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卵子はiPS細胞になれないのですか?
iPS細胞って、あらゆる器官の細胞になれるという程度の知識しか有りませんが、それなら卵子が天然のiPS細胞だと思うのです。女性なら自らの卵子をiPS細胞として活用できるように思いますが、実際は卵子とiPS細胞って全く別物なのでしょうか?
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>>女性なら自らの卵子 卵子ではダメです。 受精卵です。ES細胞と言います。 神経細胞や血球細胞など様々な種類の細胞に分化する ほとんど無限に増殖するという高い増殖能力を持つ。 しかしながら ヒトの生命の萌芽である胚を滅失させるという倫理的問題があるため 大変使い難いのです。 >>女性なら自らの卵子をiPS細胞として活用できるように思いますが 倫理面をクリアー出来るなら使えると思います。 ES細胞はあくまで受精卵、他人のDNAが混ざってます。 たとえれば自分の子供のDNAのようなもの。 拒否反応は無視できません。 もし自分のiPS細胞ならDNA型は自分と同じで拒否反応は 起こりにくいですね。 >>卵子とiPS細胞って全く別物なのでしょうか? 卵子なら別物、受精卵なら全くとは言えないでしょうが別物です。
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- Dr_Hyper
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限られた文字数で正確にお伝えするのは難しいのですが, 卵子は減数分裂を経ておりその女性の半分の遺伝子しか持っていません。 この時点でiPSとはなり得ません。 受精をしたら。という回答があったと思いますが,その時点で他人のDNAが入ってくることになり(男性),もしその精子がY染色体をもっていれば当然その受精卵は男の子。全然自分の細胞ではないですよね?実際半分が精子由来なのですから,全く別物の細胞となります。 自分とまったく同じセットの遺伝子を持っているためには,減数分裂を経ていない体細胞からiPSを作らざるを得ないのです。
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- hue2011
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EPS細胞として使うのならともかくiPS細胞にしようがないでしょう。生きている細胞なんですから。
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- SI299792
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「iPS 細胞」とは、人工多能性幹細胞(induced pluripotent stem cells)です。自然のものはiPS 細胞と言いません。 自然のものは、単に「幹細胞」といいます。サンショウウオなどは、手足を失っても再生します。 特に発生初期段階のものは、「ES細胞」(胚性幹細胞 embryonic stem cells)と言います。 卵子だけでば分裂しないので、受精卵にする必要があります。理論上、iPS 細胞から臓器を作る時と同じ方法を使えば、受精卵から目的の臓器だけ作ることは可能です(今は目的の臓器を作るのも研究段階ですが)。但し、他人の細胞なので拒否反応が起こる。受精卵をこのように使うことが倫理上許されるのかという問題はあります。
お礼
ありがとうございました。
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