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Ni触媒 還元 寿命
メタネーション(水蒸気改質の逆反応)に関する論文を読んでいたら、Ni触媒の寿命を調べるために、Arを使用していました。 CO2+H2O→CH4+H2O なぜ、Arを使うのでしょうか?詳しい解説お願いします。
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まず、反応式間違ってます。 左辺:H 2個,O 3個 //右辺:H 6個, O 1個 どんな反応かわからないのに回答できるはずがない。 誰もが知っていることなら論文にはならないので、 詳しいのは、実際にやっている人だけです。 以下、一般的に考えられることです。 酸素と反応して困る反応は、窒素中で反応させます。 アルゴン中で反応させるということは、窒素と反応する のでしょう。窒素ですぐダメになるレベルでなくても 寿命に影響するとかの可能性。 水素と反応してアンモニアができるとか。ニッケルと反応 して窒化ニッケルかできるとか。触媒は表面積が大きく、 反応性が高い場合が多い。 アルゴンも使わないで、原料・生成物のガスだけでと考える かもしれませんが、反応によって気体の量が変わり、圧力が 変わり適切な反応条件が維持しにくいとか、濃すぎて別の 反応が起こるとかの問題が考えられます。 アルゴン以外にヘリウムやネオンも使えますが、アルゴンが 安く、量も確保できます。
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詳しい解説ありがとうございます。