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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:物理の問題です。宜しくお願い致します。)

物理の問題!過程(2)と過程(1)、どちらのほうが熱効率が高いか?

このQ&Aのポイント
  • 物理の問題です。例題25の解答解説をお願いします。
  • 問題は画像に入れてあります。
  • 過程(2)と過程(1)の熱効率を比較し、どちらが高いか解説してください。

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回答No.2

(4) 暫く間が空いてしまいましたが、漸く自分なりに理解出来ましたので、追加回答します。 自分としても、いい勉強(復習)になりました。 なお、長くなりましたので、多少のタイプミスがあるかもしれませんが、ご容赦ください。 先ず、定積モル比熱Cvと定圧モル比熱Cpを混同していました。 Cv=3/2×R Cp=Cv+R=5/2×R 熱量をQ、温度の変化量をΔT、仕事をWとすると、 定積変化の場合には、Q=3/2×nRΔT=3/2×Δp×V 定圧変化の場合には、Q=5/2×nRΔT=5/2×pΔV=5/2×W なお、等温変化の場合には、Q=W ◎過程(1)について ・A→Bは定圧変化 (1)から、TB=4T0 Q=5/2×nR (TB-T0)=5/2×nR(4T0-T0)=7.5nRT0 ここで、Aの状態について、「理想気体の状態方程式」から、 2.0×10^5×0.05=nRT0→T0=1.0×10^4/nR よって、Q=7.5nRT0=7.5nR×1.0×10^4/nR=7.5×10^4J-(ア) また、これを次のように考えることもできます。 Q=5/2×2.0×10^5×(0.20-0.050)=7.5×10^4J W=2.0×10^5×(0.20-0.050)=3.0×10^4J-(イ) ・B→Cは定積変化 (1)から、TC=T0 Q =3/2×nR(TC-TB) =3/2×nR(T0-4T0) =-4.5nRT0 =-4.5nR×1.0×10^4/nR =-4.5×10^4J-(ウ) これは、符号がマイナスであるから、放出熱量を表します。 また、これを次のように考えることもできます。 Q=3/2×(0.50-2.0)×10^5×0.20=-4.5×10^4J W=0 ・C→Aは等温変化 Q=W=-1.39×10^4J-(エ) これも、符号がマイナスであるから、放出熱量を表します。 Q(合計)=(ア)+(ウ)+(エ)= 7.5×10^4-4.5×10^4-1.39×10^4=1.61×10^4J-(オ) W(合計)=(イ)+(エ)= 3.0×10^4-1.39×10^4=1.61×10^4J-(カ) なお、線分AB、線分BC、曲線CAで囲まれた部分の面積がW(合計)になります。 (オ)=(カ)であるから、Q(合計)= W(合計)の関係が成り立ち、放出熱量を絶対値で考えると、 Q(吸収合計)-Q(放出合計)= W(合計) 熱効率は、Q(吸収合計)のうちのどれだけが仕事(合計)に変わったかの割合を表す数値になります。 Q(放出合計)が小さければ小さいほどW(合計)は大きくなり(言い換えると無駄が少なくなり)、熱効率は大きくなります。 Q(吸収合計)は(ア)だけであるから、 e(1)= W(合計)/ Q(吸収合計)=(オ)/(ア)= (1.61×10^4)/(7.5×10^4)≒0.21 ◎過程(2)について A→B並びにB→Cは、過程(1)に同じ ・C→Dは定圧変化 (1)から、TD=0.25T0 Q =5/2×nR(TD-TC) = 5/2×nR(0.25T0-T0) =-1.875nRT0 =-1.875nR×1.0×10^4/nR =-1.875×10^4J-(キ) これも、符号がマイナスであるから、放出熱量を表します。 また、過程(1)と同様に、これを次のように考えることもできます。 Q=5/2×0.50×10^5×(0.050-0.20)= -1.875×10^4J W=0.50×10^5×(0.050-0.20)=-7.5×10^3J-(ク) (この絶対値が(2)の答え) ・D→Aは定積変化 Q =3/2×nR(T0-TD) =3/2×nR(T0-0.25T0) =1.125nRT0 =1.125nR×1.0×10^4/nR =1.125×10^4J-(ケ) また、過程(1)と同様に、これを次のように考えることもできます。 Q=3/2×(0.50-2.0)×10^5×0.050=1.125×10^4J なお、(キ)+ (ケ)= -1.875×10^4+1.125×10^4=-0.75×10^4J (この絶対値が(3)の答えであり、(2)の答えと一致) W=0 Q(合計) =(ア)+(ウ)+(キ)+(ケ) =7.5×10^4-4.5×10^4-1.875×10^4+1.125×10^4 =2.25×10^4J-(コ) W(合計)=(イ)+(ク)= 3.0×10^4-7.5×10^3=2.25×10^4-(サ) なお、四角形ABCDの面積がW(合計)になります。 (コ)=(サ) であるから、過程(1)と同様に、Q(合計)= W(合計)の関係が成り立ちます。 そして、Q(吸収合計)=(ア)+(ケ)= 7.5×10^4+1.125×10^4=8.625×10^4J-(シ) e(2)= W(合計)/ Q(吸収合計)= (サ)/(シ)=( 2.25×10^4)/ (8.625×10^4)≒0.26 よって、過程(2)の方が熱効率は高くなります。 ※解答解説との比較等 e(1)とe(2)共に/の左側全体が分子(仕事合計)になるので、カッコが必要です。 e(2)では、/の右側全体が分母(熱量の吸収合計)になるので、ここにもカッコが必要です。 過程(1)におけるC→Aは等温変化で熱量放出であることは、上で示した通りです。 過程(2)におけるC→Dは定圧変化であってやはり熱量放出であることは、(3)の答えで確認済みですが、過程(1)と(2)に共通するB→Cは定積変化であってやはり熱量放出であることは、確認した方がいいと思います。 そして、これらの熱量放出は、熱効率の計算上は無関係だということです。 ただし、熱効率に影響を及ぼさないという意味ではありません。 むしろ、大いに影響を及ぼします。 何故ならば、Q(吸収合計)-Q(放出合計)= W(合計)の関係から、 熱効率e={Q(吸収合計)-Q(放出合計)}/ Q(吸収合計)とも表せるからです。

参考URL:
https://physnotes.jp/more/phys-eq-coll/td/
shidoukai_chi
質問者

お礼

詳細ありがとうございました。助かります。

その他の回答 (1)

回答No.1

問題にある「単原子分子理想気体」の場合、計算式に出てくる数値は、5/2ではなく3/2ではないかと思われます。 問題は画像ではっきりとわかりますので、問題の下にある考え方も画像で追加してください。

shidoukai_chi
質問者

お礼

ありがとうございます。

shidoukai_chi
質問者

補足

考え方の部分が確認しましたら、ボイルシャルルの法則しか書いてありませんでした。又3/2の部分を確認したら、やはり5/2と解答にも書いてありました。(3)の解答解説の部分で Q吸収=5/2nRΔT とD→A定数変化より Q吸収=3/2nRΔT を使う形でしたので、(4)に5/2が出てきてるのかな?という感じです。明確ではありませんが。宜しくお願いします。