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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:Hemingwayの短編で理解不能のページが有〼)

Hemingwayの短編で理解不能のページが有〼

このQ&Aのポイント
  • Hemingwayの短編で理解不能なページについて質問です。
  • 短編の中で曖昧な箇所があり、訳出のお願いをしています。
  • ヘミングウェイの文章の分かりにくさと、他の作家との違いを感じています。

質問者が選んだベストアンサー

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  • cbm51901
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回答No.2

補足拝読いたしました。 > 今回はじめてヘミングウェイを読んでみましたが、英語独特、あるいは彼独自 > の言い回しのせいか、直訳して読もうとしてもおよそ何を言ってるのか分かり > ません。 それで当然だと思います。ヘミングウェイの文章には癖があると思います。私は若い頃、「誰がために鐘は鳴る」、「日はまた昇る」、「武器よさらば」等、彼の作品を一通り読んだことがあります。恐らく半分も理解できていなかったと思います。なにせ言い回しが特殊なだけに、出てくる単語を辞書で引いても辻褄が合わないのです。しかし解らない箇所を飛ばして読んでいくうちに、内容の7割方は理解できた「気が」しました。それでも良いと思います。 一方で、彼のノーベル賞受賞作品「老人と海」は読みやすい部類に入ると思いますので、未読でしたら読んでみることをお勧めします。 >最初の部分の It had taken a strange chance of hunting, a sudden precipitation > into action without opportunity for worrying beforehand, to bring this about with > Macomber など、日本語では決してこういう言い回しはしません。 > ヘミングウェイはネイティブのアメリカ人にとっても"難しい"らしいですが、> この程度の文章は当然”難しく”はないのでしょうね? いやいや、この文章はとても難しいと思います。特に、この部分を切り取って「解釈しろ」といっても無理があるように思います。この場面の前段で、「ライオン狩りの時には恐怖のあまり尻込みしたマコンバーが、翌日のバファロー狩りを通じて恐怖を克服した」という流れを把握していないと、解釈しようにも解釈できないでしょう。 > それから、最初の部分の It had taken a strange chance of hunting, a sudden > precipitation into action without opportunity for worrying beforehand, to bring > this about with Macomber ですが、これは英語ではよく使う普通の言い回し > ですか、それとも彼独自の言い回しなんでしょうか? このようなまわりくどい表現はよく使う普通の言い回しではありません。ヘミングウェイ独自の表現の仕方と言ってよいでしょう。裏を返せば、標準的な文法に沿って誰もが作文できる文体(文章)を離れ、彼独特の文体を確立したことこそ、彼が文豪と評される所以かも知れません。 これは音楽でもそうではないでしょうか。多少音程が不安定でも、松任谷由実が歌うから味が出るのであって、どれだけ歌唱力のある歌い手がユーミンの歌をカヴァーしたところで、同じ味は出ないのです。芸術とはそういうものかも知れません。 ところで、この文章を組み直してみるとこうなります。 It had taken a strange chance of hunting to bring about with Macomber, this (= a sudden precipitation into action without opportunity for worrying beforehand) こう読み替えると、少しは分かり易いかと思います。 > 余り、難解な言い回しをする作家ではなく、気負わず普通に書いてくれる作家 > を読みたいと思います。 英語を勉強する上でそれはとても良いことだと思います。文法(文の組み立て方)を学習したり、語彙を広めたりする上でとても有用だと思います。その上で、もし、余裕が出てきたら、ヘミングウェイのような癖のある作家の作品にチャレンジしてみると、より視野が広がるかも知れません。

0123gokudo
質問者

お礼

私の疑問に答えて頂きありがとうございます。 何故これほど分からないのか自信を喪失しておりましたが、彼の文章に癖があるせいだと分かりホッとしました。 先ずは普通の文体で書かれた他の作家のものをどっさり読み、一応の力が出来たら再度彼の作品に戻って来たいと思います。 普通の文体なら全て理解する能力があるのかと言いますと、それもまだまだだと思います。色々と続いて質問を出しますので目に付きましたらお付き合い下さい。ありがとうございました。

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その他の回答 (1)

  • cbm51901
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回答No.1

短編を途中まで、ざっとしか、読んでいないので、いい加減かもしれませんが、訳してみました。最後の部分は特にたどたどしいです。 恐らく筆者が言わんとしているのは、ライオン狩りの時は恐怖で震え上がって醜態を見せたマコンバーが、翌日のバッファロー狩りでは勇ましく獲物を仕留めることに成功し、恐怖を克服したため、それを機にそれまで「卑しさ」に満ちていた子供大人が、勇敢で立派な大人になり得た、ということではないでしょうか。 つまり、「恐怖」を克服することによって人間は一人前になれる、と。 「おかしなことにマコンバーを、事前に恐れを感じることなしに突如として行動に移せるようにしたのは、図らずも狩猟のおかげだったのだ。なにがそうさせたにせよ、そうなったことに変わりがないことは確かなのだ。ウイルソンは思った。この卑しい男を見よ。連中の中には子供のまま年老いていく者もいるだろう。また、一生子供で終わる者もいよう。ウイルソンは思った。50歳になっても彼らの面持ちは子供のままである。偉大なアメリカ的な子供じみた大人なのである。まったくもって変わった生き物だ。しかし彼は今、マコンバーに好意を感じているのである。マコンバーは変わった男だ。恐らくマコンバーに対する妻の不義もこれでなくなるだろう。まぁ、それはとても好ましい、とても好ましいことなのだ。あの卑しい男はこれまでずっと臆病者であったに違いない。なぜそうなったかはわからない。しかしそれも今となっては過去のことだ。バッファローに対して怯えている余裕はなかった。それに加えて怒りを見せた。自動車の件もそうだ。自動車については以前にも経験している。これ以降、彼は勇敢で向こう見ずな男になるだろう。ウイルソンは同じ現象を戦争が起こすのを目の当りにしてきた。どんな童貞の捨て方よりも大きな転換である。恐怖を手術で摘出したが如く。そして別の何かがそこに育つ。男の中心にあったもの。それが男を本当の男にする。女にもそれは分かっている。もう怯えるようなことはないことを。」

0123gokudo
質問者

補足

早速の回答ありがとうございます。 なるほど、そういう意味だったのかと大部分で納得できました。 あらためて、長い翻訳をありがとうございました。 私はまだまだ英語に慣れておりません。しかし、私の時点で判断出来ることはあります。旅行パンフレットの案内文や、ニュース記事、更にはモームの短編も読みましたが、日本語に逐次直訳していく感じで殆どはそのまま理解できます。英語独特の言い回しのため理解不能というのは滅多にありません。 今回はじめてヘミングウェイを読んでみましたが、英語独特、あるいは彼独自の言い回しのせいか、直訳して読もうとしてもおよそ何を言ってるのか分かりません。最初の部分の It had taken a strange chance of hunting, a sudden precipitation into action without opportunity for worrying beforehand, to bring this about with Macomber など、日本語では決してこういう言い回しはしません。 ヘミングウェイはネイティブのアメリカ人にとっても"難しい"らしいですが、この程度の文章は当然”難しく”はないのでしょうね? それから、最初の部分の It had taken a strange chance of hunting, a sudden precipitation into action without opportunity for worrying beforehand, to bring this about with Macomber ですが、 これは英語ではよく使う普通の言い回しですか、それとも彼独自の言い回しなんでしょうか? 私は意味が取れませんでした。 余り、難解な言い回しをする作家ではなく、気負わず普通に書いてくれる作家を読みたいと思います。宜しくお願いします。

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