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広義の国民所得について
広義の国民所得について質問です。 広義の国民所得=国内総生産 と書かれているものと、 広義の国民所得=GDP、GNP、NDP、NNP、NI(狭義)の総称 と書かれているものがあります。 これは、どちらが正しいのでしょうか?
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マクロ経済学入門書では、Yという記号でGDPを表しつつ、それを国民所得とよんでいることが多いと思います。YがGDPなのか、国民所得なのか、それとも理論だから固定資本減耗を控除したNNPなのか、はたまた実質なのか名目なのか・・、私も考えたことがあります。 マクロのはじめの方をみているうちは、YはGDPのことを指していて、これを便宜上国民所得とよんでいるんだなあ・・と思いつつ、特に支障なく理解して進むことができました。回帰分析など計量経済を使い始めると、Yの中に実質GDPやNNPを入れたりしてみることもあり、そのYを国民所得とよんでいるのですから、広義の国民所得は「GDPやNNPなどの総称」と解せます。でも、経済学のはじめの方を理解していくには、国民所得といえばGDPのことを言っていると解するのが一番適切だと思います。なお統計ではGDPと国民所得は全く異なる数値になりますので、このような曖昧さはありません。
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- yambejp
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「広義」という意味は「拡大解釈すれば」ということだとわかりますよね? 解釈方法はいろいろあるのだから、どっちも正しいのでは? つまり生産は所得だと解釈できないことはないというわけです。 また国民というくらいだからGNPやNNPが適当でしょうけど、最近は 指標として「国民」をベースにするのはまれでしょうから、 GDPやNDPが広義として定義されているのでしょう。 まぁNIはずばり国民所得なので「狭義」とかかれているんでしょうね