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日本の医療費ってどれだけ問題なの?
日本の医療費が右肩上がりなのは資料を見たら一目瞭然です。 が、国の予算とその他の予算とを総合的に見た時に医療費がどれだけ国の財政を圧迫しているかがイマイチよくわかりません。
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- koncha108
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回答No.1
https://www.mof.go.jp/budget/fiscal_condition/related_data/201803_00.pdf まず、1ページを見てください。この中の社会保障費用の中に医療費が入っています。その詳細に入る前に、一般予算全体の中の1/3が社会保障で、医療、年金、介護・福祉と言うことになり、国民の暮らしそのものに直結するので減らしにくい項目。次に、国債費が24%あります。これは利子の支払いや期限が来た国債の買い戻しなので絶対に削れません。 それらを除くと国の行政・活動に関わる費用は全体の43%しか無いことになります。 次は16ページ。社会保障費の内訳で、医療はこの中で38.9%。全体の予算に対しては13%くらい。少子高齢化に伴い社会保障費全体も医療費も増えていくので、国家予算全体を増やさないようにしようとすると残りの予算に対してどんどん圧迫が強まります。1000兆円もある国の借金(国民一人あたり800万円!)をコレ以上増やせば、国債費用が膨らんでどんどん財政が厳しくなるので、予算は増やすことができない。そうすると行政サービスを縮小するか、年金を減らすか、医療費の国民負担を増やすかと言うかなり厳しい選択になります。安倍政権は景気を良くして消費税も上げて税収を増やして借金を返しながらも予算を増やそうとしているわけですが、今の所うまく行っていません。