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iPS細胞から作られた卵子に注入するタンパク質とは
昨日のマスコミ報道でiPS細胞から卵子、受精後その卵子から成体が生じたという報道がありました。その際卵子に特別のたんぱく質を注入して、いちど成体に戻すという話がありました。この特別のたんぱく質とはどんなたんぱく質なのか。どなたか教えてもらえませんか。
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- jkpawapuro
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回答No.2
>卵子に特別のたんぱく質を注入して、いちど成体に戻すという話がありました。 これとニュースの内容は違いますよ。 iPS細胞は未分化細胞で、体内のあらゆる組織に分化する能力をもちます。 心臓にでも、肺にでも、脳にでもなるわけです。 すごく大雑把に言うと、今回は卵巣に変化させて卵子を作ったと言う話です。(そしてその卵子で次世代マウスを作りました。) 卵子にたんぱく質を注入したのではありません。もっとずっと前です。 iPS細胞にたんぱく質を注入して卵巣にしたのです。 こういった作用を誘導と呼び、未分化細胞にある特定のたんぱく質が働きかけると、そのたんぱく質がキーとなって、それぞれの組織に変化していきます。心臓に誘導するタンパク質には心臓の、肺に誘導するには肺の誘導たんぱくがあるわけです。 今回使ったのは生殖細胞へと誘導するタンパク質を使い、それぞれ卵子・精子をiPS細胞から作ったわけです。
- jkpawapuro
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回答No.1
記事のリンクを張っていただけませんか? 少し取り違えがあるように見受けられます。
補足
7日のNHKニュースに「メスのマウスの体の細胞から作ったiPS細胞に特殊なたんぱく質を加えて、卵子の元となる「始原生殖細胞」に変化させました。」とあります。 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121005/k10015532541000.html