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公差による加工費の違いについて
- 一般公差から公差を厳しくした場合、平均的には加工費にどの程度の影響があるのでしょうか?
- 組み付け性を考えると公差をシビアにする方が安心ですが、コスト面も考慮する必要があります。
- 0.1の公差の違いについて悩んでいます。ご意見をいただければ幸いです。
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例えば、 φ9mmの穴(9キリ)を50mm±0.3mmと、50mm±0.2mm、50mm±0.1mmなら、 ? 50mm±0.3mm;ケガキ、ポンチマーキング、ボール盤作業で可能 ? 50mm±0.2mm; ↑で、熟練者は可能かな? ? 50mm±0.1mm;NCで加工が必要 にて、以前はコストが異なりました。中国等では今も異なりますかな? しかし、現在では、全てプログラムを組んで、NCで加工する見積りなので 金額の差がでません。他の加工も同じです。 例えば、幅が50mm±0.03mmで▽▽仕上げの場合、工具や工具送り量、速度 が異なるために、加工時間が長くなりコストが異なります。 また、ボルト止め穴なら10キリ加工で、50mm±0.3mmとして、組付け調整 後に、テーパーピンで位置決め再現性を取る方法で、以前はコスト低減を していました。(直角度も、10キリの馬鹿穴で、カバーする等々で) 以上が、参考になれば幸いです。
例えば、 φ9mmの穴(9キリ)を50mm±0.3mmと、50mm±0.2mm、50mm±0.1mmなら、 ? 50mm±0.3mm;ケガキ、ポンチマーキング、ボール盤作業で可能 ? 50mm±0.2mm; ↑で、熟練者は可能かな? ? 50mm±0.1mm;NCで加工が必要 にて、以前はコストが異なりました。中国等では今も異なりますかな? しかし、現在では、全てプログラムを組んで、NCで加工する見積りなので 金額の差がでません。他の加工も同じです。 例えば、幅が50mm±0.03mmで▽▽仕上げの場合、工具や工具送り量、速度 が異なるために、加工時間が長くなりコストが異なります。 また、ボルト止め穴なら10キリ加工で、50mm±0.3mmとして、組付け調整 後に、テーパーピンで位置決め再現性を取る方法で、以前はコスト低減を していました。(直角度も、10キリの馬鹿穴で、カバーする等々で) 以上が、参考になれば幸いです。
プレス金型製品であれば±0.3とそれ以下の交差を比べると穴のピッチが 狭くなければさほど費用は変わらないと思います。 ですが、穴のピッチが極端に狭い場合、費用がかさむと思います。 どういう場合に費用が高くなるかといいますと 「穴を開けるのに金型が2型以上必要な場合」 つまり1型で開ける穴すべてに関しては±0.1はあまり関係ありませんが、 金型2型ですべての穴が完成する場合は±0.1はかなり厳しいと思います。 例をあげましょうか。 例えば製品の穴が10個あるとします。(穴どうしはそれなりに近い) 穴あけ工程は2工程とします。 初めに5個の穴を開け(工程1)、後の工程で残りの5個(工程2)開けます。 この場合工程1で開けた穴の交差は±0.1でも±0.3でも費用はさほどかわりません。 同じように考えて工程2だけで考えると工程1と同じです。 ですが、穴10個すべての交差が±0.1となると話が変わります。 要は一回で穴を開ける場合は交差は0.1でもいいですが、2回に分けて0.1の交差を出してと言われればなかなか難しくなるため費用は跳ね上がります。 参考になれば幸いです。
素直に発注先に聞きましょう。交差が必要ってことは何か勘合するんですよね。はっきり勘合品渡してこれが嵌りますって。
お礼
私自身やはりそれが手っ取り早いとは思いますが、 多くの設計者さんやメーカーさんのご意見や一般的な状況を伺いたく 質問させていただいた次第です。 有難う御座いました。
一般的な部品であれば金額的にはほとんど差はでないと思います。 但し、長い物になると変わってきます。 部品の寸法的な情報をもう少し追記して下さい。 切削加工だと思っていました。 すいません。プレスは専門外です。
お礼
ご回答有難う御座います。 例を挙げますと、電子機器の外装等で、 取付け穴の位置やピッチ30~100mm程度に対する公差などです。 おもにプレス部品の加工公差なのですが、一般公差の中級で±0.3だとして、 ±0.1や0.2又は+公差などに指定した時に、あまり金額に影響しないようであれば、すこし位置ズレを抑えたいと思っています。 こちらこそ具体的な説明が遅れて申し訳ありませんでした。 切削加工の例でも参考になり、まったく問題はありませんので、 また気が向きましたら、お話をお聞かせください。 どうも有難う御座いました。
お礼
具体的なご説明有難うございます。 やはり加工方法や工程をよく理解した上で、設計することが大切ですね。 とても参考になりました。