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幕領手代から郷士身分

幕領、旗本知行地の代官手代は、勤務態度などが優秀なものに手付、武士身分を与えたみたいです その与えた武士身分は幕臣のほかに郷士もたくさんあったみたいですが 幕府が郷士を与えることなんてあるんですか? 郷士は江戸には引っ越さないで、そのままそこの土地でいれるんですよね?

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回答No.1

>幕府が郷士を与えることなんてあるんですか? 御質問の趣旨が良く分かりません。 幕臣の中に郷士がいたか?ということでしょうか。 であれば、いなかったということになります。 八王子同心と呼ばれる人達がいましたが、従来は幕臣の郷士と考えられていましたが最近は百姓身分で郷士のように苗字も持たず有事の際に幕命が無い限り帯刀して歩くこともできなかったといわれています。 御質問の冒頭に代官、手代、手付けについての記述がありますが、代官というのは勘定奉行の支配下にあります。 平たく言えば勘定奉行所という幕府内の組織の末端の役人ということになります。 御質問はこの勘定奉行の支配下ではなく寺社奉行など他の組織に所属していた郷士はいるかということでしょうか。 地方行政は寺社領を除いて勘定奉行配下の代官が一手に扱っていました。 寺社領内に暮らす人達の訴訟などは寺社奉行が扱っていましたが実務は全て大名である寺社奉行の家臣が任に当たっていました。 敢えて郷士を家臣として召し抱えていた大名がいたか否かは知りません。 おそらくいなかったのではないかと思います。 >郷士は江戸には引っ越さないで、そのままそこの土地でいれるんですよね? いれるというか、江戸に住もうと思えば町人と同様に借家住まいでした。浪人と同じです。 幕臣であれば幕府から支給される拝領地がありました。 居住地に土地も家もあるのにわざわざ江戸へ出てくる必用はありませんでした。

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