労務費会計の基本ですが (2級)
<資料>
1.直接工の労務費計算は、予定消費賃率を採用している。
2.年間賃金・手当予算額 28,800,000円
年間予定就業時間 36,000時間
3.直接工作業時間票と出勤票の要約 (6/1~6/30)
〔作業時間票の要約〕 | 〔出勤票の要約〕
直接作業時間 2,700時間|定時間内作業 (6/1~6/20) 2,700時間
間接作業時間 250時間|定時間内作業 (6/21~6/30) 300時間
計・実働時間 2,950時間|計・就業時間 3,000時間
4.当月の支給総額 (5/21~6/20)
支払賃金 2,340,000円 諸手当 54,000円
5.前月末未払額 (5/21~5/31) 224,000円
当月末未払額 (6/21~6/30) ? 円
なお、当月末未払額については予定消費賃率で計算すること。
<解答・解説の抜粋>
【当月末未払額】
(6/21~6/30)×予定消費賃率
=300時間×@800
=240,000
【原価計算期間の要支払額】
当月総支給額+当月末未払額-前月末未払額
=資料4+前述-資料5
=2,394,000+240,000-224,000
=2,410,000
【消費額】以下の合計 2,400,000円
直接労務費:直接作業時間×予定消費賃率
=2,700×@800
=2,160,000
間接労務費:(間接作業時間+手待時間)×予定消費賃率
=(250+50)×@800
=240,000
手待時間:就業時間-実働時間
=3,000-2,950
=50時間
________________________________
【当月末未払額】について
これは要支払額を計算するためでいいですよね。
未払期間は6/21~6/30 で
「労務費=実際作業時間×消費賃率」まではわかったのですが、
実際作業時間が資料3をどう使えばいいのかわかりませんでした。
「作業時間票」が実際作業時間だから、間接作業時間の250時間?
でもこれは 6/21~6/30 の資料?
解答は、「出勤票」の300時間を使っています。
「出勤票」は予定時間ではないのでしょうか?
単に資料の見方がおかしかっただけしょうか。
【消費額】について
これは予定消費額で、要支払額がこの消費額と一致しているかを
確認するために計算するのでいいですよね。
(労務費だけは、借方 (要支払額) と貸方 (消費額) 一致するため)
解答を見て、(250+50)×@800 の意味はわかりました。
ただ、手待時間の50時間が、
間接作業時間の 300-250時間ではなく、合計時間を使っています。
違う問題で応用が利かないなど、意味が違ってくるのでしょうか?
また、労務費では、要支払額は消費額と一致しなければいけない。
でも、今回一致しないのは、予定消費賃率を使っているからであって、
手待時間があるからではない…ですよね。
質問の意味がわからなかったらすみません。
肝心の【当月末未払額】と【消費額】の計算で詰まってしまいました。
資料3の使い方がわかりませんでした。
(解答を見れば何となくわかりますが)
「作業時間票と出勤票の違いと見方」と「計算期間」とが
混乱しているかもしれません。
手待時間の意味自体はわかります。
合計時間から計算しないとダメなのでしょうか。
与えられた資料の「期間」を気にしなくてもいいのですか。
原価計算期間と給与計算期間が違うので、色々混同しているのでしょか。
(6/1~6/30 と 5/21~6/20 とで違います)
この時期にこんな基本で変に迷ってしまい焦っています。
どうかよろしくお願いします。
お礼
ありがとう