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クレーターとは?溶接初心者が知りたい
- 溶接設備の操作盤に付いている「クレーター制御入り切り」という項目について、溶接初心者向けに解説します。
- クレーターの有無が溶接状態の仕上がりにどのような影響を与えるのかについて解説します。
- クレーター電圧値とクレーター電流値の最適な設定方法について解説します。
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クレーターの説明は先の方の通りです。 半自動溶接機の場合(ダイヘンとパナソニックしか知りませんが・・) クレータ入り切りのスイッチでトーチスイッチの操作方法が変わります。 切りの場合はトーチスイッチをONの状態で溶接を行いますが、 入りの場合はONの状態からトーチスイッチを放してもアークが安定して 出ている状態であれば、溶接を行うことが出来ます。 そして、溶接を終わるところでもう一度ONを握るとクレーター電流、 クレーター電圧の設定に切り替わるのです。 但し、二回目のON時には握っている間しかクレータ電流、電圧が出ません。 又、二回目のONの後は手を放すと溶接は終了します。 私はこのクレーター入り切りのメリットは 1)簡単にクレーター処理が出来る。 2)長い溶接の場合トーチスイッチをずっと握っていなくても良い。 の二つで考えておりますが、当然デメリットもあります。 デメリットとしては 1)なれないと操作しにくい。 2)仮付けの時はすばやく二回トーチスイッチを押さなくてはならない。 というのがあります。まぁ、仮付けの時は切りますが・・・ 私の知っているところはこんなところです。参考になりました?
先の方の言われるとおりと思います。 半自動からいきなり入門されたのですか? 通常の手溶接の経験をされて入られていれば 感覚的なもので理解も早いと思います。 クレーター制御はON、 電流・電圧はとりあえず 通常の半分か1/3位までさげてみては… というのは個人差もあり、ノズルと母材の距離 等で一概には設定難しい。経験と確認作業で 掴んでください。その処理中はノズルは母材と垂直・ 停止状態で1~2秒程度で終了させます。
クレーターというのは溶接終了時アークを切るとくぼみができますが そのくぼみをクレーターと言います。 このクレーターはピットや割れの欠陥が発生します。 それを防止するのにクレーター部分にもう一度肉盛りしたり 電流をフェードアウトするように小さくしてクレーターを小さくします。 私はTIG溶接専門なので詳しくはわかりませんがクレーター電流は ゼロにして尚且つ電流がゼロになるまでトーチを動かして終了します。 これはクレーターの中央部に小さい穴ができますがこの穴を 極力小さくするためです。 このくらいしかわかりませんが参考にしてください。