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管理会計論の諸手当勘定について
- 管理会計論の諸手当の扱いについて質問です。労務費の計算において、諸手当はどのように扱われるのでしょうか?
- 諸手当が費目別計算の労務費の集計処理に影響を与える場合、給与支給表に諸手当の金額が含まれます。
- 諸手当は賃金のT勘定の支払賃金に含まれ、間接労務費にも一部含まれる場合があります。
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それは問題やそのテキストが直接労務費と間接労務費をどのように定義しているかによります。 私の答えはそれよりも実務的な考え方で申し上げています。 一人の同じ直接工であっても、その勤務時間のなかには実際に製品を加工している時間もあれば、準備の時間、片付け、設備の手入れなどもあります。 実務的には、製品の種類ごとにどれだけの時間を作業したかを集計可能な時間は直接時間で、判らない時間は間接時間と考えます。この時間の合計値で一人の労務費(その中には手当ても含みます)を直接労務費と間接労務費に比例配分して分けるのです。 従って手当て部分が直接費か間接費かは作業実態で決まるもので一部づつどちらにも入るのです。 これは普通の原価計算の考え方ですが、簿記の試験ではそこまで詳細にはできないので、多分どこかで直接労務費と間接労務費の定義をしていると思います。それに従うということですね。
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- yosifuji20
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賃金のT勘定 ---------------------- 支払賃金○○ |前月未払額○○ 諸手当2,000 |直接労務費○○ 当月未払額○○|間接労務費○○+2,000(ここに含まれる?) ご質問の趣旨は、借方の諸手当2,000が貸方のどこに入っているのかといおうことでしょうか。 もしそうならば、諸手当2,000のみを気にしているのではなくて、それを含む総労務費を直接労務費と間接労務費に分けているということです。 上記のT勘定では 直接労務費+間接労務費=支払賃金+諸手当2,000+当月未払額-前月未払額 という関係があります。上記の右項式の合計を左項式の2項目に分けているということです。 この場合右の合計をどう左の内訳(直接労務費と間接労務費)に分けるかというのは前回のお答えで言った考え方です。 要するに諸手当2,000がどこにあるかは問題としないで労務費の一部と考えて、その労務費の合計を直接労務費と間接労務費に分ける方式を会社の事情に応じて決めているということです。 これでもご質問の意味にはなりませんでしょうか。
お礼
回答ありがとうございます。 私の理解が足りず、同じ事を何度も書いていただきありがとうございます。 やっと理解が出来ました。 >でも現実には定額手当てならば毎月一定ですよね。 >ということは最初の月と最後の月だけが違うかもしれませんが、後は前月の不足と当月の過大額が一緒ですから中立ということになります。 >従ってこういう細かなことは気にしません。 上記の箇所は目からうろこでした(最初は理解出来ていませんでしたが、理解して読むとナルホドという感じでした) しかし、あと少しだけお分かりでしたら教えてください。 受検上(簿記)では、諸手当は特に指示が無い場合は、 直接労務費?間接労務費?のどちらが普通と考えるのでしょうか? 問題文では指示としては、 ・直接工 基本給10,000 加給金5,000 諸手当2,000 としか書いておらず他に指示がないのです。 回答を読むと間接労務費に入っているのです。 もしよろしければ推測でもいいので教えてください。 よろしくお願いします。
- yosifuji20
- ベストアンサー率43% (2675/6115)
理論的には、21-31日の支給分は発生主義的にその月の労務費に計上すべきです。 でも現実には定額手当てならば毎月一定ですよね。ということは最初の月と最後の月だけが違うかもしれませんが、後は前月の不足と当月の過大額が一緒ですから中立ということになります。従ってこういう細かなことは気にしません。 諸手当2,000は理論的には管理部門と製造部門に支給額が部門や人数で分けられるのであれば、それぞれに対応した金額を労務費と販売管理費の給料に分けます。 このうち労務費部分が直接労務費か間接労務費かは、その製造への配賦が製品ごとに認識できれば直接労務費ですが、できなければ間接費とするしか仕方ないですね。 このあたりは会社の方針や原価計算の取り決めで決まることで一概には言えません。 会社ごとの実情に応じて配分を決めているのだろうと思います。
お礼
自分の質問が分かりづらい状態で、回答を頂いてありがとうございます。 問題の解答では、 賃金勘定の借方と諸手当2,000と貸方の間接労務費にも2,000入っているのですよ。 これが何故なのかな?って分からない状態なのです。
お礼
最後まで理解出来ない私に何度もつきあっていただきありがとうございました。 頭がすっきりしました。 またよろしくお願いします。