はじめまして♪
複数の原因が考えられます。
根本的な部分で、ここ数年、烏賊の漁獲量が減って来て、かなり古い冷凍在庫も枯渇状態になっている。という現実があります。
マイナス40度以下では、5年でも10年でも鮮度が維持出来折るのですが、、、、
昔から、豊漁な年と不漁の年があって、それが繰り返されているので、おおよそ5年スパンで安定供給出来たはずですが、不漁の年が続き、さらに一昨年、昨年は、劇的な不漁を更新している、という状況です。
海外からの輸入品もそれなりに在るのですが、輸入量の取り決めは3年先を見越して決められる為、一昨年の不漁で輸入量を増やす取り決めを行なっても、実際に輸入量が増えるのは来年の話。しかもその間に「豊漁」があると、在庫が増えてしまい価格暴落を起す可能性もあるので、一気に輸入枠を変化させる事が出来にくく、、、というのが実情です。
私の知り合いに「佃煮業者」も居るのですが、昨年の夏頃から定番だった「イカあられ」という商品の製造を断念しています。
(原材料の高騰により製品価格を極端に変える事も出来ないし、何よりも入荷量が少な過ぎて製造が出来なく成った。という事です。)
このような状態ですので、マジメに今まで通り造った「スルメ」であれば、価格は数倍になりますし、そういう価格に出来ない場合は、「代替品」でなんとか凌いでいる。という状況でしょう。
海外の「冷凍生イカ」の輸入枠とは違う、加工食品としての「イカ」の輸入は、特別な制約が無いので、そいういう素材を用いて、「するめ」風に仕上げたものが非常に多く成っているのは、間違いない事実です。
また、産直などの「おとりよせ」という場合も、漁獲量が圧倒的に少ないので、本来の「するめ」にしていた立派なイカだけじゃなく、、、、という状況も在るだろう。と思われます。
さて、(2)の部分ですが、どのように対応しましょうかねぇ。。。
私なら、『最近、自分の好みが変わったみたで、次回は「するめ」ナシのほうが良いかな。また好きに成ったら、よろしくお願いします。』などでしょうか。。。
食の好みが変わった事で、体調に変化が、、と心配される事もあります。
その時は、素直に「うん、1年くらい、ダイエットしてみたいと思っている」とか、何かうまく切り返しておくようにしましょう。
なお、「昔程旨味が無くなったように思えるスルメ」でも、そのままいただくのでは無い、調理に活用出来る部分は沢山在りますので、違う食べ方で楽しんでみるのも良いと思います♪
私自身も、ビールが好きで、家での一人呑み。などには有名ブランドのスルメ、サキイカなどをチョイチョイ活用していますが、昨年アタリから美味しくないなぁ。。。って思って、しばらく購入していません。
とりあえず、手間をかけずに最初のオツマミは、違う方向にしちゃっていますよ。
来年アタリから冷凍生イカの輸入量が数割増えるそうですし、日本近海での漁獲量が多少回復しますと、美味しい「烏賊」が食べられるんじゃないか?と期待しています♪
お礼
素晴らしいご回答に感謝申し上げます。 身近な家内の親切を無にしない言い方で悩んでいましたが、参考にしながら差しさわり無い進行のなかで試行してみます。 ありがとうございました。