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形容動詞の語幹の見分け方について
形容動詞の語幹を選べと言う問題で何を選んで良いかわからずそもそも見分けかたもわからないのでどなたか教えて下さい
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- marisuka
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回答No.1
そういう問題が出るということは、中学生でしょうか。そうだとして。 形容動詞は名前に「形容」とつくくらいで、物事の様子を説明する内容の単語です。加えて、活用の仕方が「だろ・だっ・で・に・だ・な・なら」が後ろにつきます。ここで注目! 「な」がありますね。 「机」という単語なら「机だろ・机だっ・机で…」と言えますが、「机な」とは言えません。様子を説明しているのではなく、物の呼び名だからです。「机」は「形容動詞」ではなく「名詞」なんですね。 つまり形容動詞とは「様子を説明していて、かつ「だ」とも「な」ともいえるやつ」です。これで見分けられます。 大体の特徴は、漢字一字のやつ「楽だ・得だ・変だ」とか、 漢字二字のやつ「強引だ・謙虚だ・失礼だ」とか。これらは漢字部分が語幹です。 また後ろに「やか・らか・か」が付いたものもたくさんあります。「こまやかだ・ひそやかだ・明らかだ・朗らかだ・わずかだ・ほのかだ」など。これらは「か」までが語幹です。 ただ昭和になってから、カタカナ語に「な」を付けて形容動詞にしてしまうという荒業が登場しました。「ハイな・キュートな・シックな」など。これはカタカナ部分が語幹ですが、中学校の文法の問題には、そういうのは出ないでしょう。 なお、形容動詞なんて認めない!とか、外国人に教えるときは「だ形容詞」と呼んでいるとかは、今回は関係ない話です。 では「懸命に・真摯に・真剣に」問題に向き合ってください。