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「SAT療法」はエセ科学?

NPOヘルスカウンセリング学会では「SAT療法」と呼ばれるものがあり、これによって「愛の力でがん抑制遺伝子のスイッチが入る」とされていますが、そんなことがあるのでしょうか。これでがんが治るってこと?? http://www.healthcounseling.org/index.html ホームページの説明を読んでも、飛躍も多く、専門用語を使って煙に巻いている感じで、きちんと説明する気がないように見えます。 ネット検索すると、これに心酔している人たちもいるようで、「愛が世の中にあふれている」、「キラキラ輝いてください」など、スピリチュアル的な、宗教に近い扱いになっているように思います。 どなたか、きちんとした科学的根拠に基づいて分かりやすく説明してもらえないでしょうか。

専門家の回答 ( 1 )

回答No.3

rirakkuma12345様 こんにちは。 脳科学の立場から回答させていただきます。 [考え方を変えることでの脳内変化] 考え方を変えることで、脳内の化学物質の流れは変わります。このことで脳の物理的な変化も起こります。脳が変化すれば身体への指令系も変化します。 「病は気から」というのは、以上に1つの根拠があります。 問題となるのは、ご質問の件がどれぐらい誇大表示であるか、そして、効果に対してどれぐらいの金額をとっているか、だと考えます。 「愛の力でがん抑制遺伝子のスイッチが入る」 (愛の力で)考え方を変えることによる脳内の化学物質の流れの変化というマクロな変化を、スイッチというミクロな制御イメージでだれにでも分るとりつきやすいものにして、人を引き込むという点が相当程度ひっかかりますね。

rirakkuma12345
質問者

お礼

ありがとうございます。 ホームページはご覧になっていないかもしれませんが、誰かをだまそうみたいな悪意はあまり感じないんですよね。 学会に関わってる人も、ただ「純粋に信じてる」って感じで。 遺伝子のスイッチが入るというのは、エピジェネティック的なことが起こるということだと思うのですが、それが愛の力によるというのが飛躍を感じるので。。。 SAT療法を学んでいる人なら説明できるんでしょうか。 ムリかなあ。。。

松代 信人(@sainou) プロフィール

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