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仕事で買わされる物

入社して1ヶ月目の新人ネイリストです。 入社してすぐに制服代を要求されました。 2万4千円。 筆も社名が記載されているものを使用しないといけなくて2万円の筆一式を購入致しました。 お店に立つのにネイルとまつ毛エクステをしなくてはならず、(同じ店舗にマツエクもある)毎月1万円がかかる。 セットだから安いと店長は言っています。 働くのにお金を取られている感覚になってしまい納得して働けていません。 法律的には問題ないのでしょうか?

専門家の回答 ( 1 )

回答No.8

社会保険労務士の楚山です。 通常、業務に必要な制服や備品器具の類は、会社からの貸与品として自己管理し、退職時に返却することが一般的です。 返却時点で一定の消耗が見込まれる場合は買い取りとなることも考えられますが、ご質問のような入社当初から購入というケースも含め、それが採用や労働条件と密接な関連があるかどうかによって違法性が左右されます。 もしもその制服・筆・ネイル・マツエクについて自費による購入(会社からの費用補助もない、ということですよね?)が採用の必須条件、または昇給・昇進・昇格や契約更新で有利に(逆に購入拒否が不利益に)働くといったような場合は、それが就業規則等何らかの社内規程として整備され、それに質問者様ら労働者が同意することを要します。 たしかに個人による小規模店舗経営が一般的なネイルサロン等では、常用労働者数10人に満たず就業規則そのものの作成は法令上義務付けられないことが多いでしょうけれども、それでもなお個々の労働者との労働条件の合意は大前提として必須です。 さらに労使協定なくして給与からの購入費用の控除を行っているとなると、それはそれでまた別の違法性を帯びてきますので、ご注意ください。 また、場合によっては強制がエスカレートして脅しの側面が強くなると、強要罪にも問われうるので、よくよく就労継続お考えください。

楚山 和司(@k_soyama) プロフィール

OKWAVE Professionalをご利用のみなさま、はじめまして。 社会保険労務士・保育士・キャリアコンサルタントの楚山 和司(そやま かずし)です。 このたびは当プロフィールページをご覧い...

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