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好き避けの心理

否定していることが実は本心である言動にはどんなものがあるのでしょうか? またそれが本心であるということは、どのような会話の流れなどで知ることができますか? 一つの例ですが、いわゆる「好き避け」と言われているものにそれがみられる相手の言動はどのようなものがあるでしょうか?またその心理は?

専門家の回答 ( 1 )

回答No.2

こんにちは。 脳科学と神経心理学をベースとしております立場から回答させていただきました。 「好き避け」は、 相手との距離の大小、距離が静的か動的かという観点から以下のように分類できると考えます。ここで、距離とは否定の度合いを表示するための仮想的なパラメータとします。 ・距離を大きくとる 本心としては相手が好きだが、絶対に叶わないことを自覚しているがゆえに、傷つくのを恐れて、距離を大きくとる。距離が不変の静的な距離であることが多いと考えられる。距離を大きく取りすぎると、叶う可能性が限りなく小さくなってしまうので、あきらめていない場合には、大きくとり過ぎないことが通例である。 ・距離を小さくとる 小さい距離から相手の出方を見ている。あわよくば叶う気がするので、様子を見る。距離を動的にして変化させ、相手にフェイントをかける場合も多いと考えられる。 相手をちょっと避けてみてじらし、相手の出方を見て、いけそうであれば、逆に距離を縮めて接近する、といった場合である。 「それが本心であるということは、どのような会話の流れなどで知ることができますか?」 接し方の距離を変えてきていると思われることを会話の流れから掴むことです。 相手が距離を大きくとっている場合に、本心を掴むことは容易ではありません。どうしても本心を掴みたい場合には、僅かに表れる矛盾した言動に着目することです。

松代 信人(@sainou) プロフィール

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