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PAC3は陸自が担当すべきでは?
新聞に、「北朝鮮がミサイル発射を準備している。防衛省は、もしミサイルが日本の方へ飛んでくる場合は、これを迎撃する計画を進めている。迎撃する場合は、 (1)先ず、日本海に展開する海自のイージス艦に搭載した海上配備型迎撃ミサイル(SM3)で撃ち落す。 (2)これに失敗した場合は、空自の地対空誘導弾パトリオット(PAC3)で撃ち落す。 という、二段構えの迎撃態勢とする。」 と書いてありました。 質問ですが、海上配備型迎撃ミサイル(SM3)を担当するのが海上自衛隊なのは分りますが、地対空誘導弾パトリオット(PAC3)を担当するのが航空自衛隊というところが理解できません。PAC3は地上に配備されている武器なのだから、戦車などと同じように陸上自衛隊が担当すべきだと思うのですが、どうなのでしょうか。
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以前にも同様の質問があった様な・・・ 地上配備だから陸の装備・・・となると「対戦車ヘリは空を飛ぶから航空自衛隊の装備にすべき」もないと片手落ちのような気がしますが・・・ また、海軍陸戦隊や海兵隊、空母艦載機はどうすれば良いんだろうか? 地対空ミサイルという兵器が生まれた頃に、その所属について世界中の陸軍と空軍の間で綱引きが為されました。 陸軍の言い分は、対空砲の延長線上の兵器。 空軍の言い分は、戦闘機が無人化した兵器。 どちらの言い分にも一理あり、各国なりの事情で棲み分けが為されています。 米軍をはじめとする携行~短射程ミサイルを陸軍、中~長射程ミサイルを空軍が所管する棲み分けが一般的で、自衛隊もそれに倣った形で配備されていますね(例外的に基地防空のための短射程ミサイルが空に配備されることもあります)。 で、PAC3の場合、元のペトリオットが空自の中射程ミサイル「ナイキJ」の任務を代替する形で配備されたものでもあり、ペトリのシステムが転用できることからも空自の装備となることは流れとしても自然なものではないか と。
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