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面祖度と加工公差の関係は?
- 切削加工において、例えば±0.05mmの加工公差を指示する場合、面祖度はどの程度必要なのか、教えてください。
- Rz50と指示するのは、粗さの幅≒公差となるので、よろしくないということでいいのでしょうか?
- 加工公差と面祖度の関係について教えてください。
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使用用途によって変わってきます。 たとえば、モーターシャフトでは、コアとシャフトを樹脂で接着する為に、 抜け防止の為、交差0.05で面粗度50~75Sという物もあります。 (表面を粗く加工して抜けにくくする)
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2点間距離寸法とその基準の面粗さの関係は、基本的にはありません。 只、一般的には組立寸法公差の1/5~1/30(約1/10)が、部品寸法公差と されている様に、加工公差の1/5~1/30(約1/10)が表面粗さの幅と小生 は、先輩達の指導発言を基に理解をしています。 ですから、古い表記で申し訳ないのですが、加工公差が±0.05なら、表面 粗さ幅が▽▽か▽▽▽を使用しています。基本的には1/10で▽▽▽ですが、 その面に力が加わらない場合や、滑り等の作用が生じない場合には、▽▽ も稀に使用していました。 ですから、貴殿の質問内容ケースでの粗さの幅≒公差は、よろしくありま せん。 旧JISの▽仕上げ資料サイト情報を添付しておきます。 http://www.coguchi.com/search-date/hyomen.html 表面粗さの種類|coguchi.com|白銅株式会社
寸法は2点間の距離で、粗さは対象となる面から粗さ曲線を取り出して評価します。まったく別の世界ですから相互の関係はありません。 考慮すべきは、しまりばめ等で面に圧力がかかる場合に粗さ指示が大きい時、寸法で期待されるほど、締め付け力が発生しない時があります。 寸法及び寸法公差、粗さ指示、幾何公差は独立ですから、指示内容が相互に影響しあうことはありません。但し機能上の制約については配慮する必要があります