- 締切済み
SUS板を溶接する際に銅板を使用する理由は?
- 初心者にもわかりやすく解説します。
- 銅板使用のメリットと効果をご紹介します。
- 銅板を使用することで溶接品質が向上します。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
みんなの回答
うちでは、熱の分散と裏波の酸化防止のために銅板はってます。
SUSはSSなどに比べて熱伝導が悪く、熱が溜まりやすい材料です。溶接線が短い場合は余り影響がありませんが、徐々に熱がたまり、ビードが太くなってきます。多段階で電流調節のできる場合は回避できますが、そのような制御が無い場合は#1さんのご指摘のように「解け落ち」やアンダーカットの原因になります。銅のバッキングはビード近辺で熱を吸収し、そのような現象を防止します。 もう一つの効果は、ビード幅の調整です。バッキングの位置によってビード幅を調整できます。溶接線からの位置関係を狭くすればビード幅は狭くなります。 後は、焼け防止、歪の減少効果も期待できます。 但し、バッキングの形状や密着度、バックガスの有無により電流条件が異なります。熱を取ればとるほど電流値が大きくなることも考慮してください。
お礼
tawda 様ホントにありがとうございます。 ずいぶんと御親切にご指導いただき感謝しております。 これから、少しずつやっていく中で、このようにいろんな効果が あるとはこれからの勉強になります。 ホントにありがとうございます。 がんばって研究して結果を出したいと思います。
1)の方の回答のとおりかと思います。 また、溶接ビードが裏面に垂れ下がらない効果も期待できます。 ちなみに、厚板の溶接では、銅のブロックを用い それでも冷却能力が不足する場合には、銅のブロックの中をくりぬいて水冷できるようにします。
お礼
大阪の虎吉様、お答えありがとうございます。 わたくしは、susは初心者なものでして・・・ 日頃も手探りの状態でやってます。 常日頃、疑問だらけです。 これからも、ご指導をお願いします。 ほんとにありがとうございます。
材料厚さが薄いと、アークの熱で材料に貫通穴が開いてしまいます。 これを回避するために、熱伝導度が高い銅製のブロックを当て金にして、 (熱容量が大きい、つまり厚みが有る重たいブロック)冷やしているのです。
お礼
chinheitsuomih様、どうもありがとうございます。 なにぶん、初心者なものでなにかと素朴は疑問が多いです。 ありがとうございます。
お礼
ミャー様どうもありがとうございます。 初心者なものでして・・・ 人がしてるのをみようみまねの状態。 酸化防止・・・全然しりませんでした。 ありがとうございます。