以下聖書のルカ13章21節で理解不能な箇所がありましたので教えてください。
21 Mais Jésus leur répondit : Ma mère et mes frères, ce sont ceux qui écoutent la Parole de Dieu et qui font ce qu'elle demande.
1)ce sontという表現の内ceは単数のはずですので、その後にsontと複数を表す動詞が来るのはおかしいと思いますが、何か理由がございますでしょうか。
2)elle demandeは単純に「彼女が要求する」ことと訳すべきと思いましたが、このelleはDieuを指しておりますので、本来ilではないかと考えてしまうのですが、なにか適切なご説明がありますでしょうか。
私どもクリスチャンにとっては、神とイエスはある意味同じなので、elleと来ますと違和感があります。ただし他の箇所でもelleで神を指している箇所がありますので、フランス語ではそのように表現するということなのかもしれませんが、ご意見をお聞かせください。
「ルカ13章21節」ではなく、「ルカ福音書8章21節」ですね。
> ce sontという表現の内ceは単数のはず
いいえ、ce は単数と複数の二つの意味があります。
単複同形といってもいい。
Qui est-ce? ― C'est Monsieur Durand.
「あの人は誰ですか」「デュランさんよ」
Ce sont mes livres.
これは私の本です
もしかしたら、指示形容詞としての ce と混同されているのかもしれませんが、違うものですので、気をつけてください。
ce livre この本
ces livres これらの本
>elle demandeは単純に「彼女が要求する」こと
そうではありません。
la Parole de Dieu「神のみ言葉」です。
elle なのですから、女性単数名詞を探すのです。
ここでは parole です。
わたしの母、わたしの兄弟、それは、神のみ言葉を聞き、それ(その言葉)が求めることを行うものである。
1) ce sont
御存じの通り et は 英語でいう所の and ですから、"Ma mere と mes freres" を指して ce sont と複数形になります。
2)ここで言う Dieu は聖母マリア "la mere de Dieu" の意味かもと思いましたが
キリスト教についてよく知らずハッキリしたことは言えないですし、今
出かけなければならないので、時間が取れれば質問文を再読したいと思います。
お礼
コメントありがとうございました。