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なんで天皇家の菊の紋の菊が死人に贈る花になったんで

なんで天皇家の菊の紋の菊が死人に贈る花になったんですか? 天皇家が菊ならお祝い事のときに菊の花を贈るので礼儀になるのが普通の流れでは? なぜ不幸の不吉な花=菊にされたのでしょう? 休んでる生徒の机に花瓶を置いてそこに野生の菊を差して飾ってたらいじめ認定されると思います。 良い意味では使われない。 日本のトップの頂点が菊なのになぜでしょう?

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回答No.2

>なんで天皇家の菊の紋の菊が死人に贈る花になったんですか? たまたま結果として菊が両者共通だっただけです。 各々が菊を採用した経緯というか意味づけが違います。 菊は共通ですが皇室のものは黄色(金色)で献花に使われる菊は白色です。 色は心理的な効果を及ぼします。 結果的に色に対していろいろなイメージを持ちます。 黄色を見てネガティブな想像より、ポジティブなワクワクするようなイメージを持たれる方の方が多いとされています。 子供が絵に描く太陽の色は、国際的には黄色が主流です。 赤い太陽は、日本とタイぐらいです。 更に古代中国では東西南北を象徴する色と神獣を決めていました。 東:青(青龍)西:白(白虎)南:赤(朱雀)北:黒(玄武) 中央を象徴する色を黄色としていました。 これから黄色は皇帝など最高の権力者の色とされていました。 色が持つイメージと中国の故事から皇室が使う菊の紋章の色は黄色(金色)とされました。 一方白は潔白、神聖、純真、清潔、素直、勝ち、善良、真実、孤独 はかなさ 頼りなさ 寂しさなどのイメージを受けます。 仏教では、白は如来の仏歯の色で清らかな心で諸々の悪業や煩悩の苦しみを清める清浄(しょうじょう)を表すとされています。 この白のイメージと仏教での意味づけが重なって献花には白い菊が使われるようになりました。 最近は白い花ということで白い胡蝶蘭が祭壇を飾るケースがあります。 これは俳優の石原裕次郎が白い胡蝶蘭を好んだことから裕次郎の葬儀の際に祭壇に飾ったのが発端だったと言われています。 皇室が紋章に菊をデザインしたものを使うようになったのは鎌倉時代の後鳥羽上皇がこのデザインを好んだことが発端となって以降継承されて定着しました。 仏事で菊が使われるようになったのは、菊は冬に向かって多くの植物が枯れ始める秋に咲きます。 この菊の性質が、人の終末である葬儀の花として相応しいと受け取られて使われるようになりました。 >良い意味では使われない。 このように限定されてはいません。 九月九日を重陽の節句(別名菊祭り)としてお祝いされていました。 現在でも、この時期になると菊人形展が開かれたり鉢植えの菊の品評会が開かれます。 傘作りなどという一本の茎に数十個の花を円錐状に咲かせる際に見栄えがする白菊が多く使われます。。 蛇足 菊は丈夫な草花であることもあり、温室と照明を使って一年中咲かせています。 電照菊と呼ばれ愛知県が盛んです。 昭和天皇の葬儀の際に、献花に適した半開きで同じ大きさのものを知多地方の農家が数千本揃えたことから一躍有名になりました。

blackkigyou2017
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ありがとうございます

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noname#228398
noname#228398
回答No.1

過去質より ・菊の花の香りが、お香に似ているという説。 ・皇室の紋章が菊なので、格調高いとする説。 ・「懐かしき遺影のほほえみきくあかり」という有名な句からきているという説。 ・白菊を神式の献花に使用していた地方からひろまったという説。 ・日本の国花が菊であるので、とても厳粛であるという説。 ・菊の花ことばが「格調たかい」であるという説。 ・菊の花を酢の物にして法事料理に使う地域があるという説。 ・菊の花や葉を食したり、菊の生える付近の水を飲むと長生きするという逸話があるので、葬儀に参列した人の健康を願うという説 などなど他にも様々な話があります。

blackkigyou2017
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