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「~個」を何故、「~ケ」と書くことがある?
「~個」を何故、「~ケ」と書くことがあるのでしょうか?
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既に回答が上がっているように、「ケ」はカタカナの様に見えますし巷ではカタカナと思って使って居るケイスも珍しくないですが、「箇」という文字の冠(竹冠)の右側を取ったものです。 尚、説文的には、「个」は、「箇」の古い形の一つですから、説明としては胡乱ですが誤りとは言えません。現在の簡字体の中には、「乾」⇒「干」の如く元々そのようの形のあって音が同じいで意味が似通っている文字を使うというケイスもありますので、簡字体イコール新字体とは限りません。但し、「雲」⇒「云」のケイスもありますので一概に言えません。 ご参考にならば幸甚です。
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>既に答えは出てるんでしょうが、 >何故、ケと書くことがあるかを聞いてるんです。 むしろこれだけ回答が得られてるのに あなたが理解できているか疑問です。
お礼
質問以上のご回答が出たと思いますよ。
>それでいいというご意見でしょうか 意見してません。回答です。 いつから答えが意見にかわりましまか? あなたはご自分で「ケ」 どこまで調べましたか? 簡体字のことはいいんです。 母国語でしょう。 検索して見つからないなら図書館にいくなり、 いくらでも調べられるんです。 自分で調べて納得できればそれで いいと思いますよ。 私は以前、お年寄りの方から聞いて そうなんだと思ってます。 メモするときに使いますが「個」、 面倒なので「ケ」、「コ」と略して 書きますが報告書には使いません。
お礼
既に答えは出てるんでしょうが、何故、ケと書くことがあるかを聞いてるんです。
>個と書くのは面倒だから省略してケと書いたというのはあるでしょうね。 文字てそうじゃないの? 計→け 介→ ケ 慣れてくうちにみんなで使おう。 それで良くない?
お礼
それでいいというご意見でしょうか。
- 131tobi
- ベストアンサー率54% (18/33)
漢字の「个」(箇と同字)の全体 or 「箇」のタケカンムリの一つ をとって符号的用いたものです。 ただ、ケ(ヶ)が「個」のかわりに用いられるようになった過程はハッキリしないはずです。「箇」と「個」は別の字のはずですか。 「箇」(か)を「ケ(ヶ)」と略すのは古くからあり、いまでも知名などに残っています。あくまでも読みは「か」か「が」です。 一方の動きで、新聞が「箇」の字を嫌って「個」で代用しようとしました。「個条書き」と。サッパリ定着しなかったんで、新聞もやめたようですが。 「1個」と書くべきところ「1ケ(ヶ)」の書くのは2つの情報が混線している漢字です。 書き方はほかにもあり、「一ヶ月」、「一ケ月」、「1ヵ月」、「一カ月」、「一箇月」、「一個月」、「一か月」 で種類。これに「一ケ月」「一カ月」を入れたら9種類です。 詳しくは下記をご参照ください。 【「2箇所」、「2ヶ所」、「2ヵ所」、「2個所」、「2か所」とする表現は、どれが正しいのでしょうか?】 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1194937816 以下は一部の抜粋(重言)。 ==============引用開始 6)1ヶ月 7)1ケ月 「ヶ/ケ」の起源に関しては諸説ある。↑のBAの書き方が参考になる。 私的な文章ではよく見るが、マトモな出版物では滅多に目にしない。元々は「職」を「耺」と書いたり、「門」を略して書いたりするのと同様で、手書き限定の略字の類いだと思う。だからマトモな出版物には出てこないのだろう。 「ヶ」と「ケ」がどう違うのかはかなり微妙な問題になる。 「ヶ」は文字ではない、という説を聞いたことがある。たしかにカタカナの50音表にはないし、漢字でもない……。それを言うと「ヵ」の正体もあやしくなるのだが。カタカナでも漢字でもないから文字じゃないって……なんて無慈悲な。最近人気の「ゎ」は どうなる。あれは可愛いから許してあげて……やかましいわ。 「ヶ/ケ」は地名にもよく使われる。仕事を始めたばかりのことだから、もう10年以上前(一片のウソもない)の話。大先輩の校正者が、地名の「ヶ」をすべて「ケ」に統一していた。各自治体に問い合わせれば「ヶ」というところが多かった気がするが、とにかく容赦なく「ケ」。 根拠は郵便番号簿が「ケ」だから。オカミの方針に合わせる……それはそれで正しいと思う。その後、地図や旅行ガイドの世界では「ヶ」が圧倒的に主流(重言?)であることを知った。 最新の郵便番号簿はどうなっているのだろう(あるのか?)。日本郵政のサイトは、全部「ヶ」になっている。 ==============引用終了 http://plaza.rakuten.co.jp/econavi/diary/200811060000/ 文化庁編『言葉に関する問答集 総集編 新装版』から ==============引用開始 ところで、数詞に続けて物を数えるときには、旧表記では「五ヶ所」「五ヶ条」のように小さく「ヶ」と書くことも行われた。また、固有名詞の場合にも「駒ヶ岳」「槍ヶ岳」「青ヶ島」のように書かれる。これらは、一般には、片仮名の「ケ」をかいて、「カ」または「ガ」と読むのだと意識されているが、本来はそうではない。この「ケ」は片仮名ではなく、漢字の「个」(箇と同字)又は「箇」のタケカンムリの一つを採ったものが符号的に用いられてきたものである。したがって、戦後の公用文や教科書などでは「ケ」を使わず、「か」を大きく書くことで統一されてきている。新聞では、社によって方針がまちまちで、平仮名の「か」を大きく書くもの、片仮名の「カ」を大きく書くもの、また「ヵ」を小さく書くもの等に分かれている。片仮名を使ったり、あるいは小さい活字を使ったりするのは、旧表記で「ヶ」を小さく書いていたことの影が残っているのだろう。 ==============引用終了
