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「実例英文法」はイギリス英語中心?

中高生に英語を教えています。生徒にではなく、自分のために文法事項を調べたり確かめたりするのに、「実例英文法(A Practical English Grammerの翻訳)」(オクスフォード出版)を何の疑問もなく使っていたのですが、ふと、これはロンドン大学の人たちが書いたものだから、まずいのではないかという気になってきました。日本はアメリカ英語中心の英語教育であるので、アメリカで出版された文法書、あるいはその翻訳書、またはアメリカ英語にのっとった日本の文法書を使わなければならいのだろうか、と思い始めました。内容的にはとても充実していて気に入っている本なのですが、イギリスで使われるほうを重視して書いてあるのなら、アメリカ英語を重視した文法書もそろえたいと思っているのです。その辺のところをどうお思いですか?また、アメリカ英語を重視した文法書を教えてください。

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  • esistdas
  • ベストアンサー率33% (104/306)
回答No.1

アメリカ英語とイギリス英語の文法で、特に顕著な違いはいくつあるでしょうね。 語彙や発音の面ではかなりの差異が見られますし、これは有名ですよね。ところが、統語の面ではいまのところ、 AmE have / BrE have got AmE Do you have . . . ? / BrE Have you [got] . . . ? AmE recommend that you be . . . / BrE recommend that you should be [recommendは一例] 程度しか思いつきません。文法書の著者は、たいていはその分野の専門家のはずですので、これらの現象を知らないはずがありませんし、参考程度にでも載せているはずです。もし上に挙げた事象の解説が載っていないことがあれば、アメリカの文法書に頼ればいいでしょう。

kaze2004
質問者

お礼

アドバイス、どうもありがとうございました。

その他の回答 (3)

  • dripdrop
  • ベストアンサー率78% (149/191)
回答No.4

『実例英文法』(第4版)は私も使っています。 よい本だと思いますが、たしかにアメリカ英語についての記述は少なく、〈訳者注〉でそれを補うという形になっています。他の文法書をお持ちでなければ、もう一冊別の本を購入されるのもよいかもしれません。 しかしどういうわけか、「英文法の詳しい参考書」というと、オクスフォード大学およびケンブリッジ大学の出版局やロングマンなど、イギリスの出版社から刊行されたものが圧倒的に多く、「アメリカ英語を重視した文法書をそろえたい」というご希望に合うような適当な本はほとんど見当たらないのです。 私が一番お勧めしたいのは、#3の方の挙げている、Michael Swan: Practical English Usage あるいはその翻訳である、マイケル・スワン『オックスフォード実例現代英語用法辞典』です。 著者はイギリス人ですが、この本はアメリカ英語についての記述にもかなり力を入れています。 American English and British English という独立した項目もあって、アメリカ英語とイギリス英語の違いについて注意すべき点はほとんど書いてあります。そのほかにもいろいろ有益な情報が載っているので、『実例英文法』と併用しても決してむだではありません。『実例英文法』と違って、体系的記述ではなく、600余りの項目をABC順に並べた辞典形式の本です。 英文法を体系的に述べた本は、 Quirk,R. et al. : A Comprehensive Grammar of the English Language(Addison-Wesley) という大著を始めとして、Cambridge UPや Longman などからたくさん出ています。しかしそのほとんどがイギリス英語を基本とするものです。 どうしてもアメリカ英語中心の本がよいというのであれば、B.S.Azar: Understanding and Using English Grammar (邦訳:『エイザーのわかって使える英文法』上下)という本などもあります。しかしこれは ESL で使われる教科書ですので、練習問題が中心で、疑問点を調べるのにはあまり向かないようです。 結局アメリカ英語を中心とした文法書で手頃で便利なものといえば、『ロイヤル英文法』とか『英文法解説』など、日本の受験参考書ということになるかもしれません。価格も手ごろですし、外国の文法書と併用すれば十分役に立つと思います。

kaze2004
質問者

お礼

貴重なご意見ありがとうございました。早速本屋でチェックしてみます!

noname#176951
noname#176951
回答No.3

あまりイギリス英語、アメリカ英語にこだわらなくても良いと思います。 お使いの本は、Michael Swan "Practical English Usage"の翻訳ですよね。私は英語の方を持っていますが、アメリカ英語とイギリス英語で使い方が違っている場合はコメントが書いてありますよね。ですので、その本で十分だと思います。 また、私は同じOxford University Pressの"Oxford Practical Grammar"という本も持っています。こちらの方にもアメリカ英語とイギリス英語の違いについて書かれています。要約しますと、違いは主として発音と語彙で、文法についてはものすごく大きく違うものではないが、英語学習者にとって知っておくと良い相違点を説明しておく、というものです。 他にも文法辞典を持っていますが、これも「はじめに」の部分にアメリカ英語とイギリス英語に用法の違いがある場合は、その相違点について簡単に触れている、と書かれています。 どんな文法書でもアメリカ英語とイギリス英語の違いについて、程度の差はあれ記載されているはずと思います

kaze2004
質問者

お礼

ありがとうございました。参考になりました。

kaze2004
質問者

補足

私の持っている「実例英文法」(第4版)は原題が”A Practical English Grammar”で、AJトムソン、AVマーティネットという人が書いたものを江川泰一郎が翻訳したものです。

noname#27172
noname#27172
回答No.2

私はあまり「アメリカ英語」とか「イギリス英語」にこだわる必要はないと思います。 >日本はアメリカ英語中心の英語教育であるので ここが問題です。イギリス英語の名残も留めていますし、かといって あまりにくだけた米語表現は嫌う傾向にありますね。そして、アメリカでもイギリスでも廃れた英語表現が 大学受験の問題に残っているという皮肉な現象もあります。さらに、もっと大きな問題は どれが、アメリカ英語でイギリス英語で 日本の受験英語なのか キチンと教えられていないことです。 余談ですが 私の場合は フランス人向けの英語の文法書を使いました。これによって 今まで知らなかったことや蔑ろにしてきたことが鮮明に浮き彫りになりました。

kaze2004
質問者

お礼

ありがとうございました。

kaze2004
質問者

補足

>さらに、もっと大きな問題は どれが、アメリカ英語でイギリス英語で 日本の受験英語なのか キチンと教えられていないことです。 同感です。一言、「これはアメリカでよく使われるんだよ、でもイギリスじゃあんまりね。これは受験英語ならではだよ」とか記されていればいいのにと思いますが、混乱させないために、簡略化するんでしょうか。文法、というより英語は奥が深いし、法則からはずれる例外はいっぱいあるのに、これしかないと、言い切ってしまうのが受験英語なのでしょうかね。

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