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神社について

神社って階段を上って上の方にあるのをよく見ます。何か意味があるのでしょうか また地元には珍しく階段を下にくだっていく神社がありました。それでふと、気になり投稿しました。

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.2

平地にある神社と高台や山腹にある神社の割合は知りませんが、階段を上ることにさしたる意味はありません。 神社が面倒なのは、山や島や岩などの地形や天然物を神様とするものや、村落などの亡くなった祖先を神様とするものや、部族の特定の首長等を神さまとするもの等いろいろな起源謂われを持った神様を祀っているということです。 いずれも山や天空に居るとされています。 亡くなった祖先の霊が一つになって村落を見下ろす山に居て村落の安寧を見守っているという考え方が古くからありました。 春になって耕作がは始まる前に、この祖霊を田畑に招き作物を守護してもらうという神事が現在でも行われている地域が沢山あります。 このような意識から村落を見下ろす高台や山腹などに設けられ神社が沢山見受けられるということです。 金毘羅さまや厳島神社のように海上から遠くに見えて漁民や航海者の安寧を見守ってくれているという意識で作られた神社もあります。 古くからの山岳信仰に基づいた神社もあります。 富士山の木花咲耶姫命(このはなのさくやひめのみこと)を祀る浅間神社などがこの典型です。 >地元には珍しく階段を下にくだっていく神社がありました 一般に「下り参りの宮」と呼ばれる形式の神社でしょう。 有名なものが全国各地にあります。 それぞれに謂われを持っていますが、おそらく地理的に水源地に相当する地帯だったのではないか思われます。 水源地は丘陵地帯の窪地に多いことから一度上ってさらに下るというレイアウトの神社が多くあります。 田畑に水は不可欠ですので、どこの地方でも水源地は大切にされて無暗に人が立ち入らないように神域としてされているケースが沢山あります。 水源地を擁護する水神として淤加美神(おかみのかみ)、弥都波能売神(みづはのめのかみ)や弁天(弁財天)や龍や蛇などが祀られいるケースも多く見受けられます。 蛇足 田畑の近くに桜の巨木が一本だけある風景がありますが、この桜の木は田畑を擁護する神さまの依り代として植えられたものです。 さくらという名称のもさ(神)くら(座)という意味からきたとされています。

aizenaha33
質問者

お礼

みなさんベストアンサーにしたいのですが こちらにします。ありがとうございます

その他の回答 (4)

  • hue2011
  • ベストアンサー率38% (2801/7250)
回答No.5

宗教的な解釈はとりあえずおいておいて、心理効果について考えましょう。 神というものが自分と同じ空間にいるというのはありがたみがないのです。 実際には同じ空間に居ないと意味ないのですが、なんとなく、異次元に居て、浮き世の苦労でのたうち回っているわれわれと同じ場所に居ないはずだと思いたい心理が働くわけです。 日本の地形からいうと、そういう異次元的空間というのは、山とか洞窟とか谷底ではないでしょうか。 いずれも、一般人がうっかり行くと命の危険があるかもしれないところです。 ただ、あまりの高度の山だったりすると、相当体力があり脚力にも自信がない人間にはお詣りにもいけないという矛盾が発生しますので、盆栽的な思想になるわけです。 100段ぐらいの石段しかないところだけど、そこには神の世界、深い真実の世界が待っているのだというみなしかた、考え方です。 これが、神社の位置がほんのちょっと上になったり下になったりする理由です。

回答No.4

なんとかと煙は高いところが好きと、うわなにをするやめr 山自体を信仰の対象としていたり、天と書いてあめ、雨と同じ語源です、で天孫降臨ですから山に降り立ったなどの話も多いです。また山の上に苦労して登ることで、そこに価値を見出す、有難い、というのもあると思います。 とはいえ昔から年を取れば足腰も弱るので、下宮など参りやすいところに作ったり、しまいには上にあるのは奥院で近いところに参っておけばOK、みたいな感じになってるところも多々ありますw 古くは古墳なども、古墳というと山のように土を盛ったものを想像しますが、最初のほうとか小さいものは、山の上にちょこっと土を盛って古墳を作っていたので、まぁ日本人は昔から、なんとかと同じく高いところが好きだったのかもしれませんw

  • fujic-1990
  • ベストアンサー率55% (4505/8062)
回答No.3

 一般的に神様は高いところ(高天原)に住まい、そこから低い所(大八洲豊葦原瑞穂国中国の高千穂峰)へ「降臨」されたかたがたです(天孫族)。  本来、超高い所にいらした方々が高千穂峰という、下界の中では比較的高い所に降臨されたのですから、その神様を祀る神社も、当然ながら高いところに創ることになります。  他方、記憶によりますと出雲大社(杵築神社)は若干下がっていたと記憶していますが、出雲大社のご祭神「大国主命」は天から降臨された神様ではなく、土地にもともとからいらした神様です。  また、出雲は黄泉の国につながる穴がある土地柄でもあります。大国主命は「根の国」へ一度逃げたとも伝わります(黄泉の国=根の国という説も、そうではナイという説もあります)。  そのような、一般の神様とは異なる特別の曰く・因縁があった場合に、「下る造り」になるのだろうと思います。  質問者さんも所の神社も、特別の曰くがありそうです。研究してみたらおもしろいかもしれません。

  • yuki_0330
  • ベストアンサー率16% (4/24)
回答No.1

山などは信仰の対象になりやすい場所で霊地として奉られ、その地を治める為に社を建てるということです。 質問者様の地元の下っていく神社もその底に霊験あらたかなものがあったということではないでしょうか。

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