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渡航が僧には許された理由

日本人の渡航は律によって禁止されてかいたのに僧には許されることがあったのはなんでですか? 当時の社会状況や僧の存在について踏まえながら教えてください!

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回答No.1

何時の時代のことを指していますか? 知恵袋にも同様の質問がありましたけど、それと同じように遣唐使廃止以降国風文化前(延喜年間)ということでしょうか? 「律」というのは「渡海制」や「年紀制」のことを指していますか? 実は「渡海制」は律令法のどれのどこに書かれているか分かっておりません。 大宝律などの大半が散逸してしまい不明なのです。 もしかしたら「律」にはどこにも「日本人の渡航を禁ずる」といった文言は書かれていないのかも知れません。 「渡海制」「年紀制」では僧であれば希望者全員行けたわけではありません。 僧であっても国から公式に認められた者のみです。 逆に僧ではなくても国から許可があれば渡航出来ました。 日本からの商船も使者や留学生を乗せていないだけで普通に行き来していましたし。 (延喜年間より後の時代ですが、正式な許可を得た日本商船が高麗から医師要請の書状を持ち帰ったという事件がありました。→結局断りました) 「渡海制」「年紀制」は唐滅亡の東アジアの混乱から日本を守るため、渡航の難しさから優秀な人材を失うのを防ぐため作られた説があります。 また、密輸・密航を取り締まるために「渡海制」「年紀制」は利用されました。

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