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ドライバー不足と送料値上げの因果関係について
- ドライバー不足と送料値上げの関係について疑問を持っています。
- 経済学・経営学の視点から、値上げの理由と不合理性について考えてみました。
- ドライバー不足と送料値上げには因果関係がないと考えられます。
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質問者が選んだベストアンサー
直接の因果関係というより、間接的な因果関係ですよね。 そもそもドライバーの待遇がものすごく悪かったという現状があります。平成不況の中でコスト削減の手段として、送料を削減するというのがあったわけです。そのために運送会社は安い値段を強いられていたわけですが、原油価格が高いとか円安とかいろいろあって運送会社はドライバーの賃金を抑えたり、過重な労働を強いることでなんとかそのシステムを維持していたわけです。 だけどかつては「己が身ひとつで稼げる仕事」でもあったトラックドライバーが稼げないうえに一日でこれだけこなせみたいな過重な労働を強いられるようになったので、どんどんドライバーの成り手がなくなったわけです。 それで、そうこうするうちにアマゾン帝国がどんどん広がっていって荷物の絶対数が増えた。ドライバーは少ない、荷物は増える一方、で破綻寸前となっているのが現状なのだと思います。 だからAmazonもかつてはマンガ1冊でも送料無料で届けてくれたけれど、今はそれはやってくれません。事実上の送料値上げに踏み切ったのです。 値上げというより「不当なダンピング市場が正常に戻るバイアスがかかっている」といったほうが正解だと思います。
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- wormhole
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>0円と値上げとは違うだろうが! 下請け業者を増やすという事は、下請け業者への支払いが増え、それが送料に反映される可能性もあるということですけど? 送料値上げをせずに、その可能性をなくすには増やす下請けには支払い0円でただ働きしてもらうしかないんじゃないですか?(それを受ける下請け業者はないでしょうけど)
お礼
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- ayzm
- ベストアンサー率17% (190/1109)
一日10台運送が必要なのに8台しか運ぶこと出来ない。 一日2台分は運ばれないで残る、五日で今までの一日分が残っていく。 それだけ必要な業者には配達されないから、物資が不足する買う方は必要なら同業者より早く手に入れるには、高くても買わざるを得ない。 ドライバーが不足しているから、交代や休みを入れなければならないから、さらに運送台数が減る、さらに物資が必要なところに届かなくなる。 (1) 給料を上げる 今のドライバーは40代から60代それ以下はほとんどいない。 それなら辞めないようにするためには、給料を上げるしかないでしょう (2) ドライバーの確保 それが出来るなら今の現状にはならない。 今の若者はドライバーに成る人が居ない、募集しても面接にも来ない。 (3)トラックを増やす。 ドライバーが居なければ、トラックを増やしたも意味が無い。 (4)下請けを増やす。 ドライバーが居なければ、下請け業者から無くなるから増やせない。 現在の状況は配達してもらいたくても運送業者に断られる、お客さんは都心部だけではない。 製造業でも作った製品が配達されなけば、利益に成らないから運送代が高くても、運んでもらえる運送業者を頼む。 だから、ドライバーは少なくなるから、必要な物資が届かなくなる、運んでもらうには運送代が高くても頼む、販売業者は運送代を値段に振り分けなければ赤字になる、だから値上げをしなけらばならない。
お礼
・・・
- mimazoku_2
- ベストアンサー率20% (1908/9135)
(例1)>既存のドライバーの給与を引き上げ。 だからこそ、利用者からの徴収額をUPするのです。 (例2)>不足ドライバーの確保。 働き盛りの40歳未満って、人口的に少ないのです。 で、今の中心が50代以上なんで、体を壊す人もいます。 20代なんて、辛い仕事はやりたがらないので、アテになりませんが、金で釣るしかないんです。 (例3)>更にトラックを増やす。 物量が増えているので、トラフィックを稼ぐためにはハブの能力を上げるしかありません。 そうなると、一番に問題になるのが、積み卸し作業です。 そこを強化しない事には、ターミナルの能力向上にはつながりません。 (例4)>下請け会社を増やす。 下請けも、動くには金銭的な評価しかしない。 これが資本主義の根本。 それに下請けを受け入れるターミナルも強化しなければ、下請けを増やしても対応できない。 その他として、営業の戦略が間違っている。 安売りと安請け合いをしてしまったのが、現在の状況。 また、ヤマト運輸が撤退したように、時間指定などの配達条件が運用コストを消費しているし、再配達ってのは「親切」に見えるが運送業界にとっては、《残業》と同じ意味合いがある。 