- ベストアンサー
文章の書き方 書く順序はこだわらなくていい?
三島由紀夫とか天才は冒頭から順番に最後まで書き続けるんですか? 私は中卒です。 文章を書いてみたんですが、冒頭から走り書けず、思いついたことをとりあえず書いといて、後でパズルのように並べ替えます。 小学校の頃にやらされた作文は冒頭から順番に書いていくものでした。そう決められていたわけではなかったと思うんですが、なぜか最初から書かなければいけないと思い込んでいました。そうなんですかね? これから生涯、趣味として文章を書いていきたいので上達したいです。 冒頭から書きなぶる練習をするべきですか? 各順序はこだわらなくても上達しますか?
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
小学生の時の作文は,編集作業ができない為に基本的にはまず大まかに全体を想像して書き始め書き終わりまで行くしか無いですよね? この段落と,この段落は入れ替えた方がいいと思っても,それをするためには原稿用紙を切り貼りするか,全部消して書き直ししかありません。 現代はワープロソフトが発達していますからPC上で好きなところから書いて並べ替えてということが感嘆にできるので,オチから書く,序章を書いてから最後を書いてその間を埋めていくなど,素人でも感嘆にできる時代になったと思います。なのであなたがどの程度の能力の方がわかりませんが,書きやすいところから書き始め,それを並べ替えたり編集しながら(紙上でもいいとは思いますが),読みやすくして行くのがいいのだと思います。 一方天才と言われる作家などは,その編集作業が大変上手いか,それ以上に書き始める前にもう最終形が頭にできあがっているという人も居ると言われています。 私も上手くはないですが,書きやすいところから書き読み返し,全体を書いたら流れを考えて並び替え,不必要なところは削除し必要な所を加筆するという作業が上達の第一歩だと思います。
その他の回答 (2)
- Nakay702
- ベストアンサー率79% (10005/12514)
日記のようなものでしたら、なぐり書きでも何でもいいと思います。 しかし、他人に読んでもらうような文章を書くためなら、少なくとも「起承転結」はつけたいですね。 それには、おっしゃるような、 >思いついたことをとりあえず書いといて、後でパズルのように並べ替えます。 がいいと思います。さらに細かい手順(=「読ませる文章」を書くための練習法)を、以下のとおりお勧めします。 (1)テーマ(題)を決める。 (2)その題について、思いつく単語を紙切れになぐり書きする。 (3)それぞれの単語を短文の形にする。 (4)各短文の配列の順番を考えて、番号をつける。 (5)番号順に続けて、文章の下書となる素稿をつくる。 (6)番号順に並んだ文と文の間に接続詞を補う。 *その接続詞は大きく分けて次の2種類です。 順接:前の文を肯定する接続詞=「そして、なぜなら、それゆえ、因みに」など。 逆接:前の文を否定する接続詞=「しかし、とはいえ、それなのに、他方」など。 (7)順接か逆接かを明確に区別することが大事です。ただ、接続詞が多すぎると読みづらい文章になるので、それがなくとも分かるところは省略する。特に、順接は省けるところが多いでしょう。 (8)書きあがった文章を通読して段落をつける。内容のまとまりごとに段落を改め、その冒頭をインデントする(1字分あける)。 (9)できあがった文章に「起承転結」があるかを確認する。 起:話題を提示する(イントロ)。 承:その話題を受けてさらに内容を補充する(敷衍)。 転:その話題を別の角度から見る(視点の変更)。 結:その話題の提示部と別視点から見たものとを結び合わせる(結合と結論)。 *「起承転結」の例(有名な例です) 起:「大阪本町糸屋の娘」。 承:「姉は十八、妹は十五」。 転:「諸国諸大名は弓矢で殺す」。 結:「糸屋の娘は、目で殺す」。 (10)完成した文章を朗読しながら、最終確認(必要なら部分的に手直し)する。
好きにすればいい,決まりなんてない