お礼
>漢字の「个」(箇と同字)の全体 or 「箇」のタケカンムリの一つ をとって符号的用いたものです。 どちらかなんですね。
- Postizos
- ベストアンサー率52% (1786/3423)
- Postizos
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「ヶ」が「个」の草書体とする例。 http://r-jiten.nabunken.go.jp/ichiran.php 天正14年とあります。
お礼
カタカナの「ケ」のような字ですね。
- Postizos
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顔真卿という8世紀の書家がすでに个の字を使っています。 康煕字典にもありますので正式の字と考えていいと思われます。 http://sf.zdic.net/sf/ks/0127/831160320e9065190bcc705527eb17e9.html 康煕字典では「個」を俗字として「个」「介」「箇」が正字としています。 http://www.zdic.net/z/20/kx/7B87.htm 辞書「字統」では「个」を「箇」とは別字であるとし、物を数える時の「こ」だとしています。 「个」「ヶ(に似た字)」「箇」は漢字の異体字として古くからあるようですので、私はこれを古くから同じ意味として使われてきたという説は正しいと考えます。 http://140.111.1.40/yitia/fra/fra00190.htm http://www.zdic.net/z/20/sw/7B87.htm 「ヶ」の字は「个」の字の草書体だ、とする説もあり確かに似ています。というか私はそう見るのが自然だろうと思いますが。(↓異体字箇個の草書体もいっしょになっていますが) http://sf.zdic.net/sf/cs/0127/831160320e9065190bcc705527eb17e9.html まとめると 箇の字に較べると個の字は新しく、箇の代用として使われてきた。それとは併行して「个」の字も使われてきた。そして日本の「ヶ」は「个」の草書体であろう。 こういう説です。 元は草書体であったのが現代の字体や印刷字体になっている例は「實→実」の字などがあります。 ともかく「个」が中国の簡体字で最近の字体だということはありませんのでそれを前提とする考えからは離れたほうが良いと思います。
お礼
个は昔からあった字なんですね。
- Sat_H
- ベストアンサー率43% (87/202)
「个」が変化したものだと思います。※簡体字制定時まで存在しなかったと思い込んでいる人もいるようですが、清朝の『康煕字典』にも載っている由緒ある字です。 http://www.kangxizidian.com/org/orgpage.php?page=78 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%B6 こちらの戦前の本には、「个」が「箇」「個」の古字で、「ヶ」は「个」の訛だと書いてあります。 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/933056/71
お礼
繁体字では「個」、簡体字では「个」ですよね。だから「个」は昔はなかったと思ってたのですが、昔からあったんですね。
「ケ」と書いたのは「個」を 面倒で省略して書いたと聞いたことがあります。 70代の方からです。真相はわかりませんが、 漢字てそうやって変化したものも あるんじゃないですか。 中国語は関係ありません。 ネットてめちゃくちゃなことが 情報になってるんてすね。 国交回復してからそんな経ってないでしょう。 70年代は簡略化した漢字がまだ定着してません。 簡体字は政治的な意味合いもあって 国外で使わないようになってるはずです。 旅行に行ってはじめて向こうの 漢字をはじめて見た人が多いのは 国内のみに使われてるからでしょう。 「ケ」たまに見たことがありますが、 私はあまり使いません。 どの場面で使われるかで調べたほうがいいのでは?
お礼
個と書くのは面倒だから省略してケと書いたというのはあるでしょうね。
漢字廃止論 - 漢字廃止論の概要 - Weblio辞書 http://www.weblio.jp/wkpja/content/%E6%BC%A2%E5%AD%97%E5%BB%83%E6%AD%A2%E8%AB%96_%E6%BC%A2%E5%AD%97%E5%BB%83%E6%AD%A2%E8%AB%96%E3%81%AE%E6%A6%82%E8%A6%81 「ケ 」とは関係ないかも知れませんが、 このようなことがあったことも 参考にしてください。
お礼
漢字廃止論と言うのもあったんですね。
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お礼
「个」は中国の簡体字だと思うのですが、「箇」の古い形としても使われてたのでしょうか? >簡字体イコール新字体とは限りません というか簡体字(簡化字)と言うのは、今現在、中国大陸で使われている漢字、新字体は現在の日本で使われている漢字ですよね。簡体字と新字体で同じ文字の物もありますが、違うものの方が多いですよね。