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森鴎外の名言【原文より勝れた訳文】
翻訳はどうあるべきかという議論がしばしばなされますが、色々な見方で、意見が異なり、結論が出る物ではありません。直訳、意訳と簡単には分類出来ませんし、分かりやすく全文書き換えれば翻訳とは云えない物になってしまいます。 私はここで結論を見つけようというのではありません。 ドイツ文学を多数訳した森鴎外は、翻訳には自信を持っていたようです。自分の訳文は、原文より勝れていると発言、あるいは書いたと聞きました。どのような場面での発言か、あるいは何かの翻訳をした具体例に対する記述か、ご存じの方があったら教えて下さい。噂ではなく、事実だという裏付けが欲しいのです。 「森鴎外」「名言」などをキーワードにして検索をいたしましたが、発見出来ませんでした。 私自身は文学の世界にはおりません。理工学の分野に於ける翻訳、よい翻訳を目指しているのです。
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- wy1
- ベストアンサー率23% (331/1391)
回答No.2
私は、意訳とか直訳 とか言うような、翻訳はあり得ないと考えています。翻訳は原著者が言わんとする内容を、できる限り翻訳する言語で表現するものだと考えています。従って、原文より優れた翻訳文なんて絶対に存在しえないと思います。
- vampi
- ベストアンサー率31% (332/1038)
回答No.1
鴎外自身が書いた 「翻訳に就いて」読まれましたか? 私は読んでいませんが、彼の翻訳観がわかるかと思います。
質問者
お礼
有り難うございます。 「翻訳に就いて」森林太郎 鴎外全集 第二十六卷を覗いてみました。以下の三項目に分けた意見が出ていました。 翻譯上の謬見 /「ノラ」の實例 /飴玉とマクロン 彼が翻訳に対し、自信満々であったことが分かります。 非常に参考になりました。 しかし私の望む表現そのままではありませんでしたので、もう少し探します。
お礼
wy1 さん ご回答有り難うございます。 質問を、暫く閉じずに置いておいてよかったと思います。 このサイト内の色々な問答を見てきて、貴兄のご専門も想像し、 多方面のご意見も読ませていただいております。 その上で、今回のお答えも感謝を持っていただきました。