今日処理出来たはずの仕事が明日に残れば、今日積み込み可能な荷物に「残」が発生する。 つまり、再配達は残業なのです。 (再配達を意図的にやらせる迷惑ユーザーもいる。) こんな状況に嫌気が差した人間は、会社を辞めていく。 言い替えれば{苦労が給与に反映されていない}と言う事です。 それに楽天やamazonは、配送の荷数が多い事を理由に、1個当たりの単価を切り下げてきます。 本来なら、単価×個数だが、1万個でナンボや!という具合に《買い叩き》が起こる。 ヤマトや佐川以外に運送会社はあるのに、なぜそういう会社は、こういう小荷物の扱いには消極的なのか? 原因は1個当たりの単価や流通ネットワークの不備があるからです。 運送業者側は大口顧客を確保したいために単価引き下げに同意する。 長年、こういう構図が続き、運輸業界が疲弊してきて問題を解析したら「給与面」という問題に直面した。 で、にっちもさっちも行かず、《値上げ慣行》となった。 他には運輸業界で働いてくると、色んな業種と顔見知りになれるので、個人配送に興味を持つ人もいる。 そういうのが、赤帽・白帽・青帽なんかになる。 それとシステムメンテナンスなんかになると、即時配送&時間指定が掛かるが、1件当たりの単価は大きいので、そういう業界に入る人もいますし、効率もいい。 そんな訳で、自立して起業する人もいるからね。 引き留め策としても単価UP&給与UPはやむを得ないでしょう。 言い替えれば、今の単価が安すぎるんです。
お礼
正常な労働環境にするってことですな・・
- kuroko-krk
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ドライバーがいないので 送料を上げて、自社の荷物を減らす作戦です。 値上げにより業者の契約もたくさん解約されてます。 自社のドライバーの待遇を良くするために 他社に仕事を流してるのです。 待遇が良くなれば人も集まりやすくなります。 そうすれば、たくさんの荷物にも対応できて、いつかまた送料は安くなります。
- wormhole
- ベストアンサー率28% (1626/5665)
>(例4)>下請け会社を増やす。 >この場合、送料をアップしなくても下請けは確保できます。 意味不明。 下請け業者は0円で請け負ってくれるんですか?
お礼
0円と値上げとは違うだろうが!
- tak7171
- ベストアンサー率40% (77/192)
あくまで想像ですが・・・ 民間会社が競争原理の下にシェアを争う場合、他社より安い価格で勝負するか、価格以上の付加価値をつけるかして、消費者に選択されるよう努力するしかありません。結果、少ない経費で最大効率を求めざるを得ず、その負荷は実際に仕事に携わる社員(運転手等)に重くのしかかってきました。運送会社は社員に限界以上のノルマを課していたと思います。で、勤務時間内にノルマを果たせないのは能力不足という雰囲気を醸成し、こなしきれなかったノルマは正規時間外のサービス残業でこなす・・・行政では性善説の建前に乗って、払うべき残業代は企業が払っているだろうとしてきましたが、ところが昨今、ブラック企業の問題が世間に広く認識されるようになり、ダークゾーンだったその部分に行政から法の網が掛けられるようになりました。となると、企業には労働時間の厳守と、今まで払ってこなかった残業代を払わなければならない義務が生じることなります。例えば24時間を2交代制で、サービス残業込でなんとかこなしてきた業務を、8時間労働で3交代に割り振れば、トラックの台数を増やさなくても、業務に携わる人間が5割増しになります。その分人件費がかさむ訳です。2交代のままでも、残業代をきっちり払わなければならないので、人件費が増すことに変わりありません。また、下請企業を増やすにしても、その下請にも同様な法の網が掛かることになるので、元請の強みで下請に苛酷な条件を突き付けるのも以前より難しくなっている「はず」でしょうね、多分。結論としては、単に額面通りのドライバー不足というよりも、今まで構造上の矛盾をついて浮かしてきた経費を、実際に払わなければならなくなったので、その分料金に上乗せせざるをえない、ということではないでしょうか。
お礼
>シェアを争う 争う必要がないです。通販が増えているんだから・・ >24時間を2交代制で、サービス残業込でなんとかこなしてきた業務を そんなブラックなことしていないです。
- nannkaiporks
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過剰な通販の発展で、ドライバーも過酷労働になった。 その割に報酬が少ない。 なので辞めていく。 若者は免許を取得しない。 なのでドライバー人口は減っていく。 減っているから値上げしてドライバーへの報酬を増やす。 そういう流れでしょ。 今はドライバーの年齢層も上がってるのは、若者が免許取得しない、トラック運転しないからじゃないでしょうか。 また物流を生業にしても、長距離ではなくコンビニのルートのような短距離に従事してるからでは?
お礼
例1のとおり
お礼
>不当なダンピング市場が正常に戻る 妥当かもしれませんね。