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記憶について質問です!
記憶するものを、何かと関連付けて覚えたり、結びつけたりすると覚えやすいのはなぜですか?
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- ddtddtddt
- ベストアンサー率56% (179/319)
覚えやすくなる理由は、#2さんの仰る通りだと思います。で、記憶のネットワーク化が、「勘」や「コツ」の正体だという意見もあります。それが住み込み修行(内弟子制度)だと。 昔は日本と似たようなものだったかも知れませんが、西欧式の技術習得方法には、どちらかと言うと一定のマニュアルがあり、マニュアルに沿って合目的的で論理的な訓練を行い(その他には目もくれず)、最小の作業量と最短の時間で目標到達をはかります。だから合理的とも言われます。 ところが住み込み修行では、お師匠さんは何も教えてくれません。それどころか芸とは無関係な身の回りの世話をやらされたり、掃除をさせられたりと・・・、極めて非効率です。しかしそうやって親方と時間と生活を共有する事で、周辺記憶のネットワーク化がはかられて、ある日「悟り」、芸や技術を盗めた状態になります。 なのでこの方法は人を選び、途中の段階はあまりない事になります。全く駄目か、すごい達成度かです。平均的な目標達成度を方法の良しあしとすれば、この訓練方法はかなり危険という事になります(量産には向かない(^^;))。でも目的に沿った適切な周辺記憶のネットワーク化を育てるのは、ここでもやっぱり目標に対する目的意識です。 その意味で、四六時中寝ても覚めても同じ事を考え続けるのは、ネットワーク化の集積を促すという理由で、ありな方法だと思います(^^)。
- SPROCKETER
- ベストアンサー率26% (2125/7984)
人間の脳は連想記憶という方法で視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚の五感を記憶しているので、相互に関連付けて覚えると覚えやすくなりますし、どれか一つを思い出すだけで全ての記憶を連想することも出来るわけです。 この連想記憶は神経ネットワークが持つ特徴で、関連性がある事象があると、それを相互に結び付けて記憶を思い出すことが出来ます。 場所や日付が思い出せなくても、晴れの日で、近くに池があり、暖かくて、周囲に学生が大勢いて、時間を待っていたという記憶を、突然、思い出したりするのは、五感のどれかに、その記憶を刺激するものがあって、それが連想記憶を呼び覚ましたことになるわけです。 こういう記憶の断片が膨大な数に上るのが脳の記憶構造で、それが相互に連関する形で記憶され、連想記憶で読み出せるわけで、連想する時には映像、気温、触感、臭いなどまで思い出せるのは、その為です。 コンピュータでも同じような連想記憶をおこなうのは可能ですが、処理速度が遅くなるので使われていません。連想記憶は超並列処理が可能な量子コンピュータが有力視されていますが、人間の脳は超並列処理マシンであり、一度に大量の情報を同時処理出来るので、こういう芸当が出来るわけで、コンピュータで同じことをやらせると、恐ろしく時間がかかる計算になります。
- hue2011
- ベストアンサー率38% (2801/7250)
それをニューラルネットワークと呼ぶんですね。 相互にひもをかけておくから、ひもをひっぱっただけで、あっちのほうにあるものに刺激が伝わるわけです。