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脳 ランダム 偶然性
ぼんやりとした質問なのですが、 人間の脳って、 すごく曖昧に働く性質があって、 その人がいくら意識しても、 勝手に欲望が出てきたり、思い付いたりと、 すごく偶然性が高いという、ランダムな働きをしている様な気がして質問に至りました。 子供の頃から思い返してみると、 将来の夢にしても、年頃や時期によって、スポーツ選手や学者や芸術家など、 いろんな事を思って生きてきました。 だから、 よく言う「人生設計」や「フィナンシャルプランナー」などは、 余り深く考える必要は無いのかと思うのですがいかがでしょうか? 全く不要では無いと思うのですが、 計画を完全に信用したり、計画通りに生きる事というのは、 脳の構造上、性質上、 偶然性の高い脳の性質を持ち合わせている人間が、 ある時点で決定した計画をずっと続ける事は不可能だと思うのですが、 いかがでしょうか? ご教授お願い致します。
専門家の回答 ( 1 )
- 専門家吉田 修(@osamucom0409) 産業カウンセラー
こんにちは。 読ませていただきました。 大変面白いご質問です。興味深く読ませていただきました。 脳の構造は、おっしゃる通りランダムであるという言い方はできると思います。 但し、実際の性格や行動と、脳の機能が直接リンクしているかといえば、そうとも言えないと思います。 といいますのは、人生設計に伴う具体的な行動計画というものがちゃんとある人とない人とが性格的に分けることが出来るからです。 詳しい説明は省きますが、10代後半から20代前半までの間に、きちんと具体的な人生設計の行動計画を行い、その通りの人生を歩むという性格の人がいます。 どういう性格かといえば、物事がランダムに進行することを嫌う人で、自分の外側にある規則や考え方に自分を合わせることを好み、物事を白黒はっきりさせたい人に多いように思います。 これは性格類型論というもので明らかにされていますので、もしよかったらお調べになってみてください。 つぎに、「人生設計」不要論に反駁したいと思います。 人生の形式と内容というものの区別が混同されているように思います。 人生の形式というものですが、人は生まれて、やがて死ぬということがすでに決定されています。 これを人生というのですが、あなたもすでに体験されているように、義務教育を受ける→(大学進学等→)社会人になる→(結婚→家族が増える→)家族との死別→自分が死ぬという大雑把なスケジュールがすでに決まっており、実際あなたもこのスケジュールを生きています。 私はこれを人生のカレンダーと呼んでいます。 日本には四季があり、春夏秋冬がありますね、これは自然の理であって、どうあがいても変えられるものではありません。 夏になれば半そでを着て、秋になれば長袖を着るというようある程度決まっています。 しかし、夏なら、Tシャツでもいいし、ポロシャツでもいいし、それらは赤でも青でもいいというように、こんなことは気分次第でランダムであっていいわけです。 例えば、夏が終わり秋になるというのは、カレンダーとして決まっているわけですが、秋になったらサンマを食べる栗ご飯を食べるマツタケご飯でもいいし、イワシでもいいというのは、ランダムに変わり得るものだと理解してください。 だとすると、あらかじめ設計し得るものとし得ないものというのがはっきりしてきまして、人生設計とは、生まれてから死ぬまでの間の節目をどう乗り切るかということであり、具体的な内容として、どんな仕事をするか、どんな生活をしたいかという内容があるのだと思います。 答えになってますでしょうか。 応援してます。
吉田 修(@osamucom0409) プロフィール
産業カウンセラー(日本産業カウンセラー協会) 吉田修(株式会社Dream・Giver) ■ご質問者・みなさまへ■ コーチング最新メソッドを使い、自分でできる、気持ちの切り替え方法をご提案しま...
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