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海上自衛隊の基地での料理
鉄腕ダッシュでカレー作りを見たのですが、海上自衛隊は陸上基地でもスチーム釜?スチーム鍋?を利用しているのでしょうか? 理由はなんでしょうか? 乗艦勤務に備えて陸上配備の頃から料理の腕を磨くのでしょうか? それともひょっとして陸空でもスチーム釜を使用しててなにか理由があるのでしょうか?
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- GoGoTigers
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スチームは日本ではあまり馴染みがありませんが、海外では熱源として、地域レベルで、ちょうど日本の水道・ガスのように使われています。映画などで冬のニューヨークの街なかのシーン、マンホールの隙間から湯気が出ている光景がよくありますが、あれは地下のスチーム配管から漏れた蒸気が上がってきているものです。西洋には日本のガス管や水道管と同じくらいスチーム管がインフラとしてポピュラーな都市が多くあります。だから、日本が西洋式の軍隊をつくったときに、そこで用いる熱源も西洋で一般的に普及しているスチームを用いたということがあると思います。 また、スチームの場合、ボイラーで焚く燃料を内部に用意しておけば、外部電源を喪失しても大丈夫だということがあります。自衛隊の基地などが敵に攻撃される場合、敵方はまっさきに外部電源を断ち切ってくるでしょうから、外部電源に依存しないで済むと、攻撃に対する耐性が強くなります。そういう意味では、外部電源を喪失したら、すぐヤバイ状況になってしまう日本の原子力発電所は基本的な安全対策が欠如しているといえます。先日の北海道地震での泊原発もやばかったですね。非常用発電機が動かなかったら、何も遮蔽物のない燃料プールに浸かっている使用済み核燃料の温度が制御できなくなり、もし臨界に達していたら、福島第一に引き続きレベル7の大惨事になるところでした。 また、都市ガスだと外部電源と同じ問題が有り、ガスボンベやタンクが基地内にあると、そこが攻撃目標になるので、それを避ける意味合いもあります。ボイラーで燃料にする軽油(ディーゼル油)などは引火物ですが、プロパンガスほど簡単に爆発はしないので、防御もしやすいのです。 海上自衛隊で言えば、かつての艦船は皆スチームボート、蒸気は艦船内部でもっとも簡単に手に入る熱源であり、かつ、熱源を必要とする場所ごとに火を使わないで済む安全性があります。だから、煮炊きの熱源や暖房はスチームになりました。動力源がディーゼルなどに進化しても、スチームの扱いやすさから、ボイラーでスチームを作って利用しています。ディーゼル発電機で発電して、そこから電気で熱源をつくるより、スチームのほうがエネルギー効率がいいのです。 鍋釜等の什器調達の効率を考えても、スチーム用、ガスコンロ用、電熱用、IH用などと熱源によって分けるよりも、全部スチーム用で統一したほうが管理面や、調達コストなどで有利になると思います。
- stss08n
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理由は、熱源エネルギーの循環型利用が最適な効率でしょう”それだけですが
お礼
ご回答ありがとうございました。
陸海空すべて、厨房の調理にはスチームを使います。ご飯もスチームで炊きます。 ガスコンロもありますが、調理用に使うことは稀です。せいぜい煮物や汁物が冷めないように保温するていど。 それぞれの駐屯地や基地には必ずボイラー室があって、高温の蒸気を安定供給できます。
お礼
ご回答ありがとうございました。
お礼
ご回答ありがとうございます、どうやら歴史的な経緯が一番大きそうですね。 原発の節は間違いだらけですし余計でしょう。