諱と字について

質問

初めまして。タイトルに関して質問があります
現代人目線で、西郷や大久保などの古人は諱で呼ばれるのに対して龍馬や中岡慎太郎などは字で呼ばれるのにはどういう理由があるのでしょうか。

回答No.3

kitsunetoneko · ベストアンサー

明治期までは，西郷隆盛氏や，大久保利通氏を含む，いわゆる，江戸時代の，武士などの，日本人の名前には，本姓（氏・姓），苗字（名字），通称，諱，変名，幼名，仮名などなど，たくさんありましたが，明治新政府が，いわゆる，日本人の戸籍を，新たに，ちゃんと，作ろうとすると，これらの，たくさんの文字や，漢字などを，紙に，書き記さなければならず，非常に面倒で，ややこしく，長たらしい為，明治新政府（太政官）は，日本人は，皆，一つの名字と，名前を，各自で決めて，持つように命じました..坂本龍馬氏や，武市半平太（号；瑞山）氏や，中岡慎太郎氏など，明治維新を迎える前に亡くなった，幕末期に活躍された方達などは，それまでの，下級武士などの，一般的な呼称である，通称で，呼ばれたり，そのまま，教科書などに，記載されているようです..西郷隆盛氏や，大久保利通氏などの，幕末期に，薩摩の，下級武士などだった方達も，明治期までは，西郷吉之助や，大久保蔵一（一蔵?）などの，通称で，呼ばれていたのかもしれませんが，明治維新で，日本人一人一人が，それぞれ，一つの名字と，一つの名前を，名乗る習慣などが，出来てからは，以前の，通称での名乗りでない，日本史上の，偉人の方々のお名前は，通常，明治期以降の名前で，様々な紙面などに記載され，知られるようになったのではないでしょうか‥‥

お礼

ありがとうございます！とてもスッキリしました～ヽ(´▽｀)/

回答No.2

bekky1

素人ですが、昔、その当時に個々人がお互いに呼びあうのは、諱ではない。

ただ、明治政府になってから、戸籍を作った時に、字と、諱と、使い分けることはせず、どちらかを’正式’にしなさいということで、字で登録？するより諱を載せた人が多かった。

本来は、主君とか、親とか、正式書類しか使わないのが諱で、口に出して使う名ではないので、書類向き？だとでも当時の人は考えたのでしょう。
それでも日頃呼ばれている名前じゃないと、誰だかわからないからと字をチョイスした人もいる、誰だたかは思い出せません。

それ以前（明治の戸籍制度）になくなってしまった人は、後から故人を書き残す人の’恣意’によるものです。

回答No.1

chie65536（@chie65535）

＞龍馬や中岡慎太郎などは字で呼ばれるのにはどういう理由があるのでしょうか。

両名とも、司馬遼太郎の「竜馬がゆく」で、諱でなく字で表記されていたのが原因でしょう。

両名とも、司馬遼太郎の「竜馬がゆく」が執筆される以前は、まったく名が知られていませんでした。

補足

すみません言葉足らずでした。
知りたいのは諱や字で呼び分けられている理由です。
龍馬に限らず調べた限りでは久坂や象山、大村益次郎も諱ではなくや字（通称）で、諱ではない呼ばれ方をされてる古人が大勢居るようですが
なぜこうもバラバラなのか気になった次第です