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クロード・モネ

印象派の巨匠,クロード・モネは晩年「睡蓮」の名作を多く残していますが, 彼をして,なぜ睡蓮を魅了にさせたのでしょうか。睡蓮だけで200点以上とも聞きますが, 実際には何点有るのでしょうか。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • alchera
  • ベストアンサー率45% (209/457)
回答No.2

私見です。 彼はなぜ睡蓮に魅了されたのか。 先ほどネット上を眺めてみたところ、こんな文章にたどり着きました。参考URLをご覧下さい。 ……ここに書いてあることにちゃんとした根拠があると見なすのであれば、モネにとって睡蓮はそもそもジヴェルニーの庭の、いわばガーデニングの一翼を担うだけの存在だったようですね。睡蓮は水生植物としてはポピュラーなものだったと思いますから、池に睡蓮が用いられたこと自体はそれほど特筆すべきことでもなかったでしょう。 なぜ睡蓮を描き続けたのか。 睡蓮が「水生植物であること」は理由の一つにあげられると思いますね。 モネは印象派、彼の残された作品からして「水」が好きですよね。水はまさに一瞬の光の素材です。晴天の時には空を映して青いし、雲も映るし、曇天の時は澱むし、風が吹けば漣も立ちます。千変万化のモデルです。飽きずに取り組むことが出来る理由でしょう。 そこに睡蓮。睡蓮自体は「好きだから」以上に理由をつけにくいとは思うのですが、あえてこじつけて何点か。わたしは園芸の方面をよく知らないのですけれど、水生植物の中では睡蓮て華やかですよね。一番華やかと言ってもいいくらい?他に蓮とホテイアオイくらいしか思いつかないのですが、まあ華やかな方であることは間違いないでしょう。=色のポイントとして良い役どころ。 色合いも、まあ言うたらモネ的だと思いますね。当時のフランスにどんな品種の睡蓮が流通していたのかはわかりませんが、白やピンクが主だと思います。べったり原色!というような絵はあまり描かない画家でしたし、ニュアンスのある淡い色あいはお好みに合ったのではないでしょうか。 そして、睡蓮の絵が多いことについて、 晩年に取り組んだ画題だということもあるでしょう。えー、最初の「睡蓮」を発表したのが御年60才前後だったようです。若い頃のように、遠くに行って写生をしよう!とはあまり思わなくなっていたでしょうね。わざわざ行かずとも自分の庭をピクチャレスクに作っていたわけですし。=探究心は睡蓮に向かう。 実際には何点あるのでしょうか。 「200点以上」「236点」というのがネットで拾った数字でした。#1の方の挙げられたURLでは250点ですか。 モネの研究者なら正確に掴んでいる、という可能性はありますが、何点と言い切りにくい側面はあるのではないかと思います。未完の作品や習作もないとは言えないと思うし……。250点内外程度でオマケしておいて下さい。 今回ネット上で睡蓮(植物の方)の画像を沢山見ましたが、きれいな花ですねえ。清々しい気分になりました。何だか得したような。 質問者さまも、これを機会に睡蓮の写真を渉猟してみてください(^o^)。きっと良い気分。 長文ご容赦。

参考URL:
http://meigakan.fc2web.com/mone.htm
nonuno3
質問者

お礼

有難うがざいました。彼の最終期の絵画は睡蓮に拘らない。水面・池の中の一部分の「点」。時間と採光の水面に興味を持ちます

その他の回答 (1)

noname#14840
noname#14840
回答No.1

実際に何点あるかどうかは分かりませんが、参考までに… http://www.b-sou.com/palw-Monet.htm http://www.kitagawamura.net/monet/mone.htm この他、何回かモネの特集をしていた『美の巨人たち』という番組のホームページを観るとおもしろいかも知れませんよ。

nonuno3
質問者

お礼

有難うございました,私としては,一般的な評論・サイトでなく独特な手法の論評を期待しています。例えば,私の好きなモネの睡蓮は画面一杯に画く赤一色の力量感,溢れる睡蓮。当時のモネの精神思考力。考えれば考える程,解からないのです。昔からの諺に,書は見るもの,絵は読むもの。私には未だ読めないのです。永遠に・・・・・。

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