東大英語 要約
東京大学過去問1995年(1)A
次の英文の内容を60~70字の日本語に要約せよ。ただし、句読点も字数に数える。
Traditional grammer was developed on the basis of Greek and Latin, and it was subsequently applied, with minimal modifications and often uncritically, to the description of a large number of other languages. But there are many languages which, in certain respects at least, are strikingly different in structure from Latin, Greek and the more familiar languages of Europe such as French, English and German. One of the principal aims of modern linguistics has therefore been to construct a theory of grammer which is more general than the traditional theory --- one that is appropriate for the description of all human languages and is not biased in favor of those languages which are similar in there grammatical structure to Greek and Latin.
[全訳]
伝統的な文法研究はギリシア語とラテン語をもとにして発展した。以後それはほとんど修正されず、しばしば無批判に、多くの他言語を説明されるために用いられた。しかしラテン語・ギリシア語、またはもっと馴染み深いところではフランス語・英語・ドイツ語、、そういった言語と、少なくともいくつかの点において、言語構造が決定的に違う言語が多数存在する。したがって現代言語学の最も大きな目標の1つは、伝統的な理論よりも普遍性のある文法理論の確立なのである。その理論とは、ギリシア語やラテン語に文法構造が近い言語を偏重せずに、人類全ての言語を説明できるような理論である。
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(1)私の答・・・今日の言語学では、ギリシャ語やラテン語が基盤だという古い考えをすて、また全言語を理解したより普遍的な考えが求められている。(61字)
(2)ネットの答・・・伝統的な文法研究はヨーロッパ諸語偏重であった。現代言語学では全ての言語をうまく説明できる、より普遍的な理論の確立が模索されている。(65字)
(3)赤本・・・伝統文法が基礎とするラテン語、ギリシャ語と構造が全く異なる言語が多数あるので、現代言語学の一使命は全言語に適する普遍文法の構築だ。
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これらを比較すると、
・(1)は「伝統」という言葉が使われていない。・・・(あ)
・(3)は因果的に要約している(確かに本文との論構造に一致だが、論構造まで要約にもとめられるのか疑問)・・・(い)
・(2)は、「ヨーロッパ諸語偏重」とコンパクトな表現だが、本文ではあくまでフランス語、英語etcとは区別した「ギリシャ語とラテン語」が強調されていると思う。(∵・・・またはもっと馴染み深いところではフランス語・・・とあるように、区別している)・・・(う)
(あ)~(う)について、意見下さい!また(1)の改善点があればお願いします!
今回は英語の問題ですが、日本語表現・読解に重点をおいた質問なのでジャンル「国語」に投稿させて頂きます。