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図面指示について(2択・任意指示)
- 転職されてきた方の図面を見て困惑する点があります。設計者として何か足りていない気がします。
- 一品モノの研究部署にいた方で、現在は量産図面を作成しています。納得させるにも、確かにそれでもモノは作れます。
- 一般的な作図手法なのかどうかについて質問しています。単発・試作品では相当品・参照は有効であり、QCD優先事項で変動しても構わないと考えています。
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私は単品の設計・試作・加工を行っているもので、自分自身もこうした表記を度々使うことがあり、lumiheartさんの意見に共感します。 問題は二つあるように思います。 今回の事例では、複数の諸兄の回答にあるように「郷に入らば郷に従え」の例え通り、前の会社で実績があろうとも、例の設計者さんは現在の会社の「やり方」なり「文化」を受け入れる努力が必要だということです。それを拒んだ結果周囲の人を困惑させているようではまずいと思いますので、立場のある方がきちんと指導しなければならないと感じました。 もう一つは、設計の考え方の問題です。 単品・試作の現場では、端材で済むことも多いので、A5052 or A6063という表記は加工現場や材料調達の現実的対応を可能にしたものとして理解できます。特殊な使用条件でない限りA5052とA6063の耐食性や強度の有意差はない故にどちらでも可であり、「加工現場で都合の良い方を選びなさい」という設計者の意図を表現したものであると・・・・。 同様に、試作では塗装の色などほとんど問題にしません。いちいち塗装ラインを変える必要などなく、今流れている色でOKという解釈です。 設計者は全てを決めなくてはなりませんが、機能や性能を勘案し、作業性やコストを考慮して現場に選択を委ねることもあり得ます。もちろん、その結果については設計者が全ての責任を負うことに間違いはありません。 設計者は機械製造におけるヒエラルキー(権力の階層構造)の最上位にあるため、加工者に対して「図面通り」を強調しすぎる傾向にあります。これは有名な「もんじゅ」の「ナトリウム漏れ」という大きな事故を誘発した原因ともなりました。加工現場の意見や裁量を認めてより良いものを設計するという姿勢も大切。謙虚な設計者でありたいと戒めています。 設計図は加工現場に設計の意図を伝える手段なので、図面から読み取れなければ設計図以外の方法で互いに意思疎通を図るべきです。今回の事例はその任を誰が担うかという問題とも解釈できます。
アルミの加工工場で働いていますが 例でしょうが例えば >(例)材料 A5052 or A6063 >⇒選択は購買・加工屋任せ これは2択では在りませんね。 量産のコストで言うなら特殊な板厚、形状の材料でなければ A5052を選択しますので2択にはなりませんね。 まぁ、A6063で出る端材で賄えるなら違いますが・・。 設計の方も色々在るのですね。 全てを図面でうたってくれた方が現場は楽ですね。 出来ない事は出来ないと言えますし。 後で違うと言うと問題が起きますから 考えとしては間違ってませんよ。 ただ貴方が諦めて放置すれば現場や客先の手間が増えるだけです。 会社としてのスタンスの問題なのでどうするかは 会社として判断したら良いと思いますよ。 無駄な時間は無駄でしか在りませんから。
おつかれ様です。 (例)材料 A5052 or A6063 ⇒選択は購買・加工屋任せ 機械図面を書いていますが別にいい範疇にあると思います。 大事なのはその内容が貴社としてまずいのか?いいのか?を相手に 理解してもらえていない点と思います。 困っている例を示して世間の大多数なのか?という問いを書いていますが 私から見たら相手をねじ伏せるための証拠固めをしているように見えます。 設計としてこれが正しいという内容も必要ですが、問題は相手もそうですが 貴方にもあるということを自覚していないように思います。 ご承知と思いますが世の中には様々な人がいます。 入ってきた方が貴方の言うことを紳士に受け止め、なんでも聞く イエスマンばかりではないでしょう。 イエスマンじゃなきゃ仕事が出来ないの? 相手が折れない頑固者と思っているかもしれませんが 貴方も頑固者というか柔軟性に欠ける部分がないでしょうか。 貴方が使えないと思っている方も、人によってはトラブルなく うまく仕事をする人もいるでしょう。 そのあたりことを考えて付き合っていくことも仕事のうちでは。
一品物の設計をしています。 私なら、二択はありえませんね。 金額のことを考えるのであれば、どちらが安いのか購買に見積もりを取らせて 安い方で図面に記載する。 塗装であればマンセルで示す。 図面は作る人が迷わないようはっきりと指示するものだと思います。 コスト、納期、加工、組立等々すべてを考えて描くのが本物の図面です。 ふじさんはこの方にビシっと言うべきだと思います。
注意しても聞かないから、それ以上は言わないし従わせないというのは全く 責任放棄である。管理者であるなら当然、従うまで説得すべきである。その後 もし御社に損害が生じた場合は、あなたも連帯責任を負う必要がある筈です それが管理者であり、仕事上での議論に年齢も上下関係も必要無い筈と思う
色々な意見を拝見して非常に参考になります。 私は、営業・設計・加工 すべてに関わっています(零細企業だから仕方ないですが) 設計をされる方なら理解しやすいと思いますが、 同じ物も、それぞれの立場から物を見れば見え方が違います。 設計理念については会社として しっかりと話し合うべきかと思います。 もし、転職者の方の方が整合性のある意見が出れば その意見も採用するべきでしょう。 大半の設計者は「生産技術」さんのおっしゃる通り私も含めて結構いい加減かも。 別に悪い意味では無く、正解が2つも3つも有る場合も・・・ 臨機応変も別に悪いとは言えません。 でも、たまに穴も軸も同じ(H・h)公差なんて見かけますが・・・・ 確実に言える事は貴社の設計部門での意思疎通の不足でしょう。 しっかりと話し合う事が重要で、多忙だとか気力が沸かないなどと言うので 話し合いが出来ないのであれば 「ただ自分自身に対する同意が欲しいだけの愚痴に聞こえてしまいます」
>問:一般的な作図手法なのでしょうか? 今回の問題を選択肢にしない理由というか、質問者さん自身がどちらにすべきと考えているのでしょうか。 私の場合の処置 (例)材料 A5052 or A6063 私ならA5052とします。 理由は、鋼材屋からはの入手はどちらも変わりませんが、○ス○のFAカタログでは、A5052の記載が多いからです。 (例)処理 塗装 色見本参照 私なら塗装色の見本を提示してあげますが。(調合ですが) せめて参考や類似の番号は記載してあげないとと思いますが。 私は何が『一般』なのかわかりません。 が、何かの理由によって、選択肢にする場合もあります。 (○○相当とする場合も…) >醍醐味とまでいかないものの、それが設計者だと教えられました。 >『自分の設計したモノの価格・手番を知らないで何が設計者だ』 >とまで言われてきました。 どちらかにする理由を質問者さんが知っているのであれば、それを話せばいいような気がします。
貴社で製作している物も、一品物でリピートもあるかないかの装置 等を製作しているのでしょう。 さて、加工業者からの対応は、その設計者に任せれば良いと思います。 ★ 材料 A5052 or A6063 ⇒ 選択は購買・加工屋任せ は、言い換えればA5052でもA6063でも設計仕様は満足で、 基本的には安い方を選択して下さい。高くても、他の部品と纏めて 材料調達したら安くなるなら、材料単価の高い方を使用しても良い となります。 ★ 処理 塗装 色見本参照 ⇒ 規格調査を行う気はない トラブルが発生しないなら、問題は無いでしょう。 色見本の準備から手渡し日程調整まで、その設計者に任せたら 面倒くさくなり、それなりの記述をします。 貴殿が経験した内容よりは、甘くなりますが…。 等々の理由で。
はじめまして。 アドバイスになるかどうか、わかりませんが、 私の会社の話をさせていただくと、私の会社も転職されてきた方と同じで (例)材料A5052 or A6063 →選択は購買、加工屋任せ です。 私は、品質や安全を考慮して図面を書いた方がいいと思っていますが、 購買からするとコストや納期を重視します。 では、どうしよう??と悩んで 最終判断は、上司(うちは社長)に判断してもらいます。 多分その転職された方は、前の会社でコストや納期を重視した 設計を求められたのではないでしょうか? 今、ふじさんさんが転職された方の仕事内容に 「はぁ?」と感じているのであれば 部署長に相談されたらいかがでしょうか? 参考になれば幸いです。
加工を請け負う側です。 52でも63でも、ということは一般的には切削加工品になるはずですが、試作と量産という単純な分け方で考えるのは危険です。 仕上がりが全く同じ形状でも材料によって加工内容が違って来たりロット数量によっては材料取りで余りが沢山出たりします(単発ロットなら余る材料分も請求されるのが普通です)。 そういう作図が一般的かどうかより貴社の実情にどれくらい合っているかや今まで見落としてきたコストセーブのヒントは無いかで考えられませんでしょうか。 確かに現状のままでは問題を感じますが見方を変えるとバカに出来ない要素もありそうに思えます。