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変動係数について
ある実験の結果の変動係数を求めたのですが、その際に先生が5%以下ならいいよ、と言われました。なぜ5%が基準となるのか教えてください。 ちなみにその実験とは、吸光度を求めるものでした。
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#1です。 >5%が測定精度の目安となる理由はなんでしょうか? それが現実的な数字だからです。 測定結果がまとまればまとまるほど(CVが小さいほど)測定システムとしては優秀ですし、それが測定結果ならより好ましい測定結果ですが、例えばCV1%というような測定システムは技術的に作るのが難しいか、作ることができてもとても高価なものになるでしょう。 ご自身の測定結果のCVを考えてみてください。 幾つになったか知りませんが、2-5%くらいじゃないですか? 吸光度の測定ってどうやるのかも知りませんが、それ測定者の神業で1%とかそれ以下にできるような測定なのですか?測定器を変えれば1%になるとして、その測定器ってとても特別なものになりませんか? 特注の測定器や神業をもつ測定者でないと達成できないCVを要求しても始まりません。もちろん必要な理由が別にあれば別ですが、そうでなければ5%くらいがリーズナブルだろうということになっているのだと思っています。 > 5%とは、どのように求められた値なのでしょうか? ですから、5%ならよい測定だと言われているだけで、別に他に根拠がある数字ではないです。 前の回答にも書いたつもりですが5%というのは、他から与えられた数字です。 例えば学校の先生が生徒にテストを課した時に「70点が合格ラインで、それ以下は追試を課す」と言った時、70点を他の根拠から求めてきたわけではありません。試験の難易度と生徒の出来、先生の期待、その他の要素を考え併せて先生が雰囲気で定めた合格ラインが70点です。 ネットで別の例を探してみましたが、「水質基準に関する省令の規定に基づき厚生労働大臣が定める方法」という書類では、ある種類の測定器に対して、CVが10%以下であることを求めています。別に5%でなくてもいいのです。測定値が平均値±10%でばらついても、それが十分意味のある測定値であるのなら、なにもより良い測定器を要求する理由がないです。 あるいは、私が今手元に持っているある部品の図面では、20±0.05mmなどというような寸法があります。0.05mmって20mmの0.25%ですから、CVが5%もあるような測定システムでは全然全役に立ちません。 前にも書きましたが、自分がその測定値を必要としている目的に対してどれくらいのCVが求められているかということで決めるものですし、学校の実習で先生が5%といったら、先生が単にそう決めただけです。
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- foomufoomu
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使用した測定器、光源、電源、などの変動率(誤差)が5%なのではありませんか。
単に一般にそう言われているからです。 実際問題としては、5%がいいか悪いかは状況によって違います。 例えば、ひき肉300グラム測ってもらうとするでしょう? その測定システム(つまり測定機器と測定方法の両方)による測定結果の変動係数が5%なら、測定値のばらつきについて標準偏差が15グラムってことです。10回その店でひき肉300グラムを買ったとき、7回くらいは真の重量が285グラムから315グラムの間に入っていると予想されるわけです。 ただ、±15グラムが納得できるかどうかは、微妙なところです。重さを測るくらいのことなら、もっといい精度で測ることができるでしょう。 でも、それで顧客が納得して買うならそれでいいわけで、それならCVが5%でいいわけです。顧客がそんなんじゃこまる、せめて1%に収めてくれというなら、5%はよくない基準となります。 5%そのものが基準としていいか悪いかではなく、自分がその測定値を必要としている目的に対して5%でいいか悪いかという話になります。 さてその吸光度を求める実験の場合、あなたの測定結果はCV何パーセントに収まりましたか?それ、1%とか0、5%とかにできそうですか? 先生は、学生が普通にやれば5%以下に収まるはずだと知っているのでしょう。だから5%と言ったのだと思います。 それに、どの分野のことだかは忘れましたが、CV5%というのは測定精度の目安としてよく使われるという話を読んだことがあります。もっと高精度だと1%を採用するとのことでした。
補足
5%が測定精度の目安となる理由はなんでしょうか? 5%とは、どのように求められた値なのでしょうか?
お礼
回答ありがとうございます! 参考にさせていただきます
補足
それはどうしたら分かるのですか?