工学と音楽」の問題とは異なるものだと思いますが、いかかでしょうか。 「工学と音楽」に関しては、私はその専門家ではありませんが、「音楽認知学」や「音楽心理学」の分野に該当します。そして、それは音楽と全く関係がないものではなくて、それも音楽の研究の一つに組み入れられているものです。音楽には様々な研究のジャンルがあり、「音楽精神学」というものもあります。シューマンの音楽を、シューマンの精神病などを土台とおいた、医学的な観点から研究する学者もいます(シューマンの精神病はどの程度、作曲に影響したのか、など)。 下に、ボブ・スナイダーという音楽学者が著した「音楽と記憶 認知心理学と情報理論からのアプローチ」という本をご紹介しておきます。f040231さんの興味の分野と一致するものだと思ったのですが、もし、ご興味があれば、一度、読んでみて下さい。
補足
「的」という語感に曖昧さが残るというものと曲の雰囲気の近さを考慮して今現在私が考えているモノとして、 仮定として、「音楽を生成する確率分布」があるのはないかなぁと考えられます。その分布を指定するパラメータが存在し、そのパラメータの「近さ遠さ」によって「今度の新曲B'zぽい、ぽくない」と判断しているのではないでしょうか?それを人類は先天的に判断できる機構(機能)を備えているのではないなぁと考えられます。 だから「沖縄民謡」の分布族があり、それの近傍だからの発言「島唄っぽい」になるような気がします。ここで需要な要素が「音階」だったり、「リズム」だったり、する事はいうまでもありません。 詳しくはつぎはぎの知識なので断言できませんが、 確率モデルの推定は「赤池情報量規準(AIC)」、人類を模写するための「ニューロンコンピュータ」と音楽を構築する「音楽理論」とからいえないだろうかと考えています。 またこれも情報理論の分野なのですが、「Kullback Leibler情報量」というものがあり、それはどういうものかというと、「ある基準分布からはかって、それとは違う分布に対して、これは価値のある分布とか価値のない分布と判断する尺度(正確な表現だと類似度を測定する)」で「情報量」に関連しているものがあります。これを上の例に適応すると、「バッハ、ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンを聴いた耳での判断基準」の分布を持っている人から聞くと、明らかに違う分布にいる「ストラビンスキー」は「類似でないからいい曲ではない」ということになるのでしょう。 また人間には「学習」というものがあり、それが「慣れ」につながるのではないでしょうか?だから「有線でよくかかる曲がいい曲であると錯覚する」のではないでしょうか?明らかに「いい曲」と「売れている曲」は同値ではないとおもいます。 それと参考の本図書館に行ったらあったので、今から少し目を通してみます。 では、次にほうで、
- ponkiejp
- ベストアンサー率25% (86/344)
これは難し過ぎる問題です。 そもそも音楽を聴いてなぜ人は楽しんだりできるのかとか、ほとんどの人が名曲という曲はなぜそう言えるのか、人によって音楽の好き嫌いがあるのはなぜなのか? この辺がまだ解明されていない現時点で『「今回の新曲B'zぽくない。」とか「沖縄民謡みたい。」と発言できる根拠はどこにあるのでしょうか?』という疑問はさらに高次の疑問だと思うからです。 「工学と音楽」という言い方をされていますが、音楽を聴いて、それについて上記のようなコメントをしているのが人間でる以上、「心理学」面でも当然研究されるべき課題です。 是非、その辺を踏まえた上で、別のサイトでお調べになった方がよいのではと思います。
補足
音楽をされている方には 音楽を聴いてなぜ人は楽しんだりできるのかとか、 ほとんどの人が名曲という曲はなぜそう言えるのか、 人によって音楽の好き嫌いがあるのはなぜなのか? を解明できていないのでしょうか? よく聞く「売れ線の曲調」というぐらいだからもう解明できている(大まかにでも)と思ったのですが、どうなんでしょうか? ネタとしては「心理学の研究ネタ」でもいいと思いますが、そうすると音楽をする人はなにを研究すればいいのでしょうか?みんな「人任せ状態」ではないと思うのですが、、、、 どうなのでしょうか?
- ef15
- ベストアンサー率24% (13/53)
質問者様は、物理系そして「工学と音楽」を絡めたサイト、これは第一級の大変難しい質問ですね。視点を変えて時間の有る時に少しずつ音楽の勉強をされたら如何でしょう?今更何を!と仰らないで下さい、本屋で楽典を買えと言うつもりは有りません、中学生の音楽の参考書を買うのです今まで見逃していた事が随分わかります、そしてピアノが有ればベストですが小さなシンセサイザーなら金額的にも負担が少ないですからオーケーではと思います。理系の方が音楽を、文系の方がオーデオアンプ作りにのめり込む事例は良く見かけますよね、そして出来ればアマチュアバンドの編曲でも出来る様になれば、大変遠回りですが、質問タイトルに辿り着く事になると思います。(駄文を長々とすいません)
補足
一応機材としては、いい楽器ではないが「TaylarGuitarの510」というアコギを持っています。ちょっと前に弾き語りがはやったときに購入して使っています。またそのときに「カポ」というモノを使って「コードの簡略化」をしていたので、少しばかりかは音楽のことが分かっているつもりです。 聞くところによるとギターは「平均律」をつかっていて、ピアノは「違う整数比」になるやつ(詳しい専門用語を忘れたので)だとか、、、、、やっぱり「音楽」をやるにはピアノの方がいいのでしょうか? ちなみに私は「音楽を研究する」方に興味があります。 では、
- palmmy
- ベストアンサー率38% (841/2169)
http://www.media.osaka-cu.ac.jp/~harumi/edu/konan/CS-02/ のような分野ではないでしょうか? >音楽の専門家が判断しているのでしょうか? 専門家に限らないと思います。 「今回の新曲B'zぽくない。」 は一般人も言いますよね? >ではどのように比較しているのでしょうか? >どのように直感で判断しているのでしょうか? >人間の脳がそのような音楽の「区別」を判断しているのでしょうか? 人間の脳が区別を判断してると思います。 この質問は、音楽ではなく医学とか心理学とか その手の分野の方が良いと思われるのですが‥
補足
音楽を区別するのには医学や心理学の範囲になるのでしょうか? それと音楽をきいて「悲しんだり、喜んだり」は確かに心理学の範囲になりそうですが、僕の見解だと音楽とは「単なる音の羅列」だと思っています。それもその音の羅列がある規則(音の協力)にマッチしたときに「いい曲」、「(通常人類が定義している)音楽」になるのではないかなぁと思います。 たとえば音の協力ができていない例として、「不協和音」は「同時刻の音の協力」ができていない場合であり、「音痴」は「時間的な音の協力」ができていない場合だと思います。 どう思われますか?
- takenobupapa
- ベストアンサー率29% (41/138)
二つのものが似ているという判断は人によって基準は違うと思いますが,音楽はメロディー,ハーモニー,リズムの三つの要素がありますから,そのどれが似ていても「~っぽい」と思うことがありますね。#1さんのおっしゃるように直感によるところが大きいと思います。 同じメロディーでもアレンジひとつで、沖縄風にもハワイアン風にも、中国風にもなってしまいますよね。 私自身は具体的な研究例を知らないので申し訳ありませんが,きちんと分析するとそれなりの根拠は見つかると思います。
補足
私は物理の人間なのですが、現在音楽に興味があり、勉強しています。 参考書は 1、「音声・聴覚との神経回路網モデル(オーム社)」 2、「楽器の物理学(シュプリンガーフェラーク社)」 1は人間の聴覚と音声(音楽ではなくて)認識等の解説があるのですが、なぜ音楽なのかの説明が不十分です。 2は音楽を生成できる道具の解説なのですが、「音や音波」については性質がわかったのですが、「音楽」が見えてきません。 この道の専門の方にお聞きします。音楽とは何なのでしょうか? では、
- palmmy
- ベストアンサー率38% (841/2169)
>みなさんどのように定義していますか? 直感で。適当ということと大差は無いと思います。 >発言できる根拠はどこにあるのでしょうか? あくまでも主観だと思います。 >「今回の新曲B'zぽくない。」 そのひとの中にあるB'zぽさとの比較だと思います。 根拠が無いから、"ぽくない"と断言を避けてるのでは? >「沖縄民謡みたい。」 知っているジャンルから当てはめているだけだと思います。 すべての国のすべてのジャンルを知った上で一番近いのをあげてるわけではありません。 根拠が無いから、"みたい"と断言を避けてるのでは? と思います。
補足
ではどのように比較しているのでしょうか? どのように直感で判断しているのでしょうか? 音楽の専門家が判断しているのでしょうか? 人間の脳がそのような音楽の「区別」を判断しているのでしょうか? 不思議です。
補足
一般大衆がどう捕らえるかということであれば、パターンの認識という意味では脳の認知に行き着くと思います。 私もそう思います。 形式や時代的背景や作曲者によって区別するのもいいでしょうねぇ。それをした時にして、いろんな曲を分類分けするのもいいでしょうねぇ。 私の考えだと「音楽理論」というものはある程度の「音の協力」の見本になっているのではないでしょうか?「こうやればうまくいく」とか、「人間が聞いていて気持ちよい」とかをまとめて経験則として作ってみたものではないでしょうか? そこでこの「経験則」から「定量的(もしくは定性的)な判断指標」に書き換える作業をしてもよろしいような気がしますが、どうでしょうか? これを「認知」の範囲だといってもよく心理学の範囲で、TAT(絵画統覚検査法)やロールシャッハ・テストなどのように、統計に基づいて人間の「知覚・性格」をある定性的に判断しようという試みがあるように思われます。 またJazzで受け入れられる「不協和音」は前にはなしたように「ある基準分布(クラシック)に対してそれは意味のないフレーズ」というだけであって、「Jazzの分布では使えるフレーズだと、価値のあるフレーズだ」といえるにすぎないのではないでしょうか? また1/f揺らぎとは「ドとミとソ」を同時におすといい和音(近似的な)になるといいますが、それはこの「波の重ね合わせ」によるところが大きいと考えられます。 通常人間が聞ける周波数帯が100Hz-10000Hz(10Hz-50000Hz)だといわれています。()は全身で感じる周波数帯です。 それが和音により擬似的にでも1/fを作れれば売れるというのでしょうか? どうなんでしょうか?