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よく、法律の勉強で【広義】と【狭義】という言葉が出
よく、法律の勉強で【広義】と【狭義】という言葉が出てきますよね? これは単純に【広い意味で】【狭い意味で】という意味と考えていいのでしょうか? 世田谷区は狭義の日本 日本は世田谷区の広義 こういう意味と同じですか?
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1番回答者です。 例えば「きょうだい」とは、狭義には、同じ両親から生まれた男の子供と男の子供の関係を意味しますが、広義には、同じ両親から生まれた男の子供と女の子供、女の子供と女の子供も含まれます。 「A子とB男はきょうだいだ」と言っても間違いではありませんし、我々はAとBの関係は(同じ両親から生まれたんだなと)納得することになりますが、「世田谷区は日本のことだ、日本は世田谷区ことだ」とは言えないので、やっぱり質問者さんの例えは間違いですねぇ。 広義・狭義の「義」は、「意味」のことで、面積ではありません。 ふつうに「まあ、広い意味では、冷戦も平和の一種だよね」とかいうように、日常会話で「広い意味・狭い意味」とかいいませんか? うまい説明ができませんが、まあ、それと同じような意味だと思って使い慣れてもらえれば、と思います。
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広義 同じ言葉がさす意味の範囲に広さの違いがあるとき、広い方の意味 狭義 同じ言葉がさす意味の範囲に広さの違いがあるとき、狭い方の意味 お互いの概念を統一させるために 広義の~、とかいう。 狭義の無権代理、といえば、表見代理。 広義の無権代理は、表見代理が成立する場合も含めて およそ代理権が存在しない。 世田谷区と日本の関係は分かりませんが 最広義においては、法とは規範 広義における法とは、通説的見解によると成文法のみ 狭義における法とは、国内法 最狭義における法とは、国会の制定する法律のみ 法について話そうよ! A:法とは国民の権利義務の規範だよね B:A君なにいっちゃってくれちゃってんの? 法とは国民の権利を制限し、義務を課するもの なんだよ これは、AB間で最狭義の法について議論してるんです。 民事訴訟の議論は、聴いてもわかりにくい それは、概念に幅があるから、と思います。 ※概念も変化する 狭義説で訴訟物をとらえる人と、最広義説で考える 人がいる。 その違いが 審判対象の同一性判断 に影響してくるので どの範囲でとらえているのか、を把握すれば いいかもしれませんね。
- fujic-1990
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先日、その言葉を使って説明した者です (^_^)。 質問者さんが挙げられたのは、違います。それは単に、明確な区域の問題。世田谷区は世田谷区であって、狭義の日本ではありません。 広義・狭義は、「定義」の問題です。 広義とは、広く定義した場合の「意味」。狭義とは狭く定義した場合の「意味」となります。 「世田谷区」は範囲が明確に法定されています。そのように明確に「定義」されていれば、広義・狭義の問題は発生しません。 ぱっと思いつく例では、 広義の日本人:日本国籍を持つ人 人種的には白人も黒人もハーフもいる。 狭義の日本人:いわゆる「大和民族」の人 (大和民族自体が混血ですが一応)血統的に白人や黒人は含まない。 もっとも、血統的にも違うし日本国籍ももたなくても、「我々も広義の日本人に含まれる」と言って、日本での選挙権を要求したり、他国空港において、日本人と同等の待遇(ビザなし入国の許可)を要求した人たちもいます。 日本で何年暮らしていても、在日韓国人さんたちは、広義でも狭義でも日本人ではありません、というのが私の解釈です。 という具合に、定義で中身が法定されておらず、人それぞれに変わるような場合に広義・狭義が問題になるのですが、多くの人が考える基準で「広義・狭義」の内容が変わります。 ぱっと考えた説明なので、夜、変える・補足するかもしれません。