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古文の助動詞の語幹

いまさらですが、疑問に思って調べても分からなかったので だれか知ってたら教えて下さい。 用言には語幹と活用語尾があるけど、 助動詞の活用表を見ると語幹が書いてありません。 これってカ行変格活用の「来」みたいに、 語幹でもあり活用語尾でもあるから?? あえてかかれてないのはどうしてですか?

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  • ベストアンサー
  • kimosabe
  • ベストアンサー率59% (137/230)
回答No.1

良い疑問ですね。 でも答えは簡単です。 助動詞の活用表をご覧ください。 助動詞「る」「す」「ず」「む」「き」「つ」「ぬ」「り」のように、それが何形であっても、とにかくひらがな一字の活用形を持つものが多いですね。これらは語幹・語尾に分けることができません。 また、助動詞には、未然形が無いとか、連用形が無いとか、六活用形がすべてそろっているものは多くありません。たとえば助動詞「らむ」は未然形から順に、   〇 〇 らむ らむ らめ 〇 と活用しますが、仮に「ら」を語幹として   ら ∥ 〇 〇 む む め 〇 のような活用表を作ったとしたら、語幹と語尾が合わさって一語なのですから、未然形は「ら」ということになって事実に反することになります。これらも語幹・語尾の区別は無しとするしかありません。 このように考えれば、語幹と語尾に分けられそうな一般的な助動詞は「さす」「しむ」「「らる」の三つだけです。 用言(動詞・形容詞・形容動詞)の場合は、その総数のうち、語幹・語尾に分けられるものが圧倒的多数を占めますから、こちらを基準にして活用という現象を説明する方が合理的で、語幹・語尾の区別が無いものがむしろ特化されることになります。 助動詞の場合は逆に、語幹・語尾に分けられないものがほとんどです。いちいち語幹に〇を入れて、   〇 ∥ 〇 〇 らむ らむ らめ 〇 なんてやるより、全ての助動詞を一括して、「語幹・語尾の区別がなく語全体が変化する」と説明する方が合理的というわけです。 私の回答は以上です。

noname#153265
質問者

お礼

ありがとうございます。 あまりふかく考えないで覚えちゃえばいいですよね。 がんばります